マンドーさんへ会いにアメリカまで行ってきた話
マンドーさんへ会いにカリフォルニアディズニーまで行ってきました。2泊5日です。
往復10万を余裕で切る安い航空券をたまたま見つけてしまったがゆえのあまりにも弾丸ツアー&ノリで行くことを決めてしまったため、出発直前に会う機会のあったフォロワー数名とお土産ヒアリングをした友人ぐらいにしか渡米することを伝えておらず、TLを見て「え?今アメリカいるの?は???」といったリアクションを多数頂いたのですが、マンドーさんに会えたとなるや我が事のように喜んでくださる方ばかりで嬉しかったです。ありがとうございます。一緒に来てくれた成田さんもありがとうございます。
ついでに色々遊んできたこともあり、せっかくなので少しばかり思い出などを記しておこうと思いました。というより次回のために書き残しておかないと誰あろう自分が忘れる。
GE WestとGE East
アメリカのディズニーパークはフロリダ州オーランドとカリフォルニア州アナハイムにそれぞれ存在しますが、どちらにもギャラクシーズ・エッジ(Galaxy's Edge)という名のスター・ウォーズのテーマエリアがあります。オーランドはディズニー・ハリウッド・スタジオに、アナハイムはディズニーランドに。アメリカのオタクたちはGE West / East(もしくは、バトゥーという架空の惑星を舞台にしたエリアなのでBatuu West / East)と呼び分けているそう。
わたしはアナハイム自体は2回目の訪問ながら前回当時はまだGEが完成していなかった頃で、今回のアナハイム行きで東西どちらのGEにも行ったことになりますが、アトラクションやショップ、レストランといった施設には現時点でまったく差異がなく、どちらでも同じように楽しめます。ただしそれぞれひとつだけ独自の特色があり、オーランドには宿泊設備付きの体験型施設Galactic Starcruiserが数年前に完成し、一方アナハイムにはマンドーさんたちがいます。前者は完全なる没入型アトラクションという名のホテルなので、宿泊者向けにライトセーバーの訓練があったりするし、食事もSW世界の美味しそうなんだかそうじゃないんだか分からないヤバめな見た目のやつだし、寝床もベッドなどではなく宇宙船のバンクみたいなデザイン。ちゃんと「スター・ウォーズの登場人物みたいな服装で来てね」とドレスコードまであって、Tシャツ短パンなどで行こうものなら現地で服買わされるんじゃないかという気がする。
アナハイムにはこのホテルがない代わりに(なのかは分からないけど)マンドー、ボバ、フェネックがいます。2023年2月時点ではオーランドに行っても彼らには会えません。そもそもGEはシークエルの時代設定なのでマンドーさんたちがうろついているのは根本的におかしいと言えばおかしいのだけど、つまりはマンダロリアンがそれだけヒットしたコンテンツであることの証左なのだと思います。
(※3/4追記:3月からオーランドでもマンドーさんに会えるようになったみたいです!やったね!)
ギャラクシーズ・エッジで遊んだり見たり食べたりしたこと
GEにはアメリカに到着したその足で向かいました。滞在中の気象予報があまり良くなくて、初日が一番まともそうな天候だったためです。訪問自体が2回目だったので思えばあまりごはんやら風景やらの写真を撮っていなかったなと反省したのですが、ひとまず雰囲気程度に。
会えたキャラクターたち
①マンドーさんとべビヨさん
坂をひとり登っていくマンドーさんに行き交うゲストたちが「ハイ、マンドー!」と気軽に声をかけているのがとても良かった。GEにおける我々はバトゥーを訪れた観光客(という設定)なので、マンドーさんも「ハロー、トラベラー」と返事をしてくれる。その横でべビヨはずっとご機嫌にキュウキュウ鳴いている。自分がかわいいことを分かっている…!と思ったし、実際「グローグーかわいいね」と言ったらマンドーさんに「He knows」と返されたのでやはり分かっているし、動いているのを目の前にすると何度でも「かわいい」しか言えなくなる。困った。
開けた場所に着くなりあっという間にわらわらとゲストが集まってきたのにもびっくりしたけど、舞浜の「名前呼んでアピールしないとこちらを向いてくれないキャラグリ」に慣れ切った身としては、ひとりひとり順番に手招きして挨拶してくれる手厚さにも驚いた。優しいかよ。
