ソフィー・リトルフィールド 『謝ったって許さない ハヤカワ・ミステリ文庫』 嵯峨静江訳 早川書房 2010年10月刊 381ページ Sophie Littlefield A Bad Day for Sorry (2009) Anthony Award for Best First Novel 2010
ソフィー・リトルフィールド
『謝ったって許さない
ハヤカワ・ミステリ文庫』
嵯峨静江訳
早川書房 2010年10月刊
381ページ
http://www.amazon.co.jp/dp/4151790012
「クズ男の始末はお任せ! だが今度の敵はヤバすぎた……
最高に熱くてハッピーなママ・クライム・アクション登場!!
2010年アンソニー賞最優秀新人賞受賞作
ミシンと手芸の店を営むステラおばさんの裏稼業、
それは女性を苦しめるクズ男に過激な天誅を下すこと!
ある日、以前助けた若妻クリッシーが子供を別居中の夫に
さらわれたと泣きついてきた。
どうやら徹底的なお仕置きが必要ね――だが、その夫は
怪しげな犯罪組織と関わっているようで……
ヤバい奴らを向こうに回し、ステラとクリッシーの熱い戦いが
始まった!
タフな毎日を生き抜く女性たちへ、主婦作家が贈る応援歌!」
福岡市総合図書館蔵書
2010年12月6日読了
https://en.wikipedia.org/wiki/A_Bad_Day_for_Sorry
Stella Hardesty crime series
A Bad Day for Sorry (2009) Minotaur Books
2010 Anthony Award for Best First Novel
A Bad Day for Pretty (2010) Minotaur Books
A Bad Day for Scandal (2011) Minotaur Books[8]
A Bad Day for Mercy (2012) Minotaur Books[9]
A Bad Day for Romance (2013) Minotaur Books
https://en.wikipedia.org/wiki/Sophie_Littlefield
https://sophielittlefield.com/
https://www.amazon.co.jp/stores/author/B001V28IT6/about
"Sophie also writes historical novels under the pen name Sofia Grant."
Sophie Littlefield
A Bad Day for Sorry (2009)
https://www.amazon.co.jp/dp/0312559208
2010年アンソニー賞最優秀新人賞受賞作。
アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀新人賞最終候補作品
五十歳の未亡人、ステラ・ハーデスティ・シリーズ第一作
読む前はコージー・ミステリかと思っていましたが、
ハードボイルドでした。
「経験から、ステラはロイ・ディーン・ショーがそれほど勇敢な若者
ではないことを知っていた。自分の恋人や妻を殴るやつに勇敢な男は
めったにいない。
この調子だと、彼の居場所を突きとめるために休日がつぶれてしまい
そうで、そのことがステラは不満だった。ミシン店の休みは日曜日と
火曜日だけで、最近は副業が忙しくて自由な時間が減っている。
たとえば、今日も、髪のカットとカラーリングをしてもらう予約を
取り消さなくてはならなかった――これで二度目だ――そのうえ、
洗濯物が一週間分も溜まっていた。
五十歳の誕生日が来て、更年期障害がいっそうひどくなったことも、
ステラをますます不機嫌にしていた。」
p.11
さて、ステラの副業って何でしょう?
続篇の日本語訳が刊行されなかったので、
あまり売れなかった、のでしょうか。
残念です。
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