#1.芸能界のオーディション(f/F) ※加筆
※登場人物の○○はあなたの好きな女性芸能人の名前を入れてください。
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これは、並々ならぬ汗と努力により、現在お茶の間で知らぬ者はいないほど有名になった○○が芸能界を目指していた時のお話。
@オーディション会場
審査員「では、次の方お入りください」
ガチャッ
○○「失礼します!」
審査員「どうぞ、椅子にお掛け下さい」
○○「ありがとうございます」
ここは芸能界を目指す者が必ず訪れる、合格率の低い超難関の審査で名高い女性限定のオーディション会場。
しかし、一度受かったらその後の芸能生活は安泰と言われるほど手厚いサポートを受けられるため、こぞって芸能界を目指す者が受けに来る。
そして○○もその中の一人。
審査方法はSNS・口頭含めて一切他言禁止とされる。
その為、受験者は当日即興で自分をアピールしなければならないのだ。
○○はドアの前で大きく一礼すると、オーディション会場の中央に置いてあるパイプ椅子に向かって歩き出した。
○○「○○です。本日はよろしくお願い致します!」
○○はパイプ椅子の真横で立ち止まると、審査員にもう一度一礼して椅子に腰かける。
緊張する○○。
しかし着席して審査員と対面すると、目の前の光景に目を丸くした。
何と、その審査員は学生服を着た、明らかに自分より歳下の2人。
男子高校生と女子高校生らしき2人組だったのだ。
女性審査員「では始めます。まずはじめに、自己紹介と自身のアピールポイントを教えて下さい」
○○「ぁ...。は、はい!」
○○の驚きが終息する暇もないまま審査が始まった。
○○「私は○○と申します。私は ーーー 」
男性審査員「ありがとうございます」
一通り自己紹介とアピールポイントを話し終えると、審査員がおもむろに足元から、小さな箱を取り出す。
女性審査員「弊社の審査方法は他社様とは少し変わっておりまして、この箱の中にある紙に書いてあるお題を受験者の方にクリアしていただく、というものになります。そのお題の中でのこちらが感じられた○○さんの魅力により、合否発表及びその先の進路のお手伝いをさせていただきます。即興こそ人間性が出るもの、簡単に言えば無茶振りってやつです、よろしいですね?」
落ち着いた口調で流暢に話す女子高生審査員。
○○は今まで受けてきたオーディションには無い審査方法に驚きを示したが、審査員の言葉に納得し、審査内容の他言禁止の意図を理解すると、明るく返事をした。
男性審査員「ではお題を引きます」
…ゴソゴソ
審査員である男子高校生が1枚の紙をつかみ、手首を箱の穴から引き出す。
男性審査員「えーっと、今回のお題は...」
緊張の瞬間。○○の身体に力が入る。
男性審査員は紙の文字を記憶すると、紙を○○に向けながらお題を提示した。
男性審査員「お尻ペンペン、です」
○○「...は?」
あまりに拍子抜けなお題に、硬直していた○○の身体の力は一気に抜ける。
と同時に○○はポカンとした顔のまま変な声を出した。
男性審査員の腕が突き出す紙には確かに“お尻ペンペン“と書いてある。
男性審査員「それでは今から○○さんにはお尻ペンペンを受けてもらいます。リアクションや演技力が試されます。即興性を試すため考える時間は与えません。では始めます」
○○「へ?待っ…!」
男性審査員の合図に女性審査員が立ち上がる。
○○と対面していた女性審査員は足早に○○へ近づいて来た。
○○「え?あのっ意味が分か…」
○○の額が汗ばむ。
話の展開の早さに追いついていけない○○は身体が動かない。
そんな事もお構い無し、女子高生は目の前まで近づき○○を見下ろしていた。
女性審査員「ほら、もう審査は始まってますよ。」
これから何をされるのか分かっていても理解なんて出来ない。
○○を急かすように、女性審査員は椅子の横に移った。
○○「ほんとに...やるんですか...?」
おどおどと真横の審査員を見上げるが、女子高生は業務の一環と割り切っているのか、審査の進行を妨げている〇〇を冷酷な目で見ている。
女性審査員「はぁ...。なら設定があればやりやすいですか?」
○○「...ぇ、っと。そうじゃなくて…」
女性審査員「分かりました。設定はこうです。あなたは学生。今日はテストの返却日。点数が悪かったあなたはそのテストを隠した上に、習い事の塾をサボります。こんな感じでいいですね?罪悪感が生まれてきましたか?始めますよ?」