呼ばれて前に出たらべビヨがまたキュイキュイ鳴くのでこの日再びの「かわいい」を言ってしまったんだが、それに対してマンドーさんも「この子も今の瞬間を共有できて喜んでる」的なことを言ってきたため、さすがのわたしも(あまりにも親バカすぎるな…?)と思い一旦冷静になる。ともあれ冷静になったので、べビヨ自慢したいところ申し訳ないがの気持ちを抱きつつ「自撮りしよ」と取り敢えず声をかけると「はいはい」ぐらいのローテンションで応じてくれたのがいかにもそれっぽくって良かったです。
まずはマンドーさんがお話を振ってくれて、そこから会話が広がっていく、というスタイルのグリーティング(これはボバやカイロレン、トルーパーたちもそう)。べビヨアイテムを身につけているゲストにはお腰のグローグーさんに挨拶するよう促すし、ライトセーバーを持っている子どものことは「ジェダイの修行か?素晴らしい」と我が子に重ねて励ましてくれるし、べビヨを褒めるとべビヨが元気に鳴く。このグリーティングはべビヨ中心に回っている。
真面目にグローグーって呼んじゃったけど、今となっては「ベビーヨーダ」と言って「この子の名前はグローグーだ」のお叱りを受ける方がおいしかったかもしれない。
②フェネックさん
GEを訪れた当日、まず初めに会えたのがフェネックさんでした。去年のDハロで仮装するぐらいにはフェネックのことが大好きなのでめちゃくちゃテンション上がったし、クールだけど塩対応ではないこの絶妙な塩梅が堪らん。結婚してほしい。
礼儀正しい子は好きだよとドラマでも仰っていたので、パトロール中お引き止めしてすみませんでしたありがとうと丁寧にお礼を伝えたところ「礼儀正しいじゃない。悪くないね」と言って去り際にとびきりの笑顔を残していってくれた。結婚してほしい………
彼女のことをじっと見つめているSWオタク男性客のところへ足取り軽やかに近付いて肩をこづいたりしている場面を何度か見ました。頬をペチペチしているところも見ました。出会う人間全員を落としていくのはやめた方がいいです。
③ボバさん
会話したすべての民と握手を交わして颯爽と立ち去るボバさん、大名としての風格がすごい。聞く限りモス・アイズリーの話をたくさんしていたので、バトゥーにいる間も自分の街を大事にしているのかと思うと果物ダンボール1箱ぐらいは捧げたくなってしまう。足が速くて大抵のゲストたちはあわあわしながら後を追いかけていたんだけど、付き従うフェネックさんだけは一切の遅れを取らず素早く立ち回っていてさすがすぎました。
場合によってはマンドー、ボバ、フェネックの3人が一挙に揃い踏みすることもあるらしいんだけども、それはちょっとパニックになるんで(わたしが)バラバラにお見かけする形で命拾いしたなと思いました。
④レイちゃんとチューバッカ
レイちゃんとチューバッカは以前オーランドのGEでも会いました。そのときは、レイちゃんはXウィングのメンテナンス、チューバッカはレジスタンスのスパイになってくれそうなゲストをスカウトと各々活動していたところ、今回は両名揃ってミレニアム・ファルコンの前にいたのでハンに会いてぇな〜〜〜〜と思ってしまった。このまま一緒に銀河のあちこちを旅して幸せになってくれ。
ちなみに別タイミングでファルコンのメンテナンスに精を出すR2-D2さんのこともお見かけしました。仕事をがんばるドロイドは健康に効く。
⑤ファースト・オーダーご一行
カイロ・レンくんとストームトルーパーのみなさん。職務熱心なので、ちょっとでも怪しいそぶりの人間を見かけるとすぐに尋問をする。なぜこんなにも不審な振る舞いをしているのに気付かないのか、とゲストを前にしてキレるカイロ・レンくんに「すみません、サー」と謝るトルーパーAとその横で「はあ…まったく…」とげんなりしているトルーパーBがいたり、ライトセーバーを持っている子どもに「お前はなんてものを持っているんだ、さてはレジスタンスのスパイなのか」と怒ってみたものの赤い光を放つセーバーだったことが分かった途端「いいじゃないか」と手のひらクルーするレンくんがいたり、どうしてこんなにもオモシロ枠なんだろうか。一番愉快なひとたちだと思う。見ていて飽きない。
番外編 ダース・ベイダーさん
GEではなくトゥモローランドの方に、ベイダー卿のグリーティング施設があります。終日やっているわけではないので、ご興味ある方は当日のタイムスケジュールに要注意です。
反乱軍の情報を持ってないかと聞かれたので持ってないですと正直かつ真摯に答えたら「誰か庇ってるな」と怒られた。そういうとこだよアナキン!
