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じゃんぽ~る西『理想の父にはなれないけれど』KADOKAWA 2022年3月刊 144ページ Clifford Brown (1930-1956) "Come Rain Or Come Shine" (1953.10.15) 日記 2022年5月5日 立夏 春すぎて夏きにけらししろたへの衣ほすてふ天の香具山 新古今和歌集 巻第四 夏歌 175 巻頭歌 吉海直人(1953- )『百人一首の新考察』1993.9 『百人一首を読み直す』2011.5 阿古真理 日本の野菜がこんなにも「甘くなった」意外な事情
日記
2022年5月5日
午前0時10起床
体重55.6kg BMI 20.7
スクワット60回 懸垂7回
67歳3か月
室温19.1度 湿度52%
糸島市天気・最低最高気温予報
2022年5月5日
午前6時 晴 12.9度 最高気温 午後1時 25.9度
5月6日
午前5時 晴 13.7度 最高気温 午後0時 23.2度
https://tenki.jp/forecast/9/43/8210/40230/1hour.html
https://www.calc-site.com/search_dates/5/5/2022
今日
2022年5月5日は、
旧暦2022年4月5日、
二十四節気の第七、
立夏です。
次は小満。
http://koyomigyouji.com/24-rikka.htm
「穀雨から数えて15日目頃。
八十八夜の3、4日後。
春分と夏至のちょうど中間にあたります。
暦の上での夏の始まり。
この日から立秋の前日までが夏季になります。
夏といっても、本格的な夏はまだまだ先。
日差しが強くなり気温が高くなる日もありますが、
基本的には暑くもなく寒くもなく、湿度が低く風もさわやか。
新緑の季節で、
九州では麦が穂を出し、
北海道では馬鈴薯や豆の種まきが始まります。
蛙が鳴き出すのもこの頃からです。」
![](https://assets.st-note.com/img/1737422272-bEsfKIlMpchvna3VCw7QrODR.png)
春すぎて夏きにけらししろたへの衣ほすてふ天の香具山
持統天皇御製
題しらず
新古今和歌集 巻第四 夏歌 175[巻頭歌]
「春が過ぎて夏が来たのだな。夏が来ると真白な衣を干す
と聞く天の香具山に今それが見える。」
『新日本古典文学大系 11』岩波書店 1992.1 p.67
原歌は万葉集一、
四句「ころもさらせり(ほしたり)」。
古来風体抄[こらいふうていしょう 鎌倉初期の歌論書。藤原俊成著。
式子内親王の依頼により、建久八年(1197)に撰進。万葉集から
千載集までの秀歌を引用し、その歌風の変遷を示して短評を加えたもの]、
二句「なつぞきぬらし」、四句「ころもかわかす」。
けらし 「けり」の意。
てふ 「といふ」に同じ。
この訓の新古今集以前の出所未詳。
万葉集の第四句は実景を写すのに止まるが、ここでは実景に伝承が
重なり、現在と過去が結び合う。そこにむしろ強く時代の共感を
よぶものがあった。夏山の青と白衣の取合わせも新古今集にふさわしい。
参考
「雲はるる雪のひかりや白妙の衣ほすてふ天の香具山」
(藤原良経 千五百番歌合 冬三)
「更衣」の歌。
後撰集以後「夏歌」は更衣で始まる。
持統天皇(じとうてんのう 645-703)
天武天皇の皇后。第41代天皇。
万葉集五首。
「読人しらず」として拾遺集に初出。新古今一首。
小倉百人一首 2
「春すぎて夏きにけらししろたへの衣ほすてふ天の香具山」
https://www.asahi-net.or.jp/~sg2h-ymst/yamatouta/sennin/jitou2.html
https://ja.wikipedia.org/wiki/持統天皇
![](https://assets.st-note.com/img/1737423172-fcruVOp9nC3AIKXQW1JYtqPo.png?width=1200)
https://note.com/fe1955/n/n7244f85d9bd2
吉海直人(1953- )
『百人一首の新考察
定家の撰歌意識を探る』
世界思想社 1993年9月刊
https://www.amazon.co.jp/dp/4790704742
春過ぎて夏来にけらし白妙(しろたへ)の衣ほすてふ天の香具山
新古今和歌集 巻第三 夏歌 175(巻頭歌)
「持統天皇(第四十一代)は歌人としては無名に等しく、
残された詠歌も非常に少ない
[…]
『新古今集』に至って
「春過ぎて」歌が一首撰入されただけで
[…]
たった一首の歌によって、
永遠とも言えるような知名度を獲得している。」
p.18-19
「持統天皇が百人一首に撰ばれたのは、
決して歌人としてすぐれていたからでも、
「春過ぎて」歌の良さが認められたからでもない。
藤原公任[966-1041.2.4]などは
これを全く秀歌撰に入れておらず、
平安中期頃まではほとんど埋もれていた歌だった。
[…]
歴史的に外せない人物として、
百人一首の史観によって、
天智・持統の親子撰入が予定されていた
[…]
その後で組み合わせを考慮して、
天智の「秋の田の」歌が選ばれたと仮定すると、
すっきり説明できるようである。」
p.19
