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清原なつの (1956.8.8- ) 「飛鳥昔語り」「村木くんのネコぶるーす」「ぼくの中のアリスへ」「桜の森の満開の下」『飛鳥昔語り ハヤカワコミック文庫』早川書房 2006.4  日記 2017年11月16日 たまぼこの道行き人のことつても絶えてほどふる五月雨の空 新古今和歌集 232

日記
2017年11月16日
午前4時5分起床
室温13.8度 湿度48%
体重52.7kg BMI 19.6
スクワット50回 懸垂7回
62歳10か月


たまぼこの道行き人のことつても絶えてほどふる五月雨の空
 藤原定家朝臣
 五月雨の心を
新古今和歌集 巻第三 夏歌 232
「道ゆく人が持ってきてくれる言伝も既に絶えてから久しい、この五月雨の降り続く空よ。」
『新日本古典文学大系 11』岩波書店 1992.1 p.82
拾遺愚草「文治五年(1189)春、奉和無動寺法印早率露胆百首」。
無動寺法印は慈円。
本歌
「恋ひ死なば恋ひも死ねとや玉鉾の道ゆき人に言伝もなき」
(柿本人麿 拾遺 恋五。万葉集十一)。
たまぼこの 道の枕詞。
ほどふる 「経る」と「降る」と掛詞。
本歌の恋を夏に替え、言伝のない理由を五月雨に転じたもので、五月雨の頃のつれづれが滲み出ている。
「五月雨」の歌。

藤原定家(ふじわらのさだいえ(ていか)1162-1241)
藤原俊成の子。
新古今集、新勅撰集撰者。
千載集初出。新古今四十六首。
勅撰入集四百六十七首(最多入集歌人)。
隠岐での後鳥羽院による
『時代不同歌合』では元良親王と番えられている。
小倉百人一首 97
「こぬ人をまつほの浦の夕なぎに焼くやもしほの身もこがれつつ」
http://www.asahi-net.or.jp/~sg2h-ymst/yamatouta/sennin/0teika_t.html

https://ja.wikipedia.org/wiki/藤原定家

2013年の立春、
2月4日から毎日一首づつ読み始めた
新古今和歌集の通読(つぶやき)が
四年かかって終わりました。
https://bookmeter.com/mutters/153791951
https://bookmeter.com/mutters/153744722
全二十巻
春夏秋冬賀哀傷離別羈旅恋雑神祇釈教
1995首
明日から再読
2017.3.26



清原なつの (1956.8.8- )
『飛鳥昔語り
 ハヤカワコミック文庫』
早川書房 2006年4月刊
2012年6月16日購入
アマゾン中古 385円
https://www.amazon.co.jp/dp/4150308438

https://ja.wikipedia.org/wiki/清原なつの

1956年8月8日岐阜県岐阜市生まれな
清原なつのさんの
第9~12作
「飛鳥昔語り」『りぼん』1978年7月号
「村木くんのネコぶるーす」『りぼん』1978年10月増刊号
「ぼくの中のアリスへ」『りぼんデラックス』1978年冬の号
「桜の森の満開の下」『りぼん』1979年4月号

二冊目の単行本
『飛鳥昔語り
 りぼんマスコットコミックス』
集英社 1980.7
収録 四篇
https://www.amazon.co.jp/dp/4088531817

https://www.amazon.co.jp/dp/4088531817
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/d374817260

書影
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/d374817260


ハヤカワコミック文庫
描き下ろしの
「飛鳥昔語りの頃の事
 悩める有間皇子の思い出」
を、2012年7月以来、
五年ぶりの読み直し、再読。

清原なつの作品リスト
http://www8.plala.or.jp/colo/natuno.htm

清原なつのコミックス一覧
http://www8.plala.or.jp/colo/natuno2.htm

による全作品発表年月順読み直し
第12作まで進行中。

https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/d374817260
https://ekizo.mandarake.co.jp/auction/item/itemInfoJa.html?index=590216

