the concept of waltz for debby
2023/10/21-22の珈琲日記
土曜日はエチオピアのゲイシャ、2回目の焙煎。もう少し中煎り寄りに…と少しコンロの火に近めで焙煎したので8分前に1ハゼがきてしまい、さらにやはり豆にバラつきがあるのか、数分後には1ハゼと2ハゼが同時進行してしまい、引き上げ時を見誤る。結果、なかなかのシティロースト、もしくはフルシティが完成。すぐに飲んでみるとかなりスモーキーさが強くて、ゲイシャの香りがよくわからない…失敗だろうか?1,2週間くらい寝かせてみようと思う。
日曜日、Amazonのセールで買ったカリタのウェーブドリッパーを開封、Post Coffeeのタンザニアなど何度もコーヒーを淹れる。想像していたよりは早くお湯が抜ける気がする。ウェーブ用のフィルターも形がかわいいし、ひだひだにコーヒーがにじんでいく様子が美しいなと思う(終わった後、捨てづらいけれど)
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土曜日。家族の用事で今日も早起き午前中は屋外で過ごしました。よく晴れて気持ちの良い気候でしたが、金曜までの疲労がまったく抜けておらず疲弊、昼寝してなんとか回復。夜はマンションの屋上からたまがわ花火大会を観ました。直前で雨が降ったり、気温もかなり低かったり心配なこともありましたが、無事に開催されてよかったです。知り合いの住人の方がまさかのクラブでDJをしていたとのことで、花火を見ながら色々教えてもらいました。実はこの後、新しいレコードプレイヤーを開封するんです、と秘密を打ち明けるように伝えました。
部屋に戻って、オーディオテクニカのレコードプレイヤーを開封しました。それほど高価なモデルではないですが、白くてデザインが美しいところ、Bluetoothに簡単に繋げられるところが気に入りました。もう何百回、何千回?と聴いたBill Evans trioの"waltz for debby"。レコードプレイヤーを新調したらこのアルバムを最初に聴くと決めていました。針を落とすと、いつも懐かしく聴こえるピアノとウッドベースの音色。音楽は風景を変える魔法だ、といつも思います。
寝る前に、映画館で観ようか散々迷った挙句、Amazonプライムビデオで「くるりのえいが」を鑑賞しました。力の抜けたドキュメンタリー。ひたすら、三人の学生みたいな雰囲気をうらやましく思いました。僕も大学生の時に色々な友人たちと色々なバンドをやっていたのに、みんな今頃何をしているのだろう、なんてことも少し思いました、ひとりだけ例外はいますが。地獄の繁忙期が抜けたら、彼と、それからその辺の人を連れてスタジオに入ろう、とりあえずteenage fanclubのカバーなんかやっちゃったりしよう、シンプルなメッセージを君に届けよう、そんな風なことを思いました。
日曜日。家族が高熱をだし、てんやわんやでした。てんやとは、わんやとは。日曜日に開いている病院へ。僕も少し調子がおかしかったので診てもらいました。インフルやらの検査は明日にならないとできないとのこと。オーマイゴッシュ。仕事の調整とかでピリピリした雰囲気になり、こういう展開は本当に良くないな、と思いガリガリした気持ちになりました。
夜は提出期限の迫っていたコーヒーソムリエの試験を受験。この珈琲日記に書いたかどうか覚えていませんが、僕はまずコーヒーソムリエになるつもりです。とっかかりとして。正直少し勉強すれば取れてしまう資格ではありますが、気分の問題です。名誉会長的な感じです。それで上等、僕はコーヒーによって自分の人生のギアを一段階上げたいのです。