適当さが全面に出たありきたりな設定を伝える冷たい目の女子高生。未だ状況が飲み込めない○○。
男性審査員「では始めてください」
2人は仕切り直されるように開始の宣言を受けた。
女子高生は設定に沿って演技を始めた。
女性審査員「○○!一体何よこれ!あなたの机の引き出しに入ってたんだけど!?これってこの前のテストよね?しかも、この前塾からあなたの休みを心配する電話がかかってきたの!あなたその日塾をサボって一体どこにいたの!全くこの子ったらっ!!」
母親の役になりきった歳下の審査員。
審査員だけあってその演技は適当な設定を本当かの様な雰囲気にさせた。
座ったまま動けない○○を睨み、テスト用紙を持っている風な手首を突きつけて言及を始める。
○○「...え...ぁ...これはその」
女子高生「はぁ。今日もお仕置きね?この前うんとしたばっかなのに。さ、ママの膝にいらっしゃい!言い訳は膝の上で聞きますからね!」
そう言うと女子高生は○○の腕を引き、椅子から引きずり下ろす。そして今度は自分がその椅子に座った。
スイッチの入った女子高生の演技に圧倒される○○。
なされるがままに椅子から立ち退かれると、一度離された腕をもう一度掴まれ女子高生の膝に連行されてしまった。
○○「...ちょっ...まっ違」
女子高生「いいえ待ちません。ほら、いつものように“お仕置きのお願い”をしなさい!」
○○「お、お願い...!?」
抵抗するタイミングさえ生ませないまま、女子高生は設定に沿って母親役を演じる。
一方○○もまた、状況が飲み込めないおどおどとした態度がちょうどよく、これからお尻を叩かれる娘の設定に合致してきていた。
女子高生「ほら、いつもお尻叩かれるまえに言う言葉があるでしょ!あなたそんなことも忘れたの!悪い子ね!」
パシンっ!!
○○「ぁん!…」
唐突に一撃をくらい、ひるむ○○。
○○はその一発でようやく設定に実感が湧くと、今の体勢に猛烈な羞恥心を感じた。
○○「いや、あのっ!下ろして!下ろして下さいっ!!」
設定であれど、歳下である女子高生の膝に乗せられ、子供を叱るような口調で問い詰められ、お尻を叩かれ、それを審査員席で同じく年下の異性に見られている。
そんな今の自分を想像すると、頭の中で羞恥心がふつふつ、フツフツと湧いてしまう。
が、男子高校生も業務の一環と割り切っているのか、ほかの受験者が引いた同じお題で見慣れているのか、こちらをチラチラ見ながら用紙にペンを走らせて真剣に審査を続けていた。
女子高生「もういいわ?お尻ペンペンのお願いが出来なかった分、お仕置きを増やしますからね!」
○○「...ぁ。ぃや...!」
ぱしんっ!ぱしんっ!ぱしんっ!
○○の言いかけた言葉を無視して女子高生は腕を振り上げる。
ぱしんっ!ぱしんっ!ぱしんっ!
ぱしんっ!ぱしんっ!ぱしんっ!ぱしんっ!
ぱしんっ!ぱしんっ!ぱしんっ!ぱしんっ!ぱしんっ!
○○「...ぁ...ぁん...ぃ...ぃたっ...ぁあん...!」
叩かれる尻にヒリヒリと痛みを感じ始めた○○。
お叱り語尾には一際強い一発があるから当然と言えば当然だ。
女子高生「あなたって!人は!もう!ほんとに!何度!ママの膝で!泣いたら!懲りるわけ?今日は!泣いても!暴れても!絶対に!許して!あげません!からね!」
ぱちんっ!ぱちんっ!ぱちんっ!ぱちんっ!
ぱちんっ!ぱちんっ!ぱちんっ!ぱちんっ!ぱちんっ!
ぱちんっ!ぱちんっ!ぱちんっ!
今度は言葉の切れ目ごとに○○の尻を力強く叩く女子高生。
その恥ずかしい口調に、ついに○○は抵抗し出した。
○○「...ちょっと!やだ!いたい!いたいから!…やめて!!」
○○は振り返ると女子高生を睨み、これ以上叩かせまいと尻を手で庇う。
女子高生「お仕置きなんだから痛くて当たり前でしょ?○○、何?この手。」
女子高生の目の色が変わった。
女子高生「あなたはいつから自分のお仕置きを自分で決められるようになったの?」
○○は女子高生の逆鱗に触れたのが分かった。
女子高生は一切の迷いなく、○○の手を叩き落とすと、○○のスカートを掴み、一気にめくった。
○○「嘘でしょ!!...きゃぁぁぁぁああ!」
○○はめくられるスカートを抑えようと、叩き落とされた手を再び尻へ持っていくが、残念ながらいとも簡単に叩き落とされた。
○○「...ちょっと!!やだ!ねぇやだ!恥ずかしい!!」
女子高生は○○のスカートを完全にめくり終えると○○の背中でまとめる。
○○の真っ白なショーツは露わになった。
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