第9作
『りぼん』1978年7月号
「飛鳥昔語り」

https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/d374817260

「ロバート・ブラウン著
『よいこの東洋史 第2巻
 日本史 第2節 飛鳥』
銀河出版社 2305年 より」

という引用(?)で始まる
有間皇子の物語。
最後の数ページの展開で冒頭の
「引用」の意味が判明する見事な趣向な
SFマンガです。

第3作
「花岡ちゃんの夏休み」
『りぼん』1977年8月号
での花岡ちゃんと蓑島くんの出会いは
本屋で
『ロバートブラウン物語』
を取り合うことでした。

ロバートブラウンは、
キリン・シーグラムが
1977年に発売したブレンドウイスキーで、
47年後の現在でも販売されています。
http://www.kirin.co.jp/entertainment/museum/brand/09.html

https://www.amazon.co.jp/dp/B001TO7HKW


https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/d374817260

『りぼん』1978年10月増刊号
「村木くんのネコぶるーす」
村木正己(まさき)くんの猫の名前
ヒデヨシは、
ますむらひろし
「アタゴオル物語」
『マンガ少年』1976-1981
からの借用かなぁ?

https://ja.wikipedia.org/wiki/マンガ少年


https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/d374817260
https://aucview.aucfan.com/yahoo/v1055074555/

『りぼんデラックス』1978年冬の号
「ぼくの中のアリスへ」
泉野高校3年生第1回実力テスト成績順位掲示 p.84 の
1位は
児童文化部部長の諸角百彦(もろずみももひこ)で、
2位が
山本圭、
4位 村木ネコブルース、
10位 坂口安吾、
11位 筒井康隆
です。

https://twiman.net/user/310226944/1565596108428312576

『りぼん』1978年4月号
「桜の森の満開の下」
桜の森高校の英語の授業で江崎イオナが音読する
「Please call me a taxi Yes, you are taxi」p.161
という英文は、
デビュー作
「グッド・バイバイ」
『りぼん』1976年10月増刊号
にも登場してましたけど、
出典はアメリカンジョーク?

https://www.biseisha.co.jp/lab/qa/65


https://www.ei-navi.jp/news/1171/

『桜の森の満開の下
 清原なつの初期ベスト自選傑作集
 ビームコミックス』
「花岡ちゃんの夏休み」『りぼん』1977年8月号
「飛鳥昔語り」『りぼん』1978年7月号
「桜の森の満開の下」『りぼん』1979年4月号
「私の保健室においで…」『りぼん』1981年11月号
「未来より愛をこめて」『りぼんオリジナル』1981年冬の号
「ABCは知ってても…」『りぼんオリジナル』1983年初夏の号
「ゴジラサンド日和」『りぼんオリジナル』1984年春の号
「飛行少年モッくんの場合」『りぼんオリジナル』1984年夏の号
「なだれのイエス」『りぼん』1981年3月号
KADOKAWA 2018.9
2018年9月27日購入
1,080円
https://www.amazon.co.jp//dp/4047353329

https://www.amazon.co.jp//dp/4047353329

読書メーター
清原なつのの本棚
登録冊数32冊
https://bookmeter.com/users/32140/bookcases/11091278


https://note.com/fe1955/n/n025099338b3a

https://note.com/fe1955/n/n7651ea6dec27

https://note.com/fe1955/n/n295fb6abb6ff

https://note.com/fe1955/n/n9133b3513cc2

https://note.com/fe1955/n/n0ba250b6adc4
「青葉若葉のにおう中」『りぼん』1977年5月号
「花岡ちゃんの夏休み」『りぼん』1977年8月号
「アップルグリーンのカラーインクで」『りぼん』1977年お正月増刊号
「早春物語」『りぼん』1978年3月号

https://note.com/fe1955/n/n8793edb5b3bc

https://www.facebook.com/tetsujiro.yamamoto/posts/pfbid02mtJ4qZuLWtAA9k5z96Q5xugCxCrHyNMhgTEs3SDRU1TTECHETynRig2pZo7NY2Wxl

昨日拾い読みしたマンガ。 清原なつの『じゃあまたね 青春編 集英社ホームコミックス』ホーム社(発行)集英社(発売) 2018年9月刊。192ページ。 https://bookmeter.com/books/13058479 https:/...

Posted by 山本 鉄二郎 on Wednesday, February 20, 2019





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