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ディック・フランシス『度胸 (ハヤカワ・ミステリ文庫)』菊池光訳 早川書房 1976.7  『大穴 (ハヤカワ・ミステリ文庫)』菊池光訳 早川書房 1976.4  『飛越 (ハヤカワ・ミステリ文庫)』菊池光訳 早川書房 1976.9  山本一生「D・フランシスの究極のミステリー」『書斎の競馬学 』平凡社新書 2008.12

Dick Francis (1920.10.31-2010.2.14)
ディック・フランシス『度胸 (ハヤカワ・ミステリ文庫)』
菊池光訳 橋本邦治解説
早川書房 1976年7月刊
1979年6月16日、下高井戸、三思堂で購入、150円。
http://www.amazon.co.jp/dp/4150707057/


英国で1964年に発表された「競馬シリーズ」第2作。
原題 Nerve

「競馬シリーズ」五冊目として刊行された
『度胸 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ 1055)』 1968.10 の文庫化。



現在、アマゾンに掲載されている書影は、改版時に変更された写真を使用した表紙カバーですが、私の持っている初版は山野辺進による絵です。

山野辺進 Home Page
https://susumu-yamanobe.jimdofree.com/

主人公は障害競馬騎手、ロッブ(ロバート)・フィン。
世界的に有名なオーボエ奏者の父とピアニストの母の息子です。

「母は、毎朝ピアノに向かって、新しいコンチェルトの練習をした。毎朝正確に七時に始め、コーヒーを飲む短時間の休憩をはさんで十二時半まで続ける。私は、生まれてこのかた無数に経験したように、指ならしの半音と手首をやわらげるためのアルベッジオで目をさましベッドにのんびりと横たわったまま、母が不協和な近代音楽の楽句を一つづつ取り上げて、完全に覚えたと満足でき、音が思い通りの順序で流れるまで各楽節を何度も何度も繰り返すのを聞いていた。

私はその姿を正確に頭の中に描き出すことができる。カシミアのスエターとスキー・パンツを着て特別製の腰掛に背筋を伸ばして坐り、音以上のものをピアノから聞き取ろうとするかのように首を前に突き出している。曲の真髄を探っている。そういう時は絶対に邪魔をしてはならない。曲の本質を、作曲者の究極的意図を探っているのだ。それをはっきりと胸の中でつかむと、今度は自分の解釈による装いをつけ始め、完成された概念が鮮明な光を放って現出するまで、音調と情調の対照を鋭く磨き上げる。

母は、子供の頃の私にとって慰安を求める対象ではなかったし、大人となった今の私にさして愛情にみちた関心を示さないが、自分自身の行ないによって、人間として大切にし尊敬すべき数多くの資質を現実に見せてくれた。例えば、専門家気質(プロフェッショナリズム)である。目的に対する単純、強固な意志がある。たんに努力することによってより高度なものに到達しうる時、低い水準における満足感を拒否する。

彼女が母としての役割を拒絶したがゆえに、私は若くして徹底的な自主独立の精神を身につけた。そして、聴衆の面前における栄光のかげの骨身を削る努力を見ているがゆえに、自らの努力なくして人生の果実を期待してはならないことを知りつつ成人した。母親として息子にこれ以上の教えを与えることができるだろうか?」p.102

「[ジョアンナと]二人で、フレンチ・ドレッシングのかかったアヴォカド、ビーフストロガノフとほうれんそう、クリームのかかったいちご、きのことベーコンとすももの口直しを食べた。長いあいだ鳥の餌のような食事を続けてきた私にとってはたいへんな美食であった。」p.60

何度読み直したのか憶えていない。
傑作だな〜。

!注意! 私の持っている文庫本『度胸』の巻末解説はひどいネタバレなので、絶対に解説を先に読まないでください。
現行文庫本では改善されているといいのですが。

『池澤夏樹、文学全集を編む』河出書房新社 2017.9
https://www.amazon.co.jp/dp/4309026087

p.151「『世界文学全集』の巻立て作成の際の初期参考資料」
にはディック・フランシス『度胸』[第2作 1964]が記載されていて、『度胸』が大好きな私は嬉しかったです。

