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民主主義にいただいていた疑念

久しぶりの投稿ですが、これまた久しぶりに本を読んでいます。

改めて本を読むなりインプットをしっかりと継続していかないと
脳が停滞してしまっているなと実感しました。

今読んでいたのが「22世紀の民主主義」ですが、おもしろかったです。

そもそも帯の「言っちゃいけないことはたいてい正しい」が正論すぎて
買ってしまったとのいうのはありますが、成田さんは最近メディアにも
出られてますし、注目の一冊でもあり期待に応えてくれる一冊でした。

そこで色々な気づきをいただけたのですが、その中のひとつを取り上げたいと思います。

民主主義国家が衰退しているということ。データ分析上に出ている結果なのでそうなのだろうかと思うが、民意に従うことが正しいとは感じないのでそれはそうなるだろうと、すごく納得してしまった。

昔から事業に携わらせてもらっているのだが、その時もトップやリーダー的な方々が、民主主義的にことを進めようとすることにずっと違和感を感じて異を唱えてきた自分としては、その時のこととシンクロする感覚になった。

意見を聞く必要はあるけど、責任や権限をもっているのは資本主義的な立場上、優位にいる人が請け負っていることが大半なので、その人たちが責任をもって組織を牽引していく必要がある。スキルや能力がばらばらの中で、多数決できめるなんてある意味ギャンブル的な進め方ではないか。そんなことでうまくいくのは確率論的にもかなり低い。そんなことに付き合ってはられない。と言う具合だ。

でもいろんな人がいる中でそんなことを言おうものなら・・・。

まさに「言っちゃいけないことはたいてい正しい」

である。

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