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メグ・ガーディナー 『チャイナ・レイク ハヤカワ・ミステリ文庫』山西美都紀訳 早川書房 2009年11月刊 650ページ

メグ・ガーディナー
『チャイナ・レイク
 ハヤカワ・ミステリ文庫』
山西美都紀訳
早川書房  2009年11月刊
650ページ
https://www.amazon.co.jp/dp/4151785019

「【エドガー賞(アメリカ探偵作家クラブ賞)受賞】
親友の母の葬儀に狂信者集団〈レムナント〉のデモ隊が押しかけてきた
のが最初だった。弁護士にしてSF作家のエヴァンは彼らと対決する。
だが敵の本当の狙いはエヴァンの六歳の甥ルークだった。
兄ブライアンの離婚した妻が〈レムナント〉に入信していたのだ。
執拗な嫌がらせ、ルークに対する誘拐の試み。
だがその背後には陰謀が……
スティーヴン・キング激賞の新星登場」

https://honyakumystery.jp/1321913433

https://meggardiner.com/

https://en.wikipedia.org/wiki/Meg_Gardiner
Evan Delaney novels
China Lake (2002)
Mission Canyon (2003)
Jericho Point (2004)
Crosscut (2005)
Kill Chain (2006)

福岡市総合図書館蔵書
2009年12月13日読了

Meg Gardiner (1957.3.15 )
China Lake (2002)
https://www.amazon.com/dp/0340977752

https://meggardiner.com/books/china-lake/

米国生まれで英国在住の著者による第一作。
2002年に英国で出版され、
2008年米国でも刊行、
アメリカ探偵作家クラブの
エドガー賞最優秀ペイパーバック賞を受賞。

書名のチャイナ・レイクは
米海軍・航空兵器開発基地のある
カリフォルニア州の地名で、
サンタ・バーバラとともに本書の舞台です。

650ページもある分厚い文庫本ですが、
カルト教団との争いに巻き込まれた主人公は
どうなるのかという
サスペンスが上手に描写されていて、
迫力に圧倒され一気に読み通してしまいました。
ジェットコースターにでも乗ったような読後感です。

「ルークはニッキィに預かってもらっていた。
迎えに行く途中、わたしはミルバス・ストリートに入り、
<ラ・スーパーリカ> で人数分のタコスを
テイクアウトで買っていった。
タコススタンドのオレンジ色の屋根の下で年配の女性店員が
トルティーヤを手作りするのを眺め、
コリアンダーと油の芳醇な香りを嗅いでいると
気分が高揚していった。」
p.390

集英社文庫から、以下、
続篇
『裏切りの峡谷』2010.5
『死の同窓会』2011.5
他が刊行されましたけど、
読めませんでした。
福岡市総合図書館に全部あるんですが…。

https://www.amazon.co.jp/stores/author/B004LWFTFY

読書メーター
ミステリの本棚
登録冊数377冊 著者名五十音順https://bookmeter.com/users/32140/bookcases/11091193

https://note.com/fe1955/n/nc50e1ec88745

https://note.com/fe1955/n/n3e63a3b8cd87

https://note.com/fe1955/n/nc814a1b7581e

https://note.com/fe1955/n/n106343d4d6bc

https://note.com/fe1955/n/nd9e98e4ef15a

https://note.com/fe1955/n/n1c4ac17a1669


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