ごはんとグッズ
●ギャラクシーズ飯
ここGEで絶対的にお勧めなのはオーガズ・カンティーナというバー。銀河の最果てにある酒場、エリア内で大人気かつ唯一の予約制レストランもといバーですが、2ヶ月前の同日という予約開始タイミングを完全に逃したので戦争に戦わずして負け、結局は当日朝にぶらり入店しました(朝早くや夜遅めなど、時間帯によっては予約なしでも入れてもらえる場合があるので、まずはお店へ出向いてみるのが吉)。店内は映画本編でも聴き覚えのある曲のクラブアレンジがかかっていて大変アッパーな雰囲気です。
カンティーナ以外にも、軽食を扱うお店がいくつかエリア内にはあります。どのメニューにも惑星や街、種族の名前が付いていて選ぶのが楽しい。
で、忘れてはいけないのがブルーミルク。ルークがEP8で飲んでたグリーンミルクとあわせて売っています。味は賛否両論のようなんだけどわたしはどちらもいけるので、これはスカイウォーカー家に嫁入りできる可能性が高い。いや別にしたいわけではないんだけども。
●ギャラクシーズ物品
GE内にはいくつかお土産物屋さんがあります。時々値段のやばい代物があって、たとえばファースト・オーダーの物販コーナーにはトルーパーのアーマー一式が置いてあるし、パルパティーンのオフィスにあったレリーフがそっくりそのまま売られていたりもするし、もはやグッズの域を超えているのではと思うものも多数ありますが、もちろん手頃なアイテムもたくさん。
わたしはこのお店でダークセーバーを買う気満々だったのですが、気付けばなぜかこちらのアイスクリームメーカー…じゃなかった、カムトノを買っていました。
マンダロアの通貨(今も使えるのかは知らない)、帝国時代のクレジット(他にも何種類かある)、カラマリフラン、新共和国クレジット。全部カムトノの中に詰めたかったところですが結構いいお値段だったのでマンドーさんに倣い泣く泣くカラマリフランを選びました。まあ本当は全部買い揃えたところでダークセーバーの金額よりは安かったんだけど、謎の自制心が働いてしまった。
これでたくさん遊べる!とはしゃぐわたしに「ベスカー詰めてべビヨと交換しよ?」「これにクリスタル入れてコブ・ヴァンスよろしく砂丘うろつきましょう」「爆発物入れてサンクチュアリ破壊しちゃう??」「いやここはやはりオレンジのつなぎを着てマラソンに参加すべき」などと各種コメントが寄せられる中、成田さんの「(マンダロリアンS1で出てくるクライアントさんが首からさげていた)帝国軍のメダル買ったから取引併せしたい」が優勝でした。なんだよ取引併せって。面白すぎでしょ。
さて、スター・ウォーズといえばドロイドたちも立派な登場キャラクター。自分でオリジナルのドロイド(R2やR5に代表されるRシリーズ、BB-8などのBBシリーズ、チョッパーのようなCシリーズのいずれか)を作ることができるワークショップもあります。
遊べるところ
GEには2種のライドがあります。ひとつはライズ・オブ・レジスタンスといい、レイから託されたレジスタンスの任務を果たしにとある惑星へ赴こうとするものの、なんと途中でファースト・オーダーのスターデストロイヤーに捕まってしまい、そこからなんとか脱出を試みようというもの。
わたしはシークエルだとポーが好きなので、この護衛してもらえる喜びからの見捨てられる(共倒れしたくはないから仕方ないんだけど)悲しみとクライマックスでの再会が最高なんだよな…と思いながら毎回乗っています。
ライズ・オブ・レジスタンスでは、他にもハックスさんとレンくんのどつき合いが見られたり、レンくんにつけ回されたり、楽しい体験がたくさんできるのでめちゃくちゃお勧め。ていうか乗りもの自体がとんでもなくすごいから絶対に行った方がいい。
アナハイムでもおそらく一番人気のアトラクションで、待ち時間もアメリカのパークにしては珍しく1時間を超えることもしばしばですが、そんなに待てないよ!という方はライトニング・レーンという有料FPのようなサービスに3000円ほど課金するとほぼ待ち時間なしで乗ることができます(価格は曜日や混雑具合によって変動)。1アトラクションに3000円ってそこそこの金額だけど、出しても損した気分には一切ならないのがすごい。
もうひとつのライドは、みんな知ってるあの船を操縦しちゃおう!なミレニアム・ファルコン・スマグラーズ・ラン。レジスタンスのお仕事をアウトソースされたホンドーさんから(この時点で本当に大丈夫か…?という気持ちにはなる)ミッションを引き受け、チューバッカからファルコンをお借りし、たくさん積み荷をゲットして目的地へお届けすることに。
