最高の自分に 3年 松田佳大
本日ブログを担当させていただく芥川賞候補の新人・新四年の松田佳大です!
軽いジャブ程度のボケを挟んでしまいましたが、内容は真面目に書かせていただいたので最後まで読んでいただけたら幸いです!
いつも壁や困難にぶち当たった時には決まって過去の選択を間違っていたのかと考えてしまいがちでした。
特に、怪我をしてしまったときは尚更あのときこれをしてれば、やっていればと考えてしまっていました。
しかし、今回この怪我を通して改めて自分を見つめ直す時間が増え過去の経験には必ずどんなことにも意味があるのだと考えられるようになりました。
この怪我の経験も今、そして未来の自分に必ず意味をもたらしてくれることだと思います。
私はこれまでサッカーをしている上で大きな怪我や長期離脱といったケースがありませんでした。
怪我をしないための体作りや努力やケアは怠らずにやってきました。そして、怪我しない体も武器の一つでした。
しかし、今回怪我をしてしまい、当初は本当に苦しく今までなったことのない感情に陥りました。
今までやってきたことは間違っていたのか、どうしてこうなってしまったのか考えれば考えるほど落ち込み、また同時に不安や焦りも出てきました。
それは絶対にプロになるという夢を必ず掴み取るために全てを捨ててこの一年をかけようと思っていたからです。
私は「プロになること」以外考えていません。
就活もしないと決めました。
そんな覚悟をした矢先に起こった怪我はより一層私に焦りを与えました。
しかし、不安になっていたり、焦ってばっかでいてもなんの解決にもならない。
自分の怪我、そして自分自身ともう一度ちゃんと向き合う事が大事なのだと気づき、改めて自分を見つめ直してみたところ、自分は少し真面目すぎていたのかな?と気付きました。
毎日毎日100%、もしくはそれ以上の力を練習に使っていました。色んなことを試しすぎて負荷をかけ過ぎていました。やればやるだけ上手くなる、報われると信じ毎日やり過ぎるくらい、
練習しないと変な気持ちになるくらいでした。
そしてそう思っている時ふと、ヴィッセル神戸の前川黛也選手のnoteが今の自分の状況と似ていて心に突き刺さりました。
誰しも毎日100%の力を出し切っていたら、力が持たないのは当然だと気付かされたと同時にうまく休むことの大切さに気付きました。
今までは、プレーをしたいがために痛みを抑えながら練習をしたり、少し無理をしてしまっている自分がいました。
でも怪我をしたときはしっかり休む。
力を抜く時はちゃんと抜く、
やれる時に全力でやればいい。
もう少し気楽に考えてもいいのだと思うと少し気持ちが楽になりました。
そしてそれはきっとこの先プロの選手になった時にも大事になってくるものだと考えました。
だからこそ、今は焦らず、力を抜く=しっかり治療をし足を労わることに専念する期間だと思っています。
この期間にしっかり治すことはこの先プロとして長く活躍していきたいと強く思っている10年後、20年後の自分へと必ず繋がるはずです。
神様は乗り越えられない試練は与えません。きっとこの怪我も自分を強くするために神様が与えてくれたものです。
試練を乗り越え時間が経ってこのブログを見返し振り返った時、自分が怪我した事は大きな学びだった、この経験があってよかったと思えるように、今はマインドも経験値も大きく成長させてもっと強くなって復活したいと思います。
また、この怪我で沢山の人に携わって頂き改めて自分はさまざまな人に支えてもらっている幸せ者であると強く感じることができました。
このような支えてくれる人達に結果という形で必ず恩返ししたいと思います、見ていてください!
そして、今シーズンも東洋大学体育会サッカー部の応援を是非ともよろしくお願いします。
必ずチームとしても飛躍するシーズンにすることを誓います。ご期待ください!
次回のブログは
朝倉未来に激似の東洋大学が誇る喧嘩自慢、副職は超絶ドリブラーの井上怜です!是非ご覧ください!
東洋大学体育会サッカー部 3年 松田佳大
松田佳大(まつだ・けいた) 2000年5月17日生まれ
EXE90FC→セレッソ大阪U-15→京都橘高校
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