来年のこと
先日麻雀との出会いについて綴りました。
段位戦を打ちながら牌譜を見直す日々を繰り返し、今年の夏に初めて雀聖になり、新しいスタートラインに立てた気がして嬉しかったですが、同時に以前はなかった感情も出てきました。
それは負けたことに対する落ち込みです。
雀傑〜豪1ループ時代もけしてなかったわけではないです。ただそれよりも次はこういうミスを減らそう、と加点方式で受け止めていたので、落ち込む暇があったら牌譜を見返して予約ボタンを押していました笑
でも今はつらくて泣いてしまうことも増えました。
伸び悩む時期に入ってしまったのかな、と。
知識や打数もそれなりに増えて、次はそれらを使えるように整理整頓するタイミングなのかなとも思っています。
数ヶ月前は一度スッパリ辞めて距離を置くことも考えていました。
でも麻雀が嫌いになったわけではないんですよね。むしろ好きだからこそ負け込むことがつらい。麻雀がもっと上手くなりたいから打ち込んできた段位戦の目的がいつの間にか勝つことに変わってしまったからかな、とも。
今のやり方でいきづまっているのなら、少し付き合い方を変えてみようと考え直し、座学を中心に打つペースを落として、知識や体験を整理する期間を設けてみることにしました。
今参加しているリーグが落ち着いたタイミングをめどに切り替える予定です。
ジャイアンツの木村コーチの新人研修の言葉を思い出したら、自然とそんな気持ちになりました。
とても良い一文なので、一部シェアしますね。
"自分は「こういう選手になろう」と思ってここまで来た選手じゃない。こうやるしか思いつかなかった。それが「ユーティリティープレーヤー」、「何でも屋」で、それでもこの世界で食っていける。「レギュラーになる、エースになる」だけではない。巨人の藤田宗一投手は、中継ぎ登板だけで自分と同じ歳までやっている。それで飯が食える、それがプロ野球。
「俺が一番うまい」と思って入団して、一番得意だった事がうまくいかない。それもプロ野球。その時にあきらめるのではなく、自分の話を思い出してほしい。投げ出す前に、自分自身を知って可能性を探るのも必要ではないか。"
ネット麻雀を続けていると、心が折れて遠ざかってしまう人がたくさんいます。もちろんそれも選択肢のひとつ。でももしも同じ気持ちの人がいて、この話を読んで立ち止まってみるきっかけになってくれたら嬉しいですね。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
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