コックピットは6人乗りで、パイロット・ガンナー・エンジニアの役に2名ずつ割り振られます。矢継ぎ早に飛ぶホンドーからの指示に従って船を直したり、レーザーを撃ったり、操縦したりするのでとても慌ただしい。最後にしっかり得点も出るのでサボってもいられません。ただ、指示といっても"Right Pilot! Push the flashing button to take off!"という具合で複雑な英語ではないので、自分が左舷と右舷のどちらにいるかさえ分かっていればあまり苦労はしないはず。操作すべきボタンやレバーも点滅で場所を教えてくれるので、ちゃんと注意を払っていれば問題なく楽しめます。
わたしたちは今回エンジニアをやりましたが、同じ組だったガンナーの子どもがパイロットの大人たちに「僕たちハイスコア狙ってるんでしっかりやってよね、墜落させたら承知しないから」と喧嘩売ってたのには笑いました。
実はこのライド、隠しコマンドを打つとチューイーモードが発動して、ホンドーではなくチューバッカがウーキーの言葉でずっと指示出しをしてくれるという地獄のようなシークレットがあるらしい。
夜になるとファルコン前にライトセーバーを持ったオタクたちがわらわらと集まってきて写真を撮り始めるルーティンが成立していたのが微笑ましくて良かったです。GEではレプリカのライトセーバーとは別に、自分でパーツやカイバークリスタルの色を選んでオリジナルのライトセーバーを作れるワークショップがあり、今回しっかり体験していた成田さんのライトセーバーをお借りしてわたしも郷に入っては郷に従えをさせてもらいました。
昼でも夜でも、景色を眺めながら歩いているだけで楽しめるギャラクシーズ・エッジ。
他に遊んだり見たり食べたりしたこと
今回はホテルで2泊+機内泊、日程としては現地で3日間フルで遊ぶ形でした。
目的を絞っていれば、アナハイムであればこれぐらいでも十分楽しめると思います。
参考までに大体のスケジュール感を以下に。GE以外で見たり食べたりしたものも備忘録として残しておきます。
●1日目:日本時間のお昼頃のフライトで出発
道中、通路挟んで斜め後ろの日本人女性客をしれっと口説くアメリカ人男性CAがつよつよすぎて飽きなかったです(ご本人困ってたらお節介した方がいいかとも一瞬思ったけど、英語できる方だったし聞いてる限りでは首突っ込まなくても良さそうだった)。食事や飲みもののサービスでカートを止めるたびにひとしきり話しかけ、手が空くと特製カクテルを2人分作って持ってきて乾杯し始めたり、着陸後にプレゼントだよと言ってお酒あげたり、電話番号書いたメモを渡したりしていた。渡した後に同僚のCAと「電話番号渡したの?」「うん!」みたいな会話を大声でしていて、いや全部ご本人含め聞こえてるんだが!?と思いました。
●1日目:同日 朝5時半頃 ロサンゼルス空港到着
※以下すべてアメリカ時間
6時にならないと税関や入国審査の職員が出勤してこないためしばらく機内で待たされることに。太平洋の追い風がどれだけ張り切ってくれても、機長さんがどれだけスムーズに地上でタキシングしても、6時の壁は越えられない。
●1日目:朝7時頃 空港を出る
入国審査やら何やらすべて終えてスーツケースを引き取り空港の外へ。根掘り葉掘り聞きまくる上に思い込み激しい系審査官に当たってしまって朝からバトルを繰り広げるわたしと、もうとっくにわたしも入国審査を通過したと思い空港内をさまよう成田さんとの間で行き違いが発生しかけたものの無事に合流できたので良かったです。
コロナ禍前はアナハイムへのバスが出ていたけれど今はもうなくなってしまい、現地までの交通手段は原則タクシー。UberやLyft等の配車サービス含めタクシー系の乗り場は空港から少し離れたところへまとめて設けられているので無料シャトルバスでそちらに向かいました。バス運転手のおばちゃん、90年代のラッパーみたいにブリンブリンのアクセ大量につけててパンチあったけど優しかった。バスに乗る客みんなに「今配車頼むと早すぎるからまだよ!ここだってときにおばちゃん教えてあげるからそれまで我慢して!」て声かけて、本当にジャストなタイミングで「今!頼みなさい!」って叫んでたのがすごく良かった。
●1日目:朝8時頃 アナハイムに着く
