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Gavin Lyal (1932.5.9-2003.1.18) ギャビン・ライアル『深夜プラス1 新訳版 ハヤカワ文庫NV』鈴木恵訳 早川書房 2016年4月刊 432ページ  June Christy (1925.11.20-1990.6.21)"Softly, as in a Morning Sunrise" (1955)  日記 2016年6月14日 老いぬとて松はみどりぞまさりけるわが黒髪の雪のさむさに 新古今和歌集 1696

日記
2016年6月14日
午前0時10分起床
室温25.1度 湿度70%
体重50.8kg BMI 18.9
スクワット10回 懸垂1回
61歳5か月

June Christy (1925.11.20-1990.6.21)
"Softly, as in a Morning Sunrise" (1955)
Something Cool (1955)
https://www.youtube.com/watch?v=L33LYC0n5rA
June Christy - vocals
Pete Rugolo - arranger, conductor
https://en.wikipedia.org/wiki/Something_Cool
https://www.amazon.co.jp/dp/B00005Q66L
https://en.wikipedia.org/wiki/June_Christy

高校生の頃(1970-72)からジャズを聴き続けてますけど、
ジャズヴォーカルは、言葉が理解できないので、
あまり聴いてません。なので、
ジューン・クリスティのアルバムも持っていませんが、
都立北多摩高校一年生の頃(1970-71)、
ジャズ好きな上級生
(アマチュア無線クラブ先輩 リオン株式会社代表取締役社長)
http://www.hosei.ac.jp/koho/pickup/ob-og/2017/171017.html
の部屋の自作スピーカーシステムで、聴かせてもらってました。

和田誠(1936.4.10-2019.10.7)
『いつか聴いた歌 増補改訂版』
愛育社 2013.10
https://www.facebook.com/tetsujiro.yamamoto/posts/585090054898971
http://www.amazon.co.jp/dp/4750004308

「Softly as in a Morning Sunrise
「朝日のようにそっと」
普通、「朝日の如くさわやかに」と訳されているが、歌詞を読むと
「朝日のようにそっと」と言った方が正確であるように思える。
「朝日のようにそっと 恋が忍び寄ってくる キスは朝日のように燃える。情熱は人を天国に連れていくことも、地獄に落とすこともある。物語の結末は、夕日のようにそっと、すべてを持ち去ってしまう」
こんなふうな歌詞だから、この朝日、必ずしもさわやかでは
ないのである。」
p.21

昨日読んだ本。和田誠 『いつか聴いた歌 増補改訂版』 http://bit.ly/1kPKfYl #bookmeter 愛育社 2013年10月刊。 初版単行本 文藝春秋 1977 文春文庫...

Posted by 山本 鉄二郎 on Tuesday, February 18, 2014

Softly As In A Moring Sunrise 歌詞&和訳
https://ameblo.jp/chaco-jazz/entry-10641898637.html

ジャズ歌詞解説 Softly As In A Morning Sunrise
https://narumikazuko.com/entry/softly-as-in-a-morning-sunrise

Something Cool (1955)
"Something Cool" Billy Barnes 4:20
"It Could Happen to You" Jimmy Van Heusen, Johnny Burke 1:58
"Lonely House" Kurt Weill, Langston Hughes 3:59
"This Time the Dream's on Me" Harold Arlen, Johnny Mercer 1:32
"The Night We Called It a Day" Matt Dennis, Tom Adair 4:48
"Midnight Sun" Lionel Hampton, Sonny Burke, Johnny Mercer 3:16
"I'll Take Romance" Ben Oakland, Oscar Hammerstein II 2:21
"A Stranger Called the Blues" Mel Tormé, Robert Wells 3:59
"I Should Care" Paul Weston, Sammy Cahn, Axel Stordahl 2:11
"Softly, as in a Morning Sunrise" Sigmund Romberg, Oscar Hammerstein II 2:21
"I'm Thrilled"

https://www.youtube.com/playlist?list=PLBJenJIJrq0w_R_iSGGHk9dPy9exBceB0


老いぬとて松はみどりぞまさりけるわが黒髪の雪のさむさに
 菅贈太政大臣
 松
新古今和歌集 巻第十八 雑歌下 1696
「老いたといっても松は却って緑の色を増していることだ。私の黒髪に降った雪ではないが、この雪の寒さにも。」
『新日本古典文学大系 11』岩波書店 1992.1 p.495
みどり 下の黒髪に寄せて翠鬢の連想があるか。
黒髪の雪 白髪になったことをいう。
歳寒を凌ぐ老松の貞潔さを衰老のわが身に較べての感慨。
「勁松彰於歳寒、貞臣見於国危」
(文選十 潘安仁 西征賦
[勁松(けいしょう)は歳(とし)の寒きに彰(あらわ)れ、
貞臣(ていしん)は国の危(あやう)きに見(あらわ)る])。

