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ヤマザキマリ、とり・みき「リ・アルティジャーニ ルネッサンス画家職人伝 10 フィレンツェへの里帰り 3」『芸術新潮』2017年9月号

『芸術新潮』2017年9月号新潮社 2017年8月25日発売
https://www.amazon.co.jp/dp/B074JRWX4N
https://www.shinchosha.co.jp/geishin/backnumber/20170825/

http://torimikisblogarchives.blogspot.com/2017/08/10.html
「芸術新潮9月号は【特集】〈永久保存版〉30人の批評家が投票! 日本アニメ ベスト10。ヤマザキマリ+とり・みき『リ・アルティジャーニ』は第10回。バブル期で建築ラッシュのフィレンツェを描きます。」

ヤマザキマリ(1967.4.20- )
とり・みき(1958.2.23- )
「リ・アルティジャーニ ルネッサンス画家職人伝
10 フィレンツェへの里帰り
3 ウチェッロ、若きボッティチェリに世の趨勢を説く。」p.10-13
2022年5月17日読了

Donatello (1386-1466.12.13)
Cosimo de' Medici (1389.9.27-1464.8.1)
Paolo Uccello (1397-1475.12.10)
Fra Filippo Lippi (1406-1469.10.8)
Sandro Botticelli (1445 [1444?] -1510.5.17)

ウチェッロに、行き先を知らされずに、ドナテッロの家へ向かうボッティチェリ。

描かれている工事中の建物や街角の彫刻のモデルは何かなぁ?

「うわあ 何の建物だろう…

今のフィレンツェで一番儲かる職人は 間違いなく建築家じゃな
金融と貿易でボロ儲けした連中が人より目立つ建物を造るのに必死になっておる
でかい建物ほど自己顕示欲を満たしてくれるものは他に無いからな!
自己顕示欲は金の動きを活性化させ 物を造る人間は重宝される
フィレンツェに力の突出した職人が集まっているのは全て金の効力じゃ
お前さんの師匠リッピは そういう話は せんのか?

マエストロは 女性と食べ物の話しか しませんよ!

リッピのような絵師が人気を博したのもフィレンツェ財界一の後だてのおかげじゃろう

コジモ様のことですか…?
あんな心強い味方を付けときゃ 坊さんでも かけ落ちが許される」

この連載では、「ウチェッロ」ですが、単行本
『リ・アルティジャーニ ルネサンス画家職人伝(とんぼの本)』新潮社 2022.6
https://note.com/fe1955/n/na2f5c783d59b
では、「ウッチェロ」です。

[ドナテッロ宅]
「わぁっ 彫刻か… びっくりした…
1500年以上前の 古代ローマ時代の職人が作ったんじゃよ
すごいな… 首が無いのに こんなに美しいなんて…」

ドナテッロ宅の古代ローマ彫刻の謂れの出典種明かしを「マリとり」対談で読ませて欲しいです。

読書メーター ヤマザキマリの本棚(登録冊数72冊 刊行年月順)
https://bookmeter.com/users/32140/bookcases/11091917

とり・みきの本棚(登録冊数47冊 刊行年月順)
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