オーダーした車で送ってもらってアナハイム到着。運転手のお兄さん、ベーシストが本業で、かつてパーク内でショーやアトモスフィアの演奏をしていたらしく色々楽しい話を聞かせてくれた。日本にもミュージシャンのお友達がたくさんいるそうで「君はヒトミにとてもよく似ているよ。ヒトミは僕の友人でキーボーディストなんだけどね」と言われた。ヒトミ、誰。
●1日目:朝8時半頃 ダウンタウン・ディズニーへ
ホテルへ荷物を預けていざパークへ。ちなみに今回はオフィシャルホテルのうちのひとつに宿泊したのですが、数日前からインターネットでオンラインチェックインをすることができ、当日も部屋の準備が整い次第公式アプリ上でお知らせが来るので逐一フロントへ寄ったりせずに済みます。チェックアウトもオンラインで、当日部屋を出る予定の時刻をあらかじめ指定しておけばそれで終了、やっぱりフロントへ寄る必要はなし。もし滞在中に部屋付にしたお会計などがあれば、チェックイン時にデポジットとして登録しておいたクレジットカードへ勝手に課金される仕組み。便利。
ダウンタウン・ディズニーは、日本で言うところのイクスピアリみたいなものです。全部見るのに1時間は余裕でかかるバカデカディズニーショップ(ただし取扱品はすべてパーク内のもの)、たくさんの飲食店、レゴやセフォラといった向こうのモールでよく見かけるお店などなど。この通りを抜けると大きい広場に出て、右手にディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー、左手にディズニーランド、ゲートが向かい合って設けられています。
元々チケット購入時に、その日まず最初に入園するパークをどちらにするか事前予約しておく必要があるのですが、希望者は特定の時間以降は両パークを自由に行き来できるようになるパークホッパーというオプションを追加することができます。わたしたちが行った時期は11時から往来可能でした。ゲートが真向かいに位置している分、徒歩30秒ぐらいで行ったり来たりできるのでとても楽。ランドとシーもなんかこういう特設通路みたいなの作ってくれないかな〜。無理か〜。
初日は移動の疲れもあるだろうからお店でものんびり覗いて、あとはホテルでぐだぐだしてご飯でも食べようという計画だったのですが、出発が近づくにつれてこの3日間の天気予報がどんどん下り坂になっていき、結局雨マークのない日が初日しかなさそうだったので、この日はもうそのまま終日パークで遊ぶ予定に急遽変更しました。せめて1日ぐらいは雨の心配なしに遊びたいぞ、ということで上述のとおり、初日の日中はGEをひたすら満喫しました。おかげでマンドーさんたちにも会えましたし。
●1日目:夜 ワールド・オブ・カラーを見る
アナハイムでもナイトタイムショーがあります。日本とは違い、曜日によってやっていたりいなかったりします。
わたしたちが行ったときはファンタズミックとワールド・オブ・カラーの二択。後者は噴水を使ったプロジェクションマッピング、前者は言わずと知れた、しばらく前まで舞浜でもやっていたショーです。火と水の精だもんな〜、ズミ好きだったしRRRのことでも考えながら見ようかな〜、なんて思っていたところ「ウォルト・ディズニー・カンパニー創立100周年を記念してワールド・オブ・カラーをリニューアルします」というお知らせが出まして、それとともにグローグーさんの画像が添付されており、まあ、結論はお察しください。
一応、公式アプリ上で順番待ち予約を取るVirtual Queueという仮想キューラインシステムが導入されてはいるのだけども、いい場所で見たければ結局それなりに並んだり場所取りしたりせねばならないのが面倒だったので、デザートパーティーというものに申し込みをしました。ショー鑑賞のおともにデザートやチーズに果物の詰め合わせプレートとドリンクつき、好条件のテーブルと椅子確約、締めて85ドルほど(他にもディナーコース付きのもあります)。
何時何分までに集合場所へ来るようにと指示がありますが、それより前に顔を出しても受付をしてくれます。先着順で席の位置が決まるため、ギリギリよりは時間に余裕を持っておくと良い感じです。GEでひと通り遊び倒してからそこそこ早めに出向いたので、鑑賞エリア最前列の限りなく中央寄りないい席を用意してもらえました。
リニューアルされたワールド・オブ・カラー 〜ONE〜 で取り上げられていたのは、最近のディズニー・ピクサー作品が中心。往年の名作系はほぼ皆無だったんで潔すぎてびっくりしちゃった。ムーランとライオンキングぐらいかな?
