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東海林さだお(1937.1.30- )『大衆食堂に行こう(だいわ文庫)』解説 ツレヅレハナコ 大和書房 2021年4月刊 288ページ

東海林さだお(1937.1.30- )
『大衆食堂に行こう(だいわ文庫)』
解説 ツレヅレハナコ
大和書房 2021年4月刊
288ページ

https://www.amazon.co.jp/dp/447930861X
http://www.daiwashobo.co.jp/book/b556066.html

「東海林さだお氏による「外食」エッセイ集。
東海林さだお氏のこれまでのエッセイ作品の中から、「外食」をテーマにした選りすぐりのエッセイを1冊にまとめました。

新型コロナの影響で飲食店が大打撃を受けるこんな時代だからこそ、外食の楽しさを再認識しよう!

懐かしの大衆食堂から、チェーン店まで、庶民的な店のおいしさ、楽しさが詰めこみました。」

2021年5月12日読了
福岡市総合図書館予約8人

『ひとり酒の時間 イイネ!』2020.7
https://www.facebook.com/tetsujiro.yamamoto/posts/4379952412079364

『ゴハンですよ』2020.10
https://www.facebook.com/tetsujiro.yamamoto/posts/4738662629541672

に続く『だいわ文庫』3部作完結編。

まえがき「大衆食堂にもいろいろある」p.3-4 と
エッセイ30篇と
対談・今柊二(1967年愛媛県今治生まれの定食評論家)
「正しい定食屋のあり方」p.129-156

目次(収録単行本書名(「丸かじり」以外は初出掲載誌も付記)
1章 ニッポンの昼食
午後の定食屋『ホットドッグの丸かじり』2005.5
“正午の月給取”『鯛ヤキの丸かじり』1992.6
ホット一息昼休み『オール讀物』1978年8月号「ショージ君の東奔西走」『ショージ君の東奔西走』1979.3
午後一時五分前のエレベーター『焼き鳥の丸かじり』2017.11
セットメニューの騒ぎ『タヌキの丸かじり』2000.4
食味評論『オール讀物』1985年10月号「男の分別学 食味評論について」『東京ブチブチ日記』1987.5

2章 偏愛メニュー
わが愛するレバーよ『いかめしの丸かじり』2010.6
天丼屋のオバチャンは……『昼メシの丸かじり』2001.8
懐かしやスパゲティ・ナポリタン『ホットドッグの丸かじり』2005.5
ヨシギュウ一年ぶり『うなぎの丸かじり』2006.9
カツカレーの誘惑『タケノコの丸かじり』1998.4
幸せの黄色い親子丼『メロンの丸かじり』2008.12
レストランのイモコロッケ『マツタケの丸かじり』1995.11
「カツ牛カレー丼」はあるか?『マツタケの丸かじり』1995.11
かき揚げ丼の後悔症候群『駅弁の丸かじり』1993.11

徹底ブンセキ対談 正しい定食屋のあり方
東海林さだお×今 柊二
『オール讀物』2006年2月号「男の分別学」
『そうだ、ローカル線、ソースカツ丼』2008.5

3章 食べ方の流儀
人それぞれの儀式『うなぎの丸かじり』2006.9
その人の流儀『スイカの丸かじり』1996.8
その人の流儀 そのⅡ『スイカの丸かじり』1996.8
フロイトが食べる『オール讀物』1991年6月号「男の分別学」
『アイウエオの陰謀』1995.1

4章 麺類について
うどん屋の地獄『昼メシの丸かじり』2001.8
普通のラーメン『ゴハンの丸かじり』2002.10
午後二時のラーメン屋『ワニの丸かじり』1990.6
いまが旬、冷やし中華『ゆで卵の丸かじり』2011.4
チクワ天そば騒動記『ゆで卵の丸かじり』2011.4

5章 食堂で思い出づくり
そうだ、京都、定食屋!『オール讀物』2006年7月号「男の分別学 京都で定食屋巡り」『そうだ、ローカル線、ソースカツ丼』2008.5
回転定食誕生す『タヌキの丸かじり』2000.4
いまどきの社員食堂『ワニの丸かじり』1990.6
いま、学食は?『ナマズの丸かじり』1991.3
新宿西口飲食街の夕食『ナマズの丸かじり』1991.3
わが青春の大久保『オール讀物』1987年7月号「男の分別学」
『笑いのモツ煮こみ』1990.6

