#57.子役から女優へ(母/娘) ※ストーリー改変
「梨紗、2次審査通過おめでとう」
「へへ、あいがと!」
「あの難関と言われる泣くシーンで合格をもらえるなんて凄い。本当に凄いわ」
「うん!りさね、がんばったよぉ?」
「そうね!遂に次が最終審査。テレビに出られるまであと一歩よ。最後まで頑張ろうね!」
「はい!」
「うーん。でも問題は次の審査ね」
「ん?どして」
「だって次は確か。お尻ペンペンのシーンのはず」
「うん。2次審査合格の時いわれたね。わたしともう1人合格の子の2人に」
「そう。梨紗が受かった2次審査の泣くシーンは最終審査で泣くシーンを想定して行われたものなの」
「でもりさ、頑張ってお芝居するよ?泣くの合格貰えたから大丈夫、安心してよママ。おしりのおしおきされて、今日みたいに泣けばいいんだよね」
「まあ。それはそうなんだけど。次のは頑張って勝てる程甘くない闘いになると思うわ。それに、最終審査のもう1人の子はかなり強敵よ」
「そうなの?」
「そう。なぜなら対戦相手の瑞希ちゃん、私生活の中でもよくお尻を叱られるらしいの」
「ふーん」
「瑞希ちゃんのお母様が言うには。お家で叱るたびにお膝に乗せて裸のお尻をピシャッと。それもかなり頻繁にね。瑞希ちゃんは梨紗よりもひとつお姉さんだけどお尻ペンペンでいっぱい泣いちゃうらしいわ」
「へー。瑞希ちゃんっておうちでは悪い子なんだね」
「梨紗はお尻で叱られる?」
「ううん、ママそんなひどい事しないよ。りさはおしりぺんぺんされた事ないもん」
「そうね。梨紗はいい子だものね」
「えへへ!」
「でも…今回ばかりはそれが裏目に出たかもね。普段からお尻叩きを受けてる子に梨紗はきっと勝てない。習慣化してるのなら表現力は段違いよ。きっとお仕置きの始まりから終わりまで、最中の自然な痛がり方や発声、謝罪ワードまで相当手慣れてるはず」
「でっ、でも。でもりさ負けないよ。負けるのはいやだもん」
「そうね。…負けず嫌いだものね」
「いやだもん。…」
「うーん」
「……ぅぅ」
「じゃあ、練習しましょうか」
「えっ?れんしゅう?」
「そうよ」
「…どうやって?」
「今からお母さん、梨紗にお尻ペンペンします」
「ぇ」
「今までそうやって叱ってこなかったけど、最終審査までの残りの1ヶ月間、梨紗が悪さしたらうんとお尻を叩くね。どう?」
「うぅ。でも…」
「うん」
「痛いの、やだ」
「そうだよね」
「……ぅぐ」
「でも、勝つためよ。負けたくないんだもんね」
「ぅ…」
「…」
「…うぅ」
「……はぁ…。」
「…。」
「梨紗、聞いたよ。昨日お友達叩いたんだって?」
「ど、どうしてしってるの?!」
「先生が教えてくれた。喧嘩したって」
「で、でもあれは里奈ちゃんが悪いんだもん」
「それでもママは叩いちゃいけないと思う。梨紗にはお口が付いてます。しゃべれます。」
「だ、だって…」
「ママ暴力は許しません」
「りさ、…わるくないもん…」
「……」
「…ぅぅぅ」
「梨紗、来なさい」
「えっ」
「お仕置きです」
「嫌、りさおしおきいや!」
「嫌じゃありません。叩かれた子は痛い思いをしたのよ。梨紗もおんなじ気持ちになりなさい。お友達は大事にしなさい」
「痛いのやっ!ママやめて、離してっ!」
「ダメ」
「やだあ」
「ほら、パンツ脱がすよ。気をつけ」
「やだもん」
「梨紗?深呼吸して。ママの目を見なさい」
「うっ…」
「今のママ、怖いですか」
「…こわい」
「叩いたら痛いと思います」
「…はい」
「痛いのは好きですか」
「やだ!」
「お友達もきっと痛いのは好きじゃありません」
「うぅ…」