菅原道真(すがわらのみちざね 845-903)
日本の平安時代の貴族、学者、漢詩人、政治家。
参議・菅原是善の三男。
官位は従二位・右大臣。贈正一位・太政大臣。
古今集初出。勅撰入集三十五首。
小倉百人一首 24
「このたびは幣もとりあへず手向山もみぢの錦神のまにまに」。
https://www.asahi-net.or.jp/~sg2h-ymst/yamatouta/sennin/mitizane.html

https://ja.wikipedia.org/wiki/菅原道真

2013年の立春、
2月4日から毎日一首づつ読み始めた
新古今和歌集の通読(つぶやき)が
四年かかって終わりました。
https://bookmeter.com/mutters/153791951
https://bookmeter.com/mutters/153744722
全二十巻
春夏秋冬賀哀傷離別羈旅恋雑神祇釈教
1995首
明日から再読
2017.3.26



https://www.amazon.co.jp/dp/4150413835/
https://www.amazon.co.jp/dp/4150413835/

Gavin Lyal (1932.5.9-2003.1.18)
https://en.wikipedia.org/wiki/Gavin_Lyall

ギャビン・ライアル
『深夜プラス1 新訳版
 ハヤカワ文庫NV』
鈴木恵訳
早川書房 2016年4月刊
432ページ
「腕利きドライバーのケインが受けた仕事は、ごくシンプルに思えた。
相棒となるボディガードとともに、大西洋岸のブルターニュから
フランスとスイスを車で縦断し、一人の男を期限までに
リヒテンシュタインへ送り届けるだけだ。だがその行く手には、
男を追うフランス警察、そして謎の敵が放った名うてのガンマンたちが
立ちはだかっていた! 次々と迫る困難を切り抜けて、タイムリミットの
零時1分過ぎまでに、目的地へ到達できるのか?
車と銃のプロフェッショナルたちが、意地と矜持を見せつける。
冒険小説の名作中の名作が、最新訳で登場!」
https://www.hayakawa-online.co.jp/shopdetail/000000013204/

http://www.amazon.co.jp/dp/4150413835/

試し読み
https://x.gd/GCRXn

2016年6月14日読了
福岡市総合図書館蔵書

https://www.suruga-ya.jp/product/detail/BQ69587
https://www.suruga-ya.jp/product/detail/3Z118563

1965年に英国で発表され、
1967年に早川書房から菊池光訳が
ハヤカワ・ポケット・ミステリ
(正式名称 世界ミステリシリーズ、
通称ポケミス)として、
1976年にハヤカワ・ミステリ文庫
として刊行されていた
Midnight Plus One (1965)
の新訳。
ミステリ文庫ではなく、
ハヤカワ文庫NVです。

https://x.gd/GCRXn


https://x.gd/GCRXn

主人公のカントンがキャントンに、
相棒のハーヴェイ・ロヴェルがハーヴィー・ラヴェルに、
弁護士メランがメルランに、
会社乗っ取りをたくらむ謎の人物ガレロンがギャレロンに
変っていました。

明治大学文学部学生の頃(1973-77)から
何度となく読み返してきた
旧訳文庫本(1976年4月刊の初版)は
336ページ(1ページ20行)。
新訳は425ページ(1ページ17行)ですから、
文字が大きくて
還暦過ぎな読者の目に優しかったです。

ギャビン・ライアル(1932.5.9-2003.1.18)は
元英国空軍パイロット。
翻訳された作品を全部読んだ、数少ない作家です。

読書メーター
ギャビン・ライアルの本棚
登録冊数16冊
https://bookmeter.com/users/32140/bookcases/11091262

子羊が仔牛に変りました。

「鱒のクールブイヨン煮と、バターのように軟らかい仔牛の薄切り肉。
[フェイ]将軍は明らかに、モントルーのイギリス人客ならたいてい
支持する "焼きすぎローストビーフ運動" には与していないようだった。」
『深夜プラス1 新訳版
 ハヤカワ文庫NV』
p.316