マーベルとスター・ウォーズのパートもとても良かった。サムの"On your left"が聞こえてきてからの、噴水の後ろにある観覧車まで生かして次々にポータルが開いていく流れがパーフェクトすぎてしんどかったです。
ちなみにちょうど現地に行っている間、夏からロジャース・ザ・ミュージカルを本当にやっちゃうよ〜!なニュースが流れてきて白目剥きかけた。せめて半年ぐらいやってくれないか。絶対に見たいんだが…
●2日目:午後からダウンタウン・ディズニーへ
お昼までめっちゃ寝て、なかなかの雨風の中お買いものをしに外出。
中ではあまり見かけないマンダロリアンもといべビヨグッズもたくさんある(正確には、世界観をキープするためにGEでは取り扱いがなくて、スター・ツアーズなどのあるトゥモローランドのショップには置いてある)(そう、スター・ツアーズはGEにはない)。
コイン、まとめて支払うとちょっぴり割安になって15ドルで4枚買える計算。この4枚、1種1枚ずつということではなくて、同じものを4枚買ってもOK。アソーカさんには本ッッッッ当に申し訳なかったのですが前日に本人と出会えたことでテンションの上がっていたわたしはマンドーさん2枚とべビヨとミソソーを選んだ。あとで1枚分追加してアソーカ買えば良かったんだけどすっかり忘れて帰ってきちゃった…。
スーベニアメダルもいいけど、コイン、いいよね。指紋つかないし。熱くないし。
他にも100周年記念コインがパーク内のそこかしこにたくさんありました。わたしはミッキーとウォルトさんのやつを買った。
勿論、とりわけGEのグッズに関してはパーク内でないと買えないものもたくさんあるので、あとで外のお店で買い足せばいいや〜とは思わず基本的には中でちゃんと購入しておいた方が良きです。
なおスター・ツアーズにも一度乗りましたが、出口がスター・ウォーズ関連グッズショップに直結していて、最初に出迎えてきたのがべビヨとマンドーさんの柄のアパレルを着たトルソーだったため「いやスタツア関係ないじゃん!?」と大きな声が出ました。
話を戻します。
バカデカディズニーショップことワールド・オブ・ディズニーは店内の写真を撮り損ねたのでその意味分からんほどの広さをお伝えできず無念なのですが、いいなあと思ったグッズの画像ならいくつかあります。
スイーツショップもありまして、色と見た目がなかなかなラインナップにアメリカを感じずにはいられません。
食べるのに30分かかりました。
●2日目:グーフィーズ・キッチン
いつメンの中だとグーフィー(+マックス親子)が好きなわたし。今はなきトレグに想いを馳せながらしんみりした気持ちでお店へ向かうと、グーフィーシェフが明るく出迎えてくれる。
この動画を見た友人曰く「アメリカのグーフィー、陽気度が高い」。むしろこちらが本場なのだが。
テーブルにはミニーちゃん、チップとデール、プルートがご挨拶しに来てくれます。3周ぐらいしてたと思う。ここはアメリカなので全員あまりにもノリがいいし、距離が近い。陽キャとしか言いようがない。楽しい。一度すでにがっつり絡んだテーブルは軽めに通過かと思いきや、しっかりとこちらの手を取り口元へ持っていく。あ〜これがあの音チュってやつか、自分でダイレクトに受けるのは初めてだな〜、と最初は思ったけど通っていくみんなが軒並みやってくれるので退店する頃にはレア度も何もなかった。人間とは慣れる生きものです。
シェフ・ミッキーでもミッキーさんにありがとうとごちそうさまを捧げる歌コーナーが存在するけど、ここでも時々パフォーマンスタイムが。ちょうどビュッフェコーナーへ食事を取りに行こうとしたタイミングで35周年の曲が爆音で流れてきて、真横に集合したキャラクターたちが踊り出したときは「無理無理無理」ってずっと早口で言ってた。楽曲の輸入も逆輸入もよくある話だけど、今この瞬間にここで聴くとは思わないじゃないか。
花粉症と前日までの喋りすぎと機内およびホテルの乾燥っぷりのトリプルコンボで喉ガッサガサになって小さい声しか出せなかったわたしのことをずっとさすってくれていたプルートが世界一優しかった。好きだ。
