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瞳の色が違えば見ているものが変わる
本を読みながら、本に関するお気に入りのツイートで、大学の講義で印象的だったエピソードを思い出す。
同じ本を二人の人間が読むとすると、そこで読まれるものは、決して同じではないと思います。それぞれが、本のなかに自分をつれこむからです。自分の連想、自分の思考、自分の経験、自分の感受性、それらすべてを投入して読む。だから本はいつも、ある意味では読者を映す鏡です。 『エンデと語る』
— ミヒャエル・エンデ (@Michael_Ende_jp) April 25, 2016
「同じ風景を見ていても、瞳の色が変われば互いに見ているもの/見えているものが変わる」といったかんじの内容で、すごく広がりを持った言葉だなと思ったのをよく覚えています。
”瞳の色”は、その人が育った環境、経験、価値観、視野、その他もろもろに置き換えられるし、それらに裏付けられたその人自身でもある。そもそも他人と出発点が違うのだから尊重する気持ちを大事にしないとねっていう、普段忘れがちな、とても大切なことに気づかされる。