「鱒料理と、バターのように柔らかい子羊の薄焼きがあった。どうやら
将軍は、モントルー在住のイギリス人が唯一の食べ物と考えている
ロースト・ビーフ党ではないらしい。」
旧訳文庫本
1976年4月刊 初版 p.247

「二日酔いが治まるにつれて、こんどはまた飲みたくなってくる。
二日酔いがいつまでも治まらなければ、アル中などこの世から
いなくなる。」
新訳版 p.264

「二日酔いが治って行くにつれて、今度は飲みたさがつのって来る。
二日酔いと飲みたい気持ちが並行して続いたら世の中にアル中は
いなくなる。」
旧訳文庫本 p.207
五十年ぐらい前から、私の座右銘です。

https://note.com/fe1955/n/ncbceea41d912

「「あのデカイやつ?
 レバーを切り換えると全自動になる、あれか?」
「そうだよ」
俗に <箒の柄> (ブルーム・ハンドル)といわれた
あの旧式のモーゼル銃、
特に全自動切り換え装置をつけた
1932年型にまずい点は多々ある。
目方は三ポンドもあって全長一フィートもある。
握りの部分が不安定で、全自動で発車すると
怒った猫のように手の中で跳ね回る。
しかし、長所もあるのだ。
認める、認めないは当人の勝手である。」
旧訳文庫本 p.27

和田誠(1936.4.10-2019.10.7)
『Coloring in Wadaland
 和田誠カラー作品集』
愛育社 2011年5月刊
2016年4月18日読了
http://www.amazon.co.jp/dp/4750003956

「1932年型のモーゼル」が描かれています。
https://ja.wikipedia.org/wiki/モーゼルC96

私は銃器には関心がありませんけど、
興味のある方は、以下もどうぞ。
銃器マニア Vol.4『深夜プラス1』https://www.facebook.com/notes/840166316814924/
https://www.facebook.com/notes/1323045564708516/


https://twitter.com/levinassien/status/1613457078043176960
内田樹 @levinassien 2023年1月12日 午後5:45
「歯医者の行き帰りはギャビン・ライアルの『最も危険なゲーム』。コロナのせいで年末年始の楽しいイベントがあらかた飛んでしまったので暮れに「じゃあ、冒険小説でも読むか」とロフトの書架の奥から引き出してきた『深夜プラス1』を読み出したらやっぱり面白過ぎて、以後「ライアル漬け」です。
こういう「ちょっと年取って疲れてきたタフガイ(アル中まであと二歩)の英国男」が窮地に陥ったときに辛辣かつ愉快な憎まれ口をきくという会話を書かせるとギャビン・ライアルは世界一ですね。
こういう「半分やくざ半分紳士、半分職人半分インテリ」みたいな独特な英国男を造形できる作家はもういなくなってしまったのかなあ。」


https://x.com/orverstrand/status/292522799942225920
 
 2013年1月19日午後3:44
矢作俊彦 @orverstrand
 死ぬまでにひとつくらい良いことをしようと、
菊池ピカ訳のギャビン・ライアルを全篇訳し直そうと
思い立ったが、いかんせん原文が訳者の日本語とどっこい非道いんだ。
マクシム少佐が出てくる頃から劇的に上達するんだが。
『良いことをしよう』なんて柄にもないことは考えちゃ行けないな。



https://www.facebook.com/tetsujiro.yamamoto/posts/577770038964306

昔読んだミステリ。ギャビン・ライアル 『もっとも危険なゲーム(ハヤカワ・ミステリ文庫)』 http://bit.ly/1iBTRFk http://bit.ly/1jzMJcW #bookmeter 菊池光訳 早川書房...

Posted by 山本 鉄二郎 on Tuesday, February 4, 2014

https://www.facebook.com/tetsujiro.yamamoto/posts/578794432195200

昔読んだミステリ。ギャビン・ライアル 『本番台本(ハヤカワ・ミステリ文庫)』 http://bit.ly/1iC3KD5 http://bit.ly/1hD0ZO4 #bookmeter 菊池光訳 早川書房...

Posted by 山本 鉄二郎 on Thursday, February 6, 2014


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