「いい、梨紗」
「…」
「相手の気持ちを考えられる人になりなさい。そうしなければこれから梨紗が役を演じる事は出来ません」
「…」
「ママとの約束。小指だして」
「……」
「ほら」
「…ん」
「よし」
「…」
「梨紗こっち来て。抱きしめる」
「…あっ」
ぎゅっ
「よしよし。いーい?お話しても」
「…ぅん」
「はじめに言っとくね。梨紗がどんなに嫌がっても、お尻ペンペンは必ずします」
「ううっ…」
「でもね、ママは梨紗がほんとは悪い子じゃないって思ってる。あの優しい梨紗が理由もなくお友達を叩きたくなる訳ないもん」
「…」
「今から梨紗のお尻痛くするけど、ママのこと嫌いにならないで?お願い。梨紗、大好きよ」
「……」
「梨紗はお友達に嫌われちゃってもいいの」
「…ゃだ」
「お尻ペンペンとお友達無くすのどっちがやだ?」
「どっちも…」
「ふふ、どっちもはだーめ。そんな弱気な子はママ嫌いです。梨紗からお友達とママ離れちゃうよ?」
「いっ嫌だ!そんなのやだ!!」
「…うん、ママも嫌です。」
「…ふぇ」
「梨紗は今、頭の中がぐしゃぐしゃです。だから少し泣いてでもママがスッキリさせてあげる。そしたら謝りに行こ?ママも一緒に居てあげる」
「…」
「はい、抱っこ終わり」
「あっ」
「始めるよ、パンツ下ろすね」
「…っ」
…
「うんうん、付いてないね。今日もおしっこ我慢できて偉い。なでなで」
「…」
「そんな可愛くない顔しないで」
「だぁって、、おしり…」
「うん。この、まだ悪いお尻はうんとうーんと懲らしめなきゃならない。ママ絶対ちからは抜かないからね。梨紗が反省できるまでお膝でずっとペンペンよ」
「ぺん…ぺん…」
「そう。泣いても駄目。ずっとペンペン。いい子になろうね、梨紗?」
「…んぅ」
…
「ふぅ、、、」
スゥゥ…
「…?」
「梨紗、お膝に来なさい!」
「…!」
「たっぷりとお尻ペンペンしますよ。ほら、動いて」
「…ぅ、、うぅぅ、、」
…
……
「お膝上手に乗れたね、お腹とか痛くない?」
「ぅん…」
「じゃスカート捲るね、悪いお尻、ママにみせて?」
「…!」
「いーい?梨紗。確認。どんなに怒っても暴力は絶対にいけません。お尻でよく反省しなさい」
「……っ」
「返事!」ピシャッ
「あ!」
「分かったの?分からないの?」ピシャッ、ピシャッ
「痛っ!痛いっ!ま、ママ分かりましたぁ!」
「よし。ペンペン続行」
ーーーーーーピシャッ
ーーーーーピシャッ
ーーーーピシャッ
ーーーピシャッ
ーーピシャッ
ーピシャッ
「ぐずっ…ごめんなさい!あんママっ!痛いっ!ごめんなさぁい!!」
「まだまだ!」ピシャッ、ピシャッ
ピシャッ!!!!
「ああーん!!痛いよー!!!」
「梨紗、もうこんな事しませんか?」ピシャッ
「っ痛、しませんっ!」
「ママとの約束守りますか?」ピシャッピシャッピシャッ
ピシャーンッ!!!
「ひぅあっ!ああっ!んああ守りますっ!」
「最後の質問です。お友達と喧嘩したらどうするのか、ママに教えて下さい」
「ひっぐずっ…。お、お口で、話します。。りさが悪かったら、すぐに謝ります。。おともだちが悪くて謝ってくれたら、許します。。りさにわからないことは、うっ、ぐす、、先生やママに、そうだんします。。」
「じゃあ最後にとびきり痛いのいくよ」
「…もうや、ママ!!」
「ここに当てるから覚悟しなさい」ヒタッ
「…やんっ!やああっ!」
「せーの」スッ…
ヒュンッ
ピシャーンッ!!!!
「っ!!痛ぁーい゛!!!!」
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