常に考える 1年 上西剛史
初めまして。
大橋斗唯から紹介に預かりました。今回のブログを書かしていただきます、1年の上西剛史(うえにしたけし)です。よろしくお願いします。
まず初めに軽く自己紹介から。
出身は大阪府。2人の兄の影響でサッカーを始め、高校では京都橘高校でサッカーをしていましたが、"関東でサッカーをしたい"という思いがあり、東洋大学に進学しました。
18年間大阪の実家で過ごしてきて、急に一人暮らしをする事は簡単なことではないが、なぜかその時はやっていける自信があった。自信があったというよりかは、関東の大学でプレーしたい欲が強すぎて、一人暮らしをするという概念を忘れていたのかもしれない。
なぜなら「東洋大学からOKをもらった」と高校の監督に言われた時に、親に相談せずにその場で「行きます」と答えたから。
こんな感じで東洋大学に進学して今に至ります。
「あっという間に1年が終わった。」
昨年を振り返ると、この言葉に尽きる。
2月中旬に東洋大学の練習が始まり、気がつけばもう1年が経った。恵まれた環境、スタッフ、先輩、同期のおかげで充実した1年を過ごすことができた。
昨年は考えることの連続だった。
サッカー面はもちろん、サッカー以外の面でめちゃくちゃ考えた。
同期には食事、栄養の知識がめちゃくちゃある選手、筋トレに詳しい選手などといった自分が知らない知識を持っている人がたくさんいる。
そんな奴らとほぼ毎日いて、話を聞けるからこそ自然とその知識が自分にも身に付き、色んなことを考えてきた。
昨年はIリーグ、新人戦に多く出場させてもらった。初めてIリーグでスタメンで出させてもらった試合では90分間走り切ることができず途中交代。
次の週での試合でも足を攣って途中交代。
そんな試合が何試合か続いた。
今までと同じではいけない。
何かを変えなければいけない。
そこで私は食事を変えた。
他の選手に試合前にどんなことをしているのか、どんなものを食べているのか、飲んでいるのかを聞いて、自分が最高のパフォーマンスを出す為、最後まで戦うためには何を摂取すべきなのかを考えるようになった。
他の選手がしていることを真似て実践するようになった。色々考えて、試していくうちに90分間戦えるようになっていった。
こんなにも考えて食べるなんて高校までの自分からは想像ができない。
高校まで、菓子パン、揚げ物、お菓子、炭酸飲料、カップ麺も普通に食べていた。菓子パンに関してはほぼ毎日食べていた。
このような食べ物を食べている時に兄や親から「食べすぎちゃうか?」「そんなん食べてええんか?」と言われてたが、自分は「うるさいな」と思いながら食べていた。
朝も家を出るギリギリまで寝て、朝ごはんを食べない日も多かった。朝ごはんを食べないことに対して親にめちゃくちゃ怒られたが、朝ごはんの必要性をそこまで感じていなかった自分は睡眠を優先した。
今思うと情けない。
プロサッカー選手を目指している人とは思えない食事をしていた。高校まではそれで通用していたけど、レベル、強度が上がるにつれて、その時の食に対しての甘さのつけが回ってきた。
気づくのが遅すぎたが、気づくことができて良かったと思う。今からでも継続すればまだ間に合う。
ここまで自分を変えてくれたのは、一人暮らしをさせてくれた家族はもちろん、考えて食事をしている同期がいたおかげだ。本当に感謝している。
サッカーの話はほとんどせず、食事の話が多かったがそれほど食事が大事だと改めて気付かされた1年だった。
全てはサッカーのため。
プロになるため。
自分がまだ見たことのない日本一の景色を見るため。
何事にも考えることをやめずに取り組んでいきたい。
まとまりのない文章でしたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
次回は、何考えてるかわからない不思議ちゃん、鈴木里歩です。お楽しみに!
東洋大学体育会サッカー部 1年 上西剛史
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