相変わらず、この文庫本で
初めて「ショージくん」を読むかもしれない
読者への配慮がされていない、
編集者・出版者による以下の記述に腹が立ちます。

「本作品は、『週刊朝日』に連載中の「あれも食いたいこれも食いたい」、『漫画読本』(文藝春秋)に連載された「ショージくんのにっぽん拝見」、『オール讀物』(同)連載中の「男の分別楽」、書籍『そうだ、ローカル線、ソースカツ丼』(同)に掲載された著者のエッセイ及び対談を再編集したアンソロジーです。」奥付

各篇の初出を明示して、
1937年10月30日生まれな東海林さだおさんが、
何年に、何歳の時に、
どんな事件があった頃に、
どんな雑誌に、
発表した文章なのかを、
読者に知らせるのが編集者の仕事だと私は思います。

各篇末尾に初出を記載したって、
ページ数は変わらないのだから、
本の値段は上がらないだろうけど、
著者自身が、そんなこと、
初出明示なんてド~デモイ~と、
考えているのかなぁ?

という訳で、今回も

http://oisiso.com/html/literature/marukaziri.html
丸かじりシリーズ一覧  レシピサイトぷちぐる

http://www7a.biglobe.ne.jp/~toku-cafe/bunko(2).html
「食」に関する文庫本紹介

を、ブラウザの検索機能でチェックしながら、読みました。
ほぼ全部再読三読以上です。

読書メーター
東海林さだおの本棚
(登録冊数109冊 刊行年月順)
https://bookmeter.com/users/32140/bookcases/11091206

『週刊朝日』1987年連載開始
「丸かじり」シリーズは全冊(45冊)読んでいます
(再読三読以上もあり)。

『オール讀物』1970年連載開始
「ショージ君の東奔西走」「男の分別学」シリーズの登録はまだ11冊です。読書メーター開始(2009年9月)以前に何冊も読んだけど、何を読んだかは未確認です。
ウィキペディア
https://ja.wikipedia.org/wiki/東海林さだお
でチェックしなければ! と数年前から思いながら、出来てません。

我が家のささやかな書庫(書架19連)にある
東海林さだお本のリストはエクセルで作成済です。

東海林さだお所蔵一覧
(71冊 単行本刊行年月順 2020年10月3日作成)
https://www.facebook.com/tetsujiro.yamamoto/posts/4494342367307034

昨日は、我が家にある東海林さだお本のリストをエクセルで作成しました。 読書メーター 東海林さだおの本棚(登録冊数74冊 刊行年月順) https://bookmeter.com/users/32140/bookcases/11091206...

Posted by 山本 鉄二郎 on Saturday, October 3, 2020



https://note.com/fe1955/n/na707f7822d01
東海林さだお(1937.1.30- )
『週刊文春 お正月スペシャル号
丸ごと1冊タンマ君! 文春ムック』
表紙・和田誠
文藝春秋 2015年1月1日発売
194ページ

https://note.com/fe1955/n/nf8e46ae0caf5
東海林さだお(1937.1.30- )
平松洋子(1958.2.21- )
「西荻くんだり」
「創作とショーバイ」
『COYOTE No.57
特集 平松洋子 本の丸かじり』
スイッチパブリッシング
2015年11月15日発売

https://note.com/fe1955/n/na1b4228390c5
東海林さだお(1937.1.30- )
『ひとりメシ超入門(朝日新書)』
朝日新聞出版 2020年2月刊
312ページ


https://note.com/fe1955/n/nbcc8f8e1c48f
東海林さだお(1937.1.30- )
『ひとり酒の時間 イイネ! (だいわ文庫)』
解説 新久千映
大和書房 2020年7月刊
288ページ

https://note.com/fe1955/n/n13d57c855813
東海林さだお(1937.1.30- )
『ゴハンですよ(だいわ文庫)』
解説スズキナオ
大和書房 2020年10月刊
288ページ


https://note.com/fe1955/n/nc2876051f259
東海林さだお(1937.1.30- )
『東海林さだおアンソロジー
人間は哀れである(ちくま文庫)』
平松洋子(1958.2.21- )編
筑摩書房 2021.12
384ページ

https://note.com/fe1955/n/ne8719ab5e759
東海林さだお(1937.1.30- )
『自炊(ソロメシ)大好き!(だいわ文庫)』
大和書房 2022年9月刊
288ページ

https://note.com/fe1955/n/na7a9bc9747ac
東海林さだお(1937.1.30- )
『ショージ君、85歳。老いてなお、ケシカランことばかり』
大和書房 2023年1月刊
224ページ

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