「「春過ぎて夏きたるらし白妙の衣ほしたりあめの香具山」
という『万葉集』の定訓など、
この[新古今集の]時代には存在すらしていない。
そういった[『万葉集』]享受史の流れを
無視してはなるまい。」
p.20
![](https://assets.st-note.com/img/1737422795-r9gmHDaFBZklzP0MiT1JfpOq.png)
吉海直人(1953- )
『百人一首を読み直す
非伝統的表現に注目して
新典社選書』
新典社 2011年5月刊
264ページ
https://www.amazon.co.jp/dp/4787967916
「持統天皇歌(二番)の「春過ぎて夏来」表現」
『解釈』50-9、10 2004年10月1日
春過ぎて夏来にけらし白妙(しろたへ)の衣ほすてふ天の香具山
新古今和歌集 巻第三 夏歌 175(巻頭歌)
「天の香具山は、
『万葉集』
「大和には群山[むらやま]あれどとりよろふ天の香具山
[登り立ち国見をすれば国原は煙(けぶり))立ち立つ
海原(うなはら)は鴎(かまめ)立ち立つ
うまし国ぞ蜻蛉島(あきづしま)大和の国は]」
(二番)歌における舒明[じょめい]天皇の国見歌が示すように、
かっては天皇の神的権威と深く結びついた聖地であった。
持統天皇歌にしても、季節到来の兆しを天の香具山によって
察知しているのみならず、さらにそれを天皇自らが詠じている
ことが重要なのである。一種の天皇による祭事であり、そして
治世の象徴でもあろう。『新古今集』では、
後鳥羽院([百人一首](九九番[人もをし人も恨めしあぢきなく世を思ふゆゑにもの思ふ身は])と
持統天皇(二番)が天の香具山によって一脈通じている。
これは鎌倉幕府の台頭により失墜した天皇の権威を、
天皇自らによる天の香具山詠によって復権・賛美しようと
しているのではないだろうか。」
p.23
ほのぼのと春こそ空に来にけらし天の香具山霞たなびく
太上天皇[後鳥羽院]
春のはじめの歌
新古今和歌集 巻第一 春歌上 2
後鳥羽院御集「元久二年(1205)三月、日吉三十首御会」
『新日本古典文学大系 11』岩波書店 1992.1 p.20
https://note.com/fe1955/n/nce8e9a0c3675
![](https://assets.st-note.com/img/1737423790-HUZJNIGYLTvSQPghXsMDftj5.png)
https://toyokeizai.net/articles/-/586524
東洋経済オンライン 2022/05/04 5:00
阿古 真理
日本の野菜がこんなにも「甘くなった」意外な事情
トマトもジャガイモも高糖度になっていないか
![](https://assets.st-note.com/img/1737426133-aHvpTNtVKBJSPLlqZW9z04Rb.png)
https://diamond.jp/articles/-/301873
ダイアモンドオンライン 2022.5.1 3:20
レンチン ソーセージじゃがいも長ねぎ柚子こしょう煮
![](https://assets.st-note.com/img/1737426258-TK5i8AzZMOto7uPrknHRaQb9.png?width=1200)
https://diamond.jp/articles/-/301878
ダイアモンドオンライン 2022.5.3 2:50
ソーセージじゃがいも長ねぎ煮込みうどん
Clifford Brown (1930.10.30-1956.6.26)
"Come Rain Or Come Shine" (1953.10.15)
https://www.youtube.com/watch?v=yFw1qWin5aM
Clifford Brown Quartet In Paris (1953)
https://www.discogs.com/ja/release/8104734-ja
![](https://assets.st-note.com/img/1737431605-5cYRn3GOI1tmEXaozxKbVkBP.png?width=1200)
Recorded in Paris Oct.15,1953
Clifford Brown (tp)
Henri Renaud (p)
Pierre Michelot (b)
Benny Bennett (ds)
https://www.amazon.co.jp/dp/B000000YJX
私のパソコンのウィンドウズメディアプレイヤーには、
クリフォード・ブラウンの
The Beginning And The End (1952.3.21 ~ 1956.6.25)
他の演奏が59曲収納してありますが、
"Come Rain Or Come Shine" (1953.10.15)
は持っていないので、ユーチューブで聴きました。
![](https://assets.st-note.com/img/1737426367-5phPriDxZmYWLcs2E0KO19vN.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1737429147-zA48pqRojT6ftbYQOJDWUZXc.png)