ディック・フランシス『大穴 (ハヤカワ・ミステリ文庫)』
菊池光訳 平尾圭吾解説
早川書房 1976年4月刊


英国で1965年に発表された競馬シリーズ第4作。
原題 Odds Against

「競馬スリラーシリーズ」二冊目として刊行された
『大穴 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ 1010)』 1967.11 の文庫化。

ハヤカワ・オンライン 出版史
http://www.hayakawa-online.co.jp/info/company_history.html
「1976年4月 『ハヤカワ・ミステリ文庫』刊行開始」
第3作『興奮』、第4作『大穴』、第14作『重賞』(最新作)の三冊同時刊行。

現在、アマゾンに掲載されている書影は、改版時に変更された写真を使用した表紙カバーですが、私の持っている初版は山野辺進による絵です。

山野辺進 Home Page
https://susumu-yamanobe.jimdofree.com/
に、第二作『度胸』の装画がありますけど、『大穴』はなかった。

主人公は事故で左腕を負傷し騎手を引退、探偵事務所に雇われて二年になるシッド・ハレー。

「射たれる日まではあまり気にいった仕事ではなかった。その仕事も自分の一命とともに危うく失うところであった。しかし、三八口径の一片の鉛は私の腸を穴だらけにしたばかりでなく、傷の痛みのほかに烈しい火のかたまりを体内に残した。

さもなければ、私がザナ・マーティンに出会うこともなかったであろうし、回顧というクモの糸にがんじがらめになって、自分はもとより、誰にとっても無益な存在で終わっていたにちがいない。

その時はそうは思わなかったが、あの銃弾は私自身にとっては人間解放への第一歩であった。射たれたのは不注意であったからだ。不注意だったのは仕事に嫌気がさしていたからである。」p.5

「私は慎重に平静な声で言った。
「あなたは二年間、なにもしない私にに給料をくれた。そのお返しをする機会を与えてください。やめたくないのです」

ポインター犬がにおいをかぎつけたように、わずかに頭を持ち上げたが、なにも言わなかった。私は続けた。

「その償いにただで働きます。ただし、本当の人並みの仕事であれば。オフィスでぶらぶらしているのはもうご免だ。頭が狂いそうになってしまう」

彼はきびしい目で私を見つめていたが、そのうちにホーッと吐息をついた。

「やれやれ。今までかかって」と言った。「それも、銃弾のおかげで」
「どういうことですか?」

「シッド、きみは生き死体(ゾンビイ)が目ざめるのを見たことがあるかね?」
「ありません」彼の言う意味がわかって、私は情けない気持ちで答えた。「そんなにひどかったですか?」

彼は片方の肩を上げた。「私はきみがレースに出ていた姿を見ているのだよ、いいかね。誰の目にも、火が消えたのはわかるものなのだ。感じのいい、気のきいた冗談を言う灰がオフィスの中を漂っていたのだ。それだけのことだった」

自分の文学的な表現をはにかむような微笑を見せた。彼は言葉で絵画的表現をするのが好きなのだ。そのために仕事時間がずいぶん無駄になった。

「じゃあ、また火がついたと考えてください」
私はニヤッとした。
「それに、難問を持ち帰ったんです。なんとかして解決したいのです」」p.85

全44冊のベストいくつかのひとつだと思います。

「競馬シリーズ」全44冊のほとんど(38冊)は違う主人公の物語ですが、シッド・ハレーは、
第18作『利腕』1979 と
第34作『敵手』1995 と
第40作『再起』2006 にも主人公として登場します。


ディック・フランシス『飛越 (ハヤカワミステリ文庫)』
菊池光訳 虫明亜呂無解説 カバー山野辺進
早川書房 1976.9
http://www.amazon.co.jp/dp/4150707065/

英国で1966年に発表された競馬シリーズ第5作。
原題 Flying Finish

「競馬スリラー・シリーズ」五冊目として刊行された
『飛越 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ 1072)』 1969.4.15 の文庫化。
1969年4月には、15日に『飛越 』が、30日に第6作『血統 』が刊行されたようです。

http://homepage1.nifty.com/kobayasi/hm/hpb901.htm
横丁の名探偵
ハヤカワ・ポケット・ミステリリスト(901-1100)


一目惚れの出会いを信じますか?
はい、私は信じます。

Would you believe in a love at first sight?
Yes I'm certain that it happens all the time.