時にシェフミは殺伐としがちであるところ、アメリカのキャラダイはキャラクターもお客さんもキャストもおおらかでのんびりとしていてとても満喫できた。そう、ここはあくまでレストラン、食事をしながらキャラクターとの交流を楽しむ場であって、キャラクターのワンショやバズる動画を撮ったりサインをもらったりで必死になる場所では本来ないんだよな。まあ舞浜は制限時間が短くて色々やろうとするとあっという間に終わってしまうから慌ただしいっていうのも確かにあるんだけど。
●3日目:朝7時半頃 アベンジャーズ・キャンパスへ
最終日はアベンジャーズ・キャンパスのあるカリフォルニア・アドベンチャーへ。オフィシャルホテル宿泊者にはアーリーエントリーの特典が付くので、ホテルのカードキーを関所手形代わりに8時の開園を待つ一般ゲストを追い越して園内奥まで入れます(ただ、8時オープンのショップやアトラクションもあるので、使いどころは慎重に)。
この日も終日雨予報だったのでアベンジャーズのみなさんは屋内で訓練かな…などと思っていたところ、午後になって30分ほど曇り空に落ち着いた間に怒涛の勢いでキャラクターたちが現れたのでビビり倒した。どっち向いても誰かがいるからどこに行けばいいのか分からない状態。忙しい。
シャンチー、気さくすぎて30年前から友達やってたっけ?あれ実はわたしケイティだった?と思う始末。「アベンジャーズ・キャンパスに来たのは初めて?」と聞かれたのでそうだと答えるとあれこれ案内してくれる。特にサンクタムの説明が手厚かったので、深読みオタクのわたしは(ふ〜ん、テンリングスとやっぱり関わりがあったりしますかねぇ)などと勝手に妄想しながらエア顎さすりで話を聞くなどした。
サムはめちゃくちゃ優しかった。子どもの話は膝をついて聞いてあげるところもポイント高い。一緒に写真撮ってもいい?とお願いしたら「もちろん!光栄だよ」と快活な笑顔で返してくれて、長年バッキーのオタクをやってきている身としてはあまりにも眩しくて気が遠くなった。多分バッキーも何度か同じこと思ったはず。
キャプテン任務、大変でしょうけれど応援しています。あと子どもにサイン書いてあげてるのがチラッと見えたんですがCaptain Americaの頭文字のところに羽生やしてませんでした?昔スティーブにサインもらったときはなかったと記憶しているのでもしかしてそれはファルコンの概念ですか?と、尊〜〜!!
シュリちゃんは若い子たちからたくさん声をかけられていて本人の応対もテンション高めのニコニコワクワクな印象、所作は美しいけど中身ギャルだなって感じがして良かった。映画がなかなか厳しかっただけに、この日見たマスクの下がずっと笑顔だったのが忘れられない。お兄ちゃんもキャンパスには存在するので、両名が話してるところも見られたりするんだろうか。見たら泣いちゃうぞ。ちなみに数週間前まではエムバクもいたと聞いて悔しさのあまり本気で歯噛みしてる。
キャプマさま。子どもにはやりたいポーズを聞いたり逆に提案してあげたりしているのにご本人は拳を合わせるだけのシンプルな佇まい。しかしかっこいい。なぜ。
マーベルズ公開されたら是非ともトリオで揃い踏みしてほしいし、もっと言えばフューリーと一緒に出てきてほしい。夢が広がるアベンジャーズ・キャンパス……
ストレンジ先生。話しかけるときに「ドクター!」て呼んだらす〜〜〜っごくにっこりしてくれた。本編のストレンジも交通事故で一度死んでるようなものだけど、この日お話ししたストレンジはそのあと3回ぐらい事故に遭って魂抜けたかマルチバースから来たのかってぐらいに柔和なご様子だった。あるいは外面がいいだけという解釈もある。顔がいい。
ストレンジが年長者として他のみんなの様子を気にしていたり(特に新米のシャンチーだったり新しく大役を任されたサムとは長い間喋ってた)、キャプテン・アメリカとして存在するのは今やスティーブでなくサムだったりとMCUにあわせてアップデートされていくアベンジャーズ・キャンパス、今はこの形でも数年後にはまた変わっているんだろうなあと思う。それはとっても素敵なことだけど、やっぱり一抹の寂しさもあるよと言いたくなってしまうな。
なお初日に、ワールド・オブ・カラーを鑑賞するために一瞬だけDCAへ移動したときもティチャラとカーンを見かけました。
流れるような片手ワカンダフォーエバー。気品がありすぎる。交流していた他のゲストもみんな笑顔で見ているこちらもハッピーな気持ちになりました。
