⚡️サブベースをキレイに広げる方法【DCオフセットとクリッパーで音割れ】
FEAT事業部部長、作曲家、DJのAlicemetix(アリスメ)です。
今回は
・サブベースをキレイに広げる(独特の広がり方)にする方法
を紹介。
「150hz以下の低域を切ろう」みたいな考え方を嘲笑うかのような話ですね。まぁ自分は結局それを後からやってるんですが
今回は、PAS TASTAや142clawzなどで大活躍中のhirihiriくんとかがやっている音割れワイドベースを簡潔に解説。
これです。FANBOXにhirihiriくん本人の解説もありますが、それを読んでアリスメがやってる方法を解説します。フリープラグインでやる方法を紹介。
自分が出すのはこんな音です。
簡単な流れ
・横に広げたい808ベースなどを用意
・DCオフセットをずらす
・クリッパーで音を割る
・サイドの超低域を切る(DCオフセットを戻す)
完成。かんたんです
・808とかのベースを用意
例
SubLab XLでプリセットで鳴らしただけの808ベースです。
DCオフセットをずらす(9W3R7Yさんお手製)
こちらをDLして使用して何%かずらす。
(9W3R7Yさんお手製のVSTなので本人も言っているように自己責任でお願いします!自分は数年使ってるけど特に問題は起きていないです)
クリッパーでバキバキにする(Free Clip2)
Free Clip2が無料で使えます。
https://www.vennaudio.com/free-clip/
左下のインプットを上げまくるとバキバキになります。
サイドの超低域を切る(DCオフセットを戻す)
フリープラグインでいいEQあるかなーと思ったら最近iZotopeからOzone 11 EQがフリーで出ていたのでそちらを使用。
EQでサイドの超低域を切るとDCオフセットのズレがもとに戻ります。
OzoneEQでのサイドの超低域の切り方
・開いたら上の「Side」をクリック。
・左の方にマウスを持っていき + を表示させてクリック。
・そうすると「Low Shelf」が適用させるので、そこをクリックし
「High Pass」>「Flat」をクリック。
ハイパスが適用されるので超低域が切れます。切る帯域の広さは適宜調整しましょう。
(おまけ) 最後にもう一度クリッパー
おそらくクリッパーで抑えていた音量を越えると思うのでかっちり切りたい人はその上にFree Clip2をもう一つ挿して抑えると良いと思います。
以上です。808に限らずいろんなもので応用できると思うのでぜひやってみてください。ガハハ。
今後もクリエイターのみなさんに役に立ちそうな話、興味を持ってもらいそうな話を更新していきますので、よろしければフォローなどしていただければ幸いです。
「これについて解説してほしい!」
「こうするともっといいぞ!」
「この場合はどうなん?」などあれば遠慮なくコメントなどに書いてもらえるとうれしいです!ぜひお気軽に~。
アリスメ(Alicemetix)でした。