The Beatles "With a Little Help from My Friends"
Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band (1967)
https://www.youtube.com/watch?v=0C58ttB2-Qg


主人公はアマチュア騎手でアマチュア・パイロットのヘンリイ・グレイ。
ディック・フランシス(1920-2010)は元障害騎手(1957年に引退)で、
第二次大戦中は英国空軍爆撃機のパイロットでした。

http://www.nytimes.com/2000/10/09/nyregion/mary-francis-76-quiet-force-behind-dick-francis-s-novels.html
Mary Francis, the wife of the mystery writer Dick Francis and a literary helpmate who was his researcher and editor, died on Sept. 30 in her home. She was 76 and lived on Seven Mile Beach in the Cayman Islands.

To prepare for ''Flying Finish,'' Mrs. Francis learned how to fly, starting an air taxi service and eventually writing a book under her own name, ''Flying Start: A Guide to Flying Light Aircraft.''

山本一生『書斎の競馬学 (平凡社新書)』平凡社 2008.12 http://www.amazon.co.jp/dp/4582854451
「1966年に書かれた『飛越』では、競走馬の空輸会社に勤めるアマチュア・パイロットのヘンリイ・グレイが登場し、息を呑むような飛行シーンが展開される、この中では、航空機についての知識がふんだんに披露される。

『飛越』の構想がまとまったのは1965年だが、その年にオックスフォード飛行訓練所に入学したのは、メアリーだった。最初は調査のために、レッスンを二回か三回受けるつもりだったのが、すぐに飛行機の操縦の魅力にとりつかれる。やがて一人で飛ぶようになり、次いで四十一歳という年齢にもめげることなく、見事にライセンスを取得する。まさに驚くべき女性であった。

そして軽飛行機を買い入れると、十一年間はライセンスを更新して飛び続ける。さらにパイロットのライセンスを取得してから三年後には『飛行操縦のビギナーズガイド』なる教本を書き上げ、英国航空はこの本をプロのパイロット志望者に配布したという。

その後は飛行機を二機買い入れてエアタクシーの会社まで設立する。メアリーはまるで、D・フランシス作品の登場人物のように、不屈な闘志を持ち、進取の精神に富んでいるのである。」
p.241 「第十話 D・フランシスの究極のミステリー 驚くべき女性」

1970年発表の第9作『混戦』Rat Race の主人公はエアタクシー会社に雇われているパイロットです。

山本一生『書斎の競馬学 (平凡社新書)』平凡社 2008年12月刊
https://www.amazon.co.jp/dp/4582854451

『書斎の競馬』(「1999年に創刊され十四ヵ月続いた」p.278 あとがき)
連載の「競馬学シリーズ」11篇を収録。

競馬自体には興味がないので、
「第十話 D・フランシスの究極のミステリー」と

ディック・フランシスの作品
『転倒』1974
『反射』1980
『帰還』1991
『決着』1993
が言及される

「第八話 保険金殺馬は発覚しない」

の二章だけ読みました。

前者は「ベストセラー[三十五言語で出版、世界で六千万部]を書いたのは夫ではなく、妻のメアリーではないか」という

グラハム・ロード『ディック・フランシスの競馬人生』1999Graham Lord, Dick Francis: A Racing Life, Little, Brown & Company (25 Oct. 1999)
http://www.amazon.co.uk/dp/0316648558/

を紹介する内容で、私がかすかに知っていた作家の実像を伺わせてくれる興味深い内容でした。

読書メーター ディック・フランシスの本棚(登録冊数46冊・発表年順)
https://bookmeter.com/users/32140/bookcases/11091211

https://note.com/fe1955/n/n704a9c240bcb
Dick Francis (1920.10.31-2010.2.14)
ディック・フランシス
第27作『横断 (ハヤカワ・ノヴェルズ)』
菊池光訳 早川書房 1989.11
Conan Doyle (1859.5.22-1930.7.7)
コナン・ドイル
『回想のシャーロック・ホームズ 新訳版(創元推理文庫)』
深町眞理子訳 東京創元社 2010.7
小池滋先生(1931.7.15- )
小野二郎(1929.8.18-1982.4.26)