しかしここ、まだ今のところはわたしにとって推しがいないからゆったりした気分で眺めていられる空間だけど、最推しがキャンパスに存在する方は大変なのでは。朝から晩まで離れられない…見られるまで帰れません状態……などと思っていたら、いやサンダーボルツあるじゃん、と言われてハッとした。どうしたら。
ちなみに、アベンジャーズ・キャンパスにはライドが2つ、レストランが1店舗あります。
そこかしこに残るトニー・スタークの気配に心を殺されながら乗るの、しんどい。
今はまだ(比較的)楽しい気持ちで乗れるけど、ロケットが仕切り役のアトラクションなので、GotG3が公開されたらやっぱり心が死ぬかもしれない。2本目の映画の時間軸だからネビュラはいないがマンティスはいる。
動画にある巨大プレッツェル、実際に売っています。食べられます。人間の顔より大きいバカみたいなサイズのプレッツェル、良い。わたしはランチセット的なものを食べたけれど、バンズとチキンのサイズがあってなさすぎて非常に良さがあった。併設のドリンクカウンターではビーカーに入ったお酒もあるよ。
というかそもそもアベンジャーズ・キャンパス、入口からしてこれだからしんどい。
キャンパス内のそこかしこにある説明を読む限り、元はハワード時代のスターク社の土地(研究施設)であったところを、若きヒーローたちのために開放したというBGSであるらしい。楽しみすぎて何の下調べもせずに行ったからスターク親子の因縁やら何やらに情緒をメッタ刺しにされて気が狂うかと思った。
そしてアベンジャーズといえばこれ、シャワルマも売っている。見ただけでしんどすぎて買おうという発想が出てこなかった。
ワゴンの下の方、雑誌の切り抜きやトレカの間に「ワカンダ、謎のベールを脱ぐ」「ソコヴィアの惨事」「地元ニューヨークに店を構える『シャワルマ・プレイス』、ソコヴィアのための基金に35000ドルを集める」といった新聞記事が挟まっており、いちいちしんどい。アベンジャーズのおかげで売れたお店が、その儲けをアベンジャーズがやらかしたソコヴィアのために使うの、ここだけでもうストーリーがある。
魔術師のみなさんのサンクタムもあります。ストレンジ先生が魔術を見せてくれたりもするらしいけど、あいにくのお天気だったのでこの日は叶わず。初日夜に通りかかったときは大きい鍋みたいな魔法道具が扉の向こうにあるのを見ました。
そしてもちろん、グッズもたくさん売っています。ミッションブレイクアウトの出口がそのままショップになっていて、GotGのみんなやその他MCUキャラクターのグッズがいっぱい。
アベンジャーズ・キャンパスではスパイディのかっこいいアクロバティックなショーやドーラ・ミラージュのデモンストレーションなども晴れていれば拝むことができるので、次に行くことがあれば見たいなあと思います。そのときはシャワルマもちゃんと食べようね。
●3日目:夜7時半頃 パークを出て空港へ
アベンジャーズ・キャンパスの他にもカーズランドに行ったりソアリンに乗ったりピクサーエリアにお邪魔したり汽車でパーク一周したりと色々しました。
天気が良かったらカーズランドのアトラクションも乗りたかったなー。
日付が変わる頃のフライトで日本に戻る予定だったので、そこそこの時間でホテルに預けていた荷物を引き取り空港へ向かいました。行きは30分ぐらいで着いたけど、帰りは(土曜だったのもあって)道が少しばかり混んでいて1時間弱ぐらいかかった記憶。
行きは9時間と少々、帰りは11時間ほどのフライトで無事日本に帰ってきました。
アメリカ東海岸にあるフロリダはあの広大なアメリカ大陸を横断しなければならないのでかなり遠く感じますが(実際移動するだけで1日余裕で潰れる)、西海岸のカリフォルニアは太平洋を渡るだけなので意外と身近。パーク自体もコンパクトなので短期間の日程でも楽しめます。いよいよマンダロリアンの新シーズンが始まるとあって、どうせ見たら見たでまたマンドーさんに会いたくなってしまってアナハイム行く〜!とごねる己が想像できるのがなんともというところですが、これぐらいの軽い気持ちでも満喫できるので、ご興味ある方はマンドーさんたちがいてくれる間に是非。とはいえ海外は海外、まだコロナのこともあるので、渡航の際は十分お気を付けて!