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Kenneth Grahame (1859.3.8-1932.7.6) ケネス・グレアム『楽しい川辺』ロバート・イングペン イラスト 杉田七重訳 西村書店 2017年4月刊 A4変型判 224ページ


Kenneth Grahame (1859.3.8-1932.7.6)
ケネス・グレアム
『楽しい川辺』
ロバート・イングペン イラスト
杉田七重訳
西村書店 2017年4月刊
A4変型判 224ページ

https://www.amazon.co.jp/dp/489013980X
http://www.nishimurashoten.co.jp/book/archives/8529

「100年以上愛されてきたイギリスの自然ファンタジーの名作が
待望のカラー新訳・豪華愛蔵版で登場!
豊かな自然に暮らす、ゆかいな動物たちの冒険!
春の大掃除を放り出し、外に飛び出していったモグラは、
川辺を愛する川ネズミや、ぶっきらぼうだけれど優しいアナグマ、
うぬぼれ屋のヒキガエルに出会って、
次から次へと心おどる冒険に乗り出していきます。
何をしでかすかわからないヒキガエルのせいで、
仲間はとんだ騒動に巻き込まれますが、本人はなんのその。
箱馬車をひっくり返され、自動車を盗んで投獄され、
恐れを知らず脱走した挙句、屋敷を乗っ取ろうとするイタチどもに、
仲間と一丸となって戦いをいどみます。
イギリス児童文学史上、最も愛され、読み継がれてきた永遠の名作。
1908年に刊行されてから100年、
ケネス・グレアムの素晴らしい想像力と穏やかなユーモアは、
子どもも大人も等しく魅力し続けてきました。
本書は、国際アンデルセン賞をはじめ数々の賞に輝いた画家、
ロバート・イングペンの美しい挿し絵入りで、
全編新訳のカラー豪華愛蔵版です。
(小学校5年生以上の漢字にルビ付)」

「イギリスの自然ファンタジーの名作が
カラー新訳・豪華愛蔵版で登場。
川辺に暮らすゆかいな動物たちが、
心おどる冒険に乗り出します。

Kenneth Grahame
1859年、イギリス・エジンバラ生まれ。
5歳で母親を亡くし、以来バークシャーで祖母に育てられる。
勉学とスポーツに秀で、オックスフォード大学への進学を
希望したが叶わず、
1879年にイングランド銀行に就職。
単調な仕事からの逃避として創作を始め、
雑誌に作品が掲載されるようになる。
1893年に最初の短編集
『Pagan Papers』を刊行、続いて
『黄金時代』、『夢見る日々』を出版。
『楽しい川べ』 The Wind in the Willows は、
「マウス」というあだ名を持つ息子のアラステアに
就寝前に語って聞かせた話と、その続きを
息子に書き送った手紙がもとになっている。
1908年に刊行され、大ベストセラーとなった。
1932年、73歳で永眠。

Robert Ingpen
1936年、オーストラリア生まれの世界的に有名な画家、作家。
ロイヤル・メルボルン・インスティテュート・オブ・テクノロジーで
挿し絵と装丁の技術を学ぶ。
1986年には児童文学への貢献が認められて
国際アンデルセン賞を受賞。
本書のほかに、
『不思議の国のアリス』
『鏡の国のアリス』
『聖ニコラスがやってくる!』(以上、西村書店)、
『宝島』、
『ピーターパンとウェンディ』
など、多数の作品に挿し絵を提供している。

杉田七重
東京生まれ。東京学芸大学教育学部卒業。
児童書、YA文学、一般書など、フィクションを中心に幅広く活動。
主な訳書に、
『不思議な国のアリス』、
『鏡の国のアリス』(ともに西村書店)、
『クリスマスキャロル』(角川書店)、
『月にハミング』(小学館)、
『キルトでつづるものがたり』(さ・え・ら書房)、
『青空のかけら』(鈴木出版)、
『怪盗紳士モンモランシー』(東京創元社)など多数。」

https://en.wikipedia.org/wiki/Kenneth_Grahame

https://ja.wikipedia.org/wiki/ケネス・グレアム

https://en.wikipedia.org/wiki/The_Wind_in_the_Willows

https://ja.wikipedia.org/wiki/たのしい川べ

https://en.wikipedia.org/wiki/Robert_Ingpen

https://www.ehonnavi.net/author.asp?n=2840

福岡市総合図書館蔵書
2017年5月16日読了

110年ほど前、
ケネス・グレアム(1859-1932)が
四歳の息子に語って聞かせ
1908年に出版した物語。
The Wind in the Willows (1908)

英国の古典的な児童文学作品として、
石井桃子訳
『たのしい川べ
 ヒキガエルの冒険』
岩波書店 1963
を、
明治大学文学部学生だった頃(1973-77)から知っていましたが、
四十年もたった今、ようやく新訳で読むことができました。

https://jp.mercari.com/item/m64351321544
https://jp.mercari.com/item/m64351321544

すべての見開きページに
ロバート・イングペンの見事な絵が掲載されていて、
擬人化されたキャラクタの
モグラ、ネズミ、ヒキガエル、アナグマのするあれこれ
(特に食事)が楽しかったです。

「ネズミはバスケットを舟に下ろした。
「何が入ってるんです?」
モグラがワクワクしながら聞いた。
「チキンのハム」と、
あっさり言ったかと思うと、
続けて一気にまくしたてる。
「それにタンのハムと
ビーフのハムと
キュウリのピクルスと
サラダと
ロールパンと
クレソンサンドイッチと
ミートペーストと
ジンジャーエールと
レモネードと
ソーダ水と――」
p.15 第1章 川辺

The Wind in the Willows
Centenary Edition
Illustrated by Robert Ingpen
@FoolishFishBooks Children's Book Review
英語音声 11:6 自動生成文字起こしあり
https://www.youtube.com/watch?v=QQFOo9-bfPY

読書メーター
絵本の本棚
登録冊数396冊 著者名順
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https://note.com/fe1955/n/nbda874966ad1

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昨日読んだ絵本。 レイモンド・ブリッグズ『さむがりやのサンタ』すがはら ひろくに 訳 福音館書店...

Posted by 山本 鉄二郎 on Friday, May 18, 2018




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