https://note.com/fe1955/n/n9559f73b6968
古内一絵『キネマトグラフィカ』東京創元社 2018.4
Dick Francis (1920.10.31-2010.2.14)
ディック・フランシス
第29作『標的(ハヤカワ・ミステリ文庫)』
菊池光訳 早川書房 1996.9
コテージパイとシェパーズパイ


https://note.com/fe1955/n/n367de278ead9
デボラ・クロンビー(1952.6.6- )
『警視の謀略(講談社文庫)』
西田佳子訳
講談社 2020年6月刊 512ページ


https://note.com/fe1955/n/n290446e2d25c
デボラ・クロンビー
『警視の慟哭(講談社文庫)』
西田佳子訳
講談社 2023年3月刊 608ページ


https://note.com/fe1955/n/n12763c05d8f7
Sara Paretsky (1947.6.8- ) 
サラ・パレツキー
第1作 Indemnity Only (1982)
『サマータイム・ブルース(ハヤカワ・ミステリ文庫)』
山本やよい訳 早川書房 1985.6
『サマータイム・ブルース 〔新版〕(ハヤカワ・ミステリ文庫)』2010.8
第2作 Deadlock (1984)
『レイクサイド・ストーリー (ハヤカワ・ミステリ文庫)』 1986.3
第3作 Killing Orders (1985)
『センチメンタル・シカゴ (ハヤカワ・ミステリ文庫)』 1986.9

https://note.com/fe1955/n/n9a61cd5c63de
Sara Paretsky (1947.6.8- ) 
サラ・パレツキー
第4作『レディ・ハートブレイク (ハヤカワ・ミステリ文庫)』
山本やよい訳 早川書房 1988.7
第5作『ダウンタウン・シスター (ハヤカワ・ミステリ文庫)』1989.9
第6作『バーニング・シーズン (ハヤカワ・ミステリ文庫)』1991.4

https://note.com/fe1955/n/nae30aae123d2
Sara Paretsky (1947.6.8- ) 
サラ・パレツキー
第7作『ガーディアン・エンジェル Hayakawa Novels』
山本やよい訳 早川書房 1992.9
第8作『バースデイ・ブルー Hayakawa Novels』1994.10
短篇集『ヴィク・ストーリーズ(ハヤカワ・ミステリ文庫)』1994.9
第9作『ハード・タイム (ハヤカワ・ノヴェルズ)』 2000.12

https://note.com/fe1955/n/n56d10804550c
Sara Paretsky (1947.6.8- ) 
サラ・パレツキー
第10作『ビター・メモリー Hayakawa novels』
山本やよい訳 早川書房  2002.12
第11作『ブラック・リスト(ハヤカワ・ノヴェルズ)』2004.9
第12作『ウィンディ・ストリート(ハヤカワ・ノヴェルズ)』2006.6


https://note.com/fe1955/n/nccf46a3e5ca7
Sara Paretsky (1947.6.8- ) 
サラ・パレツキー
第13作『ミッドナイト・ララバイ(ハヤカワ・ミステリ文庫)』
山本やよい訳 早川書房 2010.9
第14作『ウィンター・ビート(ハヤカワ・ミステリ文庫)』2011.9
第15作『ナイト・ストーム(ハヤカワ・ミステリ文庫)』2012.9


https://note.com/fe1955/n/ne796ea17f2db
Sara Paretsky (1947.6.8- ) サラ・パレツキー
『セプテンバー・ラプソディ(ハヤカワ・ミステリ文庫)』
山本やよい訳 早川書房 2015.1
『カウンター・ポイント』2016.12
『フォールアウト)』2017.12

https://note.com/fe1955/n/n7f4e64e7e5f0
Sara Paretsky (1947.6.8- ) 
サラ・パレツキー
第19作 Shell Game (2018)
『クロス・ボーダー 上・下(ハヤカワ・ミステリ文庫)』
山本やよい訳 早川書房 2021.9
第20作 Dead Land (2020)
『ペインフル・ピアノ 上・下(ハヤカワ・ミステリ文庫)』2022.11

https://note.com/fe1955/n/n0204b24b491f
S. J. Rozan (1950- ) 
S.J.ローザン
第1作『チャイナタウン (創元推理文庫)』直良和美訳 東京創元社 1997.11
第2作『ピアノ・ソナタ (創元推理文庫)』1998.12
第3作『新生の街 (創元推理文庫))』2000.4
第4作『どこよりも冷たいところ (創元推理文庫)』2002.6

