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就活生50人のES添削をやってみた

お疲れ様です。ふつかです。久しぶりにちょっと長い文章を書こうと思います。修論を提出して2週間ほど経ち、疲労が癒えてきました。うふふ。後は口頭試問をやり抜くだけ、、、緊張、、、。

去年の初夏ごろから、OB訪問アプリ(Matcher)を通じて26卒のES添削をちょこちょこやっていました。自分の出身大学に限らず、全国のさまざまな大学、専攻の方々をお手伝いしています。それがちょうど50人近くになったので、経験談みたいなな感じで、やってみて分かったことを書いてみます。

OB訪問アプリをOB側でやってみて分かったこと

  1. 結構やりがいがある

  2. 基本的に礼儀正しい学生が多い

  3. たまに迫力のある学生がいる

  4. 自社の説明会・選考への勧誘をする大人がいる

  5. 就活ビジネスに誘導する大人がいる

1.結構やりがいがある
完全ボランティアでやっていますが、人に感謝されるというのは気分のいいものです。添削には大した労力も消費しないので、頭の体操も兼ねて人助けができると考えたらwin-winかもしれないです。また、手応えのある文章を添削した後は、ビフォーアフターを見た時、自分って言語化の神・・・??と勘違いできて楽しいです。感謝もされて楽しさ二倍。

2.基本的に礼儀正しい学生が多い
やはり就活生だけあって、基本的な作法が身についている方が多いです。とてもしっかりしている方は、文章の質もかなり良い傾向にあります。文章に伸び代を感じる方もいますが、頑張れー!という純粋な気持ちで添削に応じることができています。

3.たまに迫力のある学生がいる
私から見ると俗にいう「意識高い系」で、学生起業してます!とか、そういった方がたまにいらっしゃいます。でも、そういった方に限って私のプロフィールを見ていない傾向にあります。私はES添削を専門としてやっていて、それをプロフィールに書いているのにも関わらず「就活or海外院進orビジネスで将来迷っています」というメッセージが来がちです。また、面談を希望されていて、それに応じた時に「自分は業界のおじさま方とすごいつながってる」的な謎のマウント?をされてワロタwと思ったこともあります。先を急ぎすぎて、大事なものを見落としているな〜と思っちゃった!

4.自社の説明会・選考への勧誘をする大人がいる
アプリで関わった学生や大学の後輩から聞いた話ですが、オンライン面談を組んでES添削や就活相談などそれとな〜く答えてから、自社の説明会・選考への勧誘をする大人がいるそうです。また、人材系の会社では、アプリを通じて就活エージェントにつなげていることもあるそうです。法律では禁止されてないと思うので、ダメー!とは言えないのですが、勧誘目的なら初めに学生にアナウンスしておいてあげると親切なのかなあと思っちゃいました。アプリの利用規約にも、勧誘等は禁止と書いてあるけどそのような大人ばっかりなので、なんだか複雑な気持ちです。

5.就活ビジネスに誘導する大人がいる
就活は無料できるぞ!!!!!!マジで金かける必要ないです。アプリのOB側は、直接関わることは一切なくともお互いの情報をなぜか確認できるのでたまに私も見ているのですが、「有料版はこちら」的な誘導をしている大人をたまに見かけます。そいでリンクを踏むと、3500円ぐらいでES添削、30000円ぐらいで就活フルサポート(ただしES添削はオプション)的なページに遷移するんです。AIで大学のレポートが書けるこの時代に?!?!わざわざ金を払う?!?!焦る時ほど周囲につけ込まれます。学生の皆さんは冷静に。

評判の良かったES添削方法

最初は、もらったESで気になった箇所を修正して返却していたのですが、改良に改良を重ね、さらに良いレビューをいただける添削方法を編み出しました。編み出すってほどでもないですが。

  1. 事前に要望を聞いておく(期限、文字数制限、文の雰囲気など)

  2. 送られてきたESをそのままGoogle Documentに貼り付ける

  3. 設問ごとに、ESの回答をそのままコピーして下に貼り付ける(全く同じ回答が2つある状態)

  4. 上の文章の頭に「原文とコメント」、下の文章の頭に「添削」と書く

  5. 上の文章を見ながら、下のESの回答を添削、変更していく

  6. 「原文とコメント」にコメント機能を使って、添削で変更した点、気になった点などを書く

  7. コメントを閲覧できるように権限を変更してURLを共有して返却する


以上、OB側からみたOB訪問アプリを使ってみて分かったことと、ちょっとしたtipでした。

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