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近藤史恵(1969.5.20- )『それでも旅に出るカフェ』双葉社 2023.4 240ページ


近藤史恵(1969.5.20- )
『それでも旅に出るカフェ』
双葉社 2023年4月刊
240ページ
https://www.amazon.co.jp/dp/4575246190

「世界のさまざまなカフェメニューを提供する、カフェ・ルーズ。円が営むカフェもコロナ禍の影響を受けていて……。
日常のちいさな事件や、モヤモヤすることを珍しいお菓子が解決していく。「こんなカフェに行きたい!」の声続々のコージーミステリー第二弾。」

福岡市総合図書館予約62人(複本5冊)

2017年6月に読んだ、
『ときどき旅に出るカフェ』
双葉社 2017.4
『小説推理』
2016年2月号~2016年11月号連載
の続篇。
https://bookmeter.com/reviews/64856465

昨日読み終わったミステリ。 近藤史恵『ときどき旅に出るカフェ』双葉社 2017年4月刊。 https://bookmeter.com/books/11673908...

Posted by 山本 鉄二郎 on Monday, June 12, 2017

『小説推理』2022年1月号~10月号連載
「再会のシュークリーム」
「リャージェンカの困難」
「それぞれの湯圓」
「湖のクリームケーキ」
「彼女のためのフランセジーニャ」
「鳥のミルク」
「あなたの知らない寿司」
「抵抗のクレイナ」
「クルフィの温度」
「酸梅湯の世界」

六年前の連載時には、誰も想像していなかった
コロナ禍のカフェ・ルーズ。

奈良瑛子さんも葛井円さんも、
六歳年を取ったような描写はなく、
四十代の頃は、私も加齢を実感したことなんて
なかったなぁ、などと思いながら読んでいました。

ポルトガルのサンドイッチ料理、
フランセジーニャを食べてみたいですけど、
食が細くなってしまった68歳の私には
食べきれないんでしょうね。

「たっぷり溶けたチーズがかかって、
その上に目玉焼き、トマトソース、
周りにはフライドポテト。ナイフを入れ
 … 
パンの中には、サラミソーセージや
焼いた牛肉が…」

「[ポルトガルから]フランスに出稼ぎに
行ってた人がクロックムッシュを食べて、
地元に帰ってアレンジしたそうなんです。
肉をたくさん挟んでチーズもたっぷり、
トマトソースをかけた」p.121-123


https://ja.wikipedia.org/wiki/フランセジーニャ
https://www.youtube.com/watch?v=mHDmBA6oGWU

試し読み
それでも旅に出るカフェ
再会のシュークリーム
https://colorful.futabanet.jp/articles/-/2101

「再会のシュークリーム」
『小説推理』2022年1月号
「フライドポテトはソースがえらべます。
トリュフ塩かケチャップかマスタードマヨネーズ、
もしくはサムライソースです」
「オランダの人に、
『日本にはサムライソースがない』
と言ったらびっくりされました」

フライドポテト・サムライソース
( ベルギー マヨネーズ・ケチャップ・唐辛子)https://www.sbfoods.co.jp/recipe/detail/08268.html
https://mousouadvisor.com/origine-de-la-sauce-samourai/
なぜサムライソースってフランスで言ってるの?
「右から2番目がサムライソース」

https://en.wikipedia.org/wiki/Samurai_sauce


リャージェンカ
(ロシア 長時間加熱牛乳発酵飲料
キャラメルのような香ばしい薫りと淡い酸味)

http://www.hatirobei.com/ブックガイド/作家から/近藤史恵/雑誌掲載記事

読書メーター
近藤史恵の本棚(登録冊数5冊 刊行年月順)
https://bookmeter.com/users/32140/bookcases/11091415

https://note.com/fe1955/n/n89eed2ed84ad
近藤史恵(1969.5.20- )
『ときどき旅に出るカフェ』
双葉社 2017.4
280ページ

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