https://note.com/fe1955/n/nae61ba300340
S. J. Rozan (1950- ) 
S.J.ローザン
第5作『苦い祝宴(創元推理文庫)』直良和美訳 東京創元社 2004.1
第6作『春を待つ谷間で(創元推理文庫)』2005.9
第7作『天を映す早瀬(創元推理文庫)』2005.8
第8作『冬そして夜(創元推理文庫)』2008.6
短篇集『夜の試写会(創元推理文庫)』2010.4

https://note.com/fe1955/n/n4bc95498af2b
S. J. Rozan (1950- ) 
S.J.ローザン
第9作『シャンハイ・ムーン(創元推理文庫)』
直良和美訳 東京創元社 2011.9
第10作『この声が届く先(創元推理文庫)』2012.6
『永久に刻まれて リディア&ビル短編集(創元推理文庫)』2013.8
第11作『ゴースト・ヒーロー(創元推理文庫)』2014.7
第12作『南の子供たち(創元推理文庫)』2022.5

https://note.com/fe1955/n/n60bf9583961a
Robert B. Parker (1932.9.17-2010.1.18) 
ロバート・B・パーカー
第1作『ゴッドウルフの行方』菊池光訳 早川書房 1984.10
第2作『誘拐』飯島永昭訳 立風書房 1980.10
第2作『誘拐』菊池光訳 早川書房 1989.2
第3作『失投』飯島永昭訳 立風書房 1977.3
第3作『失投』菊池光訳 早川書房 1985.10

https://note.com/fe1955/n/n6ed20bab5a3b
Robert B. Parker (1932.9.17-2010.1.18) 
ロバート・B・パーカー
第4作『約束の地』菊池光訳 早川書房 1978.8
第5作『ユダの山羊』菊池光訳 早川書房 1979.9
第6作『レイチェル・ウォレスを捜せ』菊池光訳 早川書房 1981.12
第7作『初秋』菊池光訳 早川書房 1982.9

https://note.com/fe1955/n/na6b78450f7c1
Dick Francis (1920.10.31-2010.2.14)
ディック・フランシス
第2作『度胸 (ハヤカワ・ミステリ文庫)』菊池光訳 早川書房 1976.7
第4作『大穴 (ハヤカワ・ミステリ文庫)』菊池光訳 早川書房 1976.4
第5作『飛越 (ハヤカワ・ミステリ文庫)』菊池光訳 早川書房 1976.9
山本一生「D・フランシスの究極のミステリー」
『書斎の競馬学 』平凡社新書 2008.12

https://note.com/fe1955/n/n704a9c240bcb
Dick Francis (1920.10.31-2010.2.14)
ディック・フランシス
第27作『横断 (ハヤカワ・ノヴェルズ)』
菊池光訳 早川書房 1989.11
Conan Doyle (1859.5.22-1930.7.7)
コナン・ドイル
『回想のシャーロック・ホームズ 新訳版(創元推理文庫)』
深町眞理子訳 東京創元社 2010.7
小池滋先生(1931.7.15- )
小野二郎(1929.8.18-1982.4.26)

https://note.com/fe1955/n/n9559f73b6968
古内一絵『キネマトグラフィカ』東京創元社 2018.4
Dick Francis (1920.10.31-2010.2.14)
ディック・フランシス
第29作『標的(ハヤカワ・ミステリ文庫)』
菊池光訳 早川書房 1996.9
コテージパイとシェパーズパイ

https://note.com/fe1955/n/nd41726da27bb
丸谷才一(1925.8.27-2012.10.13)
『快楽としてのミステリー(ちくま文庫)』 筑摩書房 2012.11

https://note.com/fe1955/n/nf236daad7399
福永武彦・中村真一郎・丸谷才一
『決定版 深夜の散歩 ミステリの愉しみ』講談社 1978.6

https://note.com/fe1955/n/n26e000989c48
福永武彦・中村真一郎・丸谷才一
『深夜の散歩 ミステリの愉しみ(創元推理文庫)』東京創元社 2019.10

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