![](https://assets.st-note.com/img/1737429184-c0JV4EuTOXNmvaHb5f36KlLI.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1737429214-QxtONpnWwKzrU8hELS1Z6RXA.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1737429238-g9dfi2b04RuSCeOZkAncVBMH.png?width=1200)
じゃんぽ~る西
『理想の父にはなれないけれど』
KADOKAWA 2022年3月刊
144ページ
仏文書名
Je ne serai jamais un pere ideal,mais bon…
https://www.amazon.co.jp/dp/404064333X
「いま、この瞬間だけの君たちと一緒に。
フランス人ジャーナリストの妻との間に、
日仏ハーフの男児2人を授かった漫画家・じゃんぽ~る西。
なかなか父をリスペクトしてくれない息子に手を焼きながらも、
父の在り方を模索する日々を描いた『レタスクラブ』の
大人気連載が、待望の書籍化。
著者初のオールカラー&描き下ろしをたくさん収録。
いま、この瞬間だけの子どもたち、明日にはもう成長して
別の存在になってしまう子どもたちとの、かけがえのない
一瞬を丁寧に描写する唯一無二の子育てコミックエッセイです。」
糸島市図書館予約3人
前作
『おとうさん、いっしょに遊ぼ~
わんぱく日仏ファミリー!
フィールコミックス』
祥伝社 2021.10
は、
リクエスト用紙を提出しても
購入してもらえませんでしたけど、
『理想の父にはなれないけれど』は、
たぶん他の利用者からのリクエストもあったのでしょう、
無事、読めました。
『レタスクラブ』
2018年10月号~2022年2月号、
毎月2ページ連載48篇と描き下ろし、
全ページカラー。
「フランスの漫画「バンド・デシネ」の
豪華なフルカラー本のようになるのではないか?
という憧れと願望があり、目標でした。」
p.140
「あとがき」
食べ物を描いたコマが、カラーで楽しいです。
「フランス ブルゴーニュ地方にある妻の実家
夕方からのアペリティフなら食事と違って準備が簡単
サクランボ ピーナッツ アーモンド チーズ
ラディッシュ トマト イチゴ
たしかにこれなら 手軽に準備できるね!
と言いたいところだが 手作りのおつまみも
けっこう入っているではないか
キッシュ パテ入りのパン
ブルゴーニュ郷土料理・グジェール
料理苦手な俺には これでも充分すごい
「手軽」のレベルが違うんだろうな 豊かな生活…」
p.44
「15 フランス人の豊かな生活」
「グジェール」を知らなかったのでググりました。
「チーズ風味のシュー生地菓子 白ワイン又は、
軽めの赤ワインに合う
フランスの代表的なアミューズ(おつまみ)」
でした。
https://www.youtube.com/watch?v=qQqlw4KJ-vg
https://wine.toashoji.com/mariage/2021/05/post_9.html
![](https://assets.st-note.com/img/1737428369-FZHeOR4ECbqBMoadK0g2ciXL.png?width=1200)
https://otium.blog.fc2.com/blog-entry-2600.html
![](https://assets.st-note.com/img/1737428519-wdHR4i29vke8WZSNoByCLQ1z.png)
読書メーター
じゃんぽ~る西の本棚
登録冊数6冊
刊行年月順
https://bookmeter.com/users/32140/bookcases/11644801
![](https://assets.st-note.com/img/1737428629-xnYPp2WB3Es4cUoh7e1Kmltv.png?width=1200)
https://note.com/fe1955/n/n0f0e399e572c
https://note.com/fe1955/n/nd091498e6fab
昨日読んだマンガ。 じゃんぽ~る西・カリン西村『フランス語っぽい日々』白水社 2020年10月刊。188ページ。 https://www.amazon.co.jp/dp/4560088810 「外国語を愛する 外国語に苦しむ...
Posted by 山本 鉄二郎 on Thursday, July 8, 2021
昨日読んだマンガ。 じゃんぽ~る西『モンプチ嫁はフランス人 2』祥伝社 2016年9月刊。160ページ。 https://www.amazon.co.jp/dp/4396766815 「子供への愛、恋人への愛。 愛は同じでも愛の表現が違...
Posted by 山本 鉄二郎 on Wednesday, February 24, 2021
昨日読んだマンガ。 じゃんぽ~る西『モンプチ嫁はフランス人』祥伝社 2015年7月刊。168ページ。 https://www.amazon.co.jp//dp/4396766459 「愛が大事なフランス人ד愛が苦手"...
Posted by 山本 鉄二郎 on Sunday, December 13, 2020