湖畔の嵐
おかげさまで病み上がりでフル残業してしまうほど精神的に追い込んでいただけたので(どこにも響かないアイロニー)労働の後のワインも今日から平常運転です。
11月だというのに夏の夜のような蒸し暑くて心ざわめく夜には、チリのキリッと冷えたソーヴィニヨン・ブランを。微炭酸、ほのかに甘くて、でも溶けていく頃にほろ苦い柑橘の残像。
サニーデイサービスの「湖畔の嵐」を小さな音で流しながら。あの娘のことが気になりだすこんな嵐の晩さ、雷と出かけようぜ。
今の曽我部さんもめちゃめちゃ格好良いけれど、僕の中の曽我部恵一さんという人はどちらかというと、こんな感じ。ちょっとシニカルで表現したいことで頭の中が溢れそう(これは今もそんな感じか)、ひょろっとした青年。この時のサニーデイサービスのライブをまた観ることができたら、と叶わないことを思ってしまう。