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ヤマザキマリ、とり・みき「リ・アルティジャーニ ルネッサンス画家職人伝 12 スクロヴェーニ礼拝堂の追想」『芸術新潮』2018年1月号


『芸術新潮』2018年1月号 新潮社 2017年12月25日発売
https://www.amazon.co.jp/dp/B077ZJ6V3P
https://www.shinchosha.co.jp/geishin/backnumber/20171225/

ヤマザキマリ(1967.4.20- )
とり・みき(1958.2.23- )
「リ・アルティジャーニ ルネッサンス画家職人伝
12 スクロヴェーニ礼拝堂の追想
老ドナテッロが述懐する "ジョットの「青」" の鮮烈な記憶――。」p.10-13
2022年5月19日読了

Giotto di Bondone (1267-1337.1.8)
Donatello (1386-1466.12.13)
Paolo Uccello (1397-1475.12.10)
Masaccio (1401.12.21-1428)
Sandro Botticelli (1445 [1444?] -1510.5.17)


パドヴァ スクロヴェーニ礼拝堂

「どこまでも抜けるようなウルトラマリンの「青」 青 青 わしらは[ドナテッロとウッチェロ]しばらく圧倒されて押し黙っとった…マザッチョよりもはるかに前に 生きた人間が 涙を流し 苦悩する 生々しい描写がなされているのに驚いた

[パドヴァ・スクロヴェーニ]礼拝堂一面にくり広げられていたのは それまでの様々な法則をつき破り 作り手の中にある人間としての経験や感性に彩られた 絵画という物語だったのじゃ

古代ギリシャやローマの創作精神はすでにジョットによって復興していたのだ…」

パドヴァ スクロヴェーニ礼拝堂

「なあ 若いの… 人間の可能性は果てしない…
思い切ったことを どんどん表現してみるんじゃな…
そして いらないしがらみにとりつかれた者どもをアッと言わせてやるんじゃ!

…もしかして オレって すごい時代に生きてんのかもな…」

スクロヴェーニ礼拝堂
https://visitaly.jp/event/art-trip-2020/trip/spot/053_cappella_degli_scrovegni.html

https://luca-signorelli.blog.jp/archives/29411401.html
https://luca-signorelli.blog.jp/archives/29417114.html
https://luca-signorelli.blog.jp/archives/29402378.html
「ジョットが36‐38歳だった頃、礼拝堂のフレスコ画制作に従事したとされてます。」

を駆け足で眺めただけでは、11ページの2コマが分かりませんでした…。
三年間で、こんなにたくさん、描いたのか…。

明治大学文学部学生の頃(1973-77)読んだ、
花田清輝「歌―ジョット・ゴッホ・ゴーガン」1941.9
『復興期の精神』1946
で、ジョットの名前を憶えてはいましたけど、
この連載を読んでググるまで、ジョットの作品を観ていませんでした。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ジョット・ディ・ボンドーネ

読書メーター ヤマザキマリの本棚(登録冊数72冊 刊行年月順)
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