ヤマザキマリ、とり・みき「リ・アルティジャーニ ルネッサンス画家職人伝 13 ナポリ、1450年 舞台は南へ!」『芸術新潮』2018年3月号
『芸術新潮』2018年3月号 新潮社 2018年2月25日発売
https://www.amazon.co.jp/dp/B07984YN1W
https://www.shinchosha.co.jp/geishin/backnumber/20180224/
http://torimikisblogarchives.blogspot.com/2018/02/13.html
「ヤマザキマリ+とり・みき『リ・アルティジャーニ』は第13回。
舞台はフィレンツェ~パドヴァから今回はナポリへと移ります。」
ヤマザキマリ(1967.4.20- )
とり・みき(1958.2.23- )
「リ・アルティジャーニ ルネッサンス画家職人伝
13 ナポリ、1450年 舞台は南へ! 新たに登場する若き画家の名は。」p.10-13
2022年5月27日読了
Antonello da Messina (1430-1479)
第12話までの語り手(狂言回し?)だった
Sandro Botticelli (1445?-1510.5.17)
の名前と作品は学生の頃(1973-77)から知ってましたけど、
ボッティチェリより15歳ほど年長な
アントネッロ・ダ・メッシーナについては、今年(2022年)3月に、
原田マハ・ヤマザキマリ『妄想美術館(SB新書)』SBクリエイティブ 2022.1
https://www.facebook.com/tetsujiro.yamamoto/posts/7252322418175668
を読むまで知りませんでした。
アントネッロ・ダ・メッシーナ「書斎の聖ヒエロニムス」1474-75
https://www.musey.net/7497
をググっていて、ウルガタ聖書の
ヒエロニムス
Eusebius Sophronius Hieronymus (347年頃 - 420)
が、
イタリア人男性名ジローラモ、
英国人男性名ジェローム
の語源なのだと、67歳になって初めて知ったのでありました。
トホホ。
https://ja.wikipedia.org/wiki/少年老いやすく学なりがたし
西部劇に登場するネイティブ・アメリカン、
アパッチ族のシャーマン、
ジェロニモ(Geronimo 本名 Goyathlay、1829.6.16-1909.2.17)も。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ジェロニモ
「ジェロニモとはスペイン語を母語とするメキシコ人のつけたあだ名「ヘロニモ」の英語読みで、英語では「ジェローム」に相当する名前」
https://www.musey.net/7497
「聖ヒエロニムスの座る段の左端に、一匹の猫が描かれている。」
ロンドン・ナショナルギャラリー (イギリス)
高さ 45,7cm 横幅 36,2cm
「ぐう~ …おなか すいた…」p.10
シチリア島(長靴つま先の先)北東部メッシーナからナポリ(長靴踝の上あたり)へやってきた20歳ぐらいの青年の足元で猫が何かを食べています。
ヒエロニムスの書斎の猫を連想させようとしているのかなぁ。
ヤマザキマリさんが、単に猫好きなだけかもしれませんけど。
「オカミさん このシチリアの小僧にスープもう一杯!」p.13
魚の顔が描かれているスープは赤みがかった色合いですけど、どんな味なんだろう?
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