武田百合子(1925.9.25-1993.5.27)『富士日記を読む 中公文庫』中央公論新社 2019年10月刊 301ページ 平松洋子(1958.2.21- )「供物として」p.85-93 「桜めし」
武田百合子(1925.9.25-1993.5.27)
『富士日記を読む 中公文庫』
中央公論新社 2019年10月刊
301ページ
https://www.amazon.co.jp/dp/4122067898
「「富士日記」はどのように読まれてきたか。
そしていま、どのように読み返すか。
小川洋子、平松洋子、苅部直、村松友視による
書き下ろしエッセイと多数の写真で
その魅力を余すところなく紹介する。
新版に対応する登場人物索引を付す。」
試し読み
https://x.gd/DaiyP
【追悼】写真家・武田花さん。
直木賞受賞作家・村松友視さんが語る、
武田家との思い出
「泰淳さんに百合子さん、そして彼女もいなくなった」
https://fujinkoron.jp/articles/-/13504
第1章 その後の『富士日記』 武田百合子「今年の夏」他 9篇
第2章 『富士日記』に寄せて 小川洋子、苅部直、平松洋子、村松友視 書き下ろし4篇
第3章 『富士日記』を読む 解説・帯文5篇 書評21篇
第4章 富士山荘をめぐる二篇 武田泰淳「花火を見るまで」「蝿ころし」
『富士日記』索引(新版対応)
武田泰淳(1912.2.12-1976.9.5 東京市本郷区生まれ)
武田百合子(1925.9.25-1993.5.27 神奈川県横浜市)
福岡市総合図書館蔵書
2019年11月24日
平松洋子(1958.2.21- )
「供物として」p.85-93
を読みました。
「「富士山荘」ならではのオリジナルな食べ物や
料理も身軽にひょいひょいと登場する。
…
「桜めし」。桜というから桜色を思い浮かべ、
梅干しを混ぜて炊くのかなと予測していたら、
「これは茶めしと同じことらしい」と注釈がある。
ならば、どうして桜飯と呼んだのだろう。
「ここのところ、桜めしばかりしている。
桜めしは冷たくなってもおいしい。
おにぎりにして海苔をまいてもおいしい。
二人とも気に入っている」
(昭和44年7月30日)
なんて書いてあるから、よけいに知りたくなる。」
p.89
1955年1月生まれな私の育った東京都立川市の家庭
(愛知県豊橋付近出身の祖父母・両親
(母は埼玉県児玉郡)・子供六人)
では、醤油・酒・水で炊いたご飯を、
「お桜ご飯」と呼んでいた記憶があります。
ググってみると、
「静岡県民のソウルフード」
「静岡県では給食の人気メニューだ」そうです。
https://macaro-ni.jp/50143
https://ja.wikipedia.org/wiki/桜飯
「遠州地方(浜松市周辺[JR東海道本線 浜松 ⇒ 豊橋 約35分])では
さくらごはん、おさくらと呼ばれ、合格祈願の縁起物として受験日の
昼食に炊いて持っていくことがある。
また学校給食に出され人気のメニューとなっている。」
1958年2月21日岡山県倉敷市うまれな
平松洋子さんは、原稿執筆の際に、
「桜めし」を
ググってみなかったのかなぁ?
読書メーター
平松洋子の本棚
登録冊数36冊 刊行年月順
https://bookmeter.com/users/32140/bookcases/11091301
平松洋子(1958.2.21- )
「それは「待つ日々」の中で書かれた」https://note.com/fe1955/n/nbfc65ad4d2f0
https://note.com/fe1955/n/nf8e46ae0caf5
https://note.com/fe1955/n/nb73becf83e78
https://note.com/fe1955/n/n686c5196be61
https://note.com/fe1955/n/n1c1f09d69e20
https://note.com/fe1955/n/n296f5d1d1397
平松洋子(1958.2.21- )
「茨木のり子が住んだ家」
https://note.com/fe1955/n/ncbc5752a9c70
https://note.com/fe1955/n/nc80b46c6b60a
東海林さだお(1937.1.30- )
『東海林さだおアンソロジー
人間は哀れである
ちくま文庫』
平松洋子(1958.2.21- )編
筑摩書房 2021.12
https://note.com/fe1955/n/nc2876051f259
https://note.com/fe1955/n/ndbc459695076
https://note.com/fe1955/n/n694348cd5994
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