仲間と夢 3年 飯澤良介
今回の部活ブログを担当させて頂きます、3年の飯澤良介です。
まず最初に軽く自己紹介をしていきたいと思います。
中村勇太くんから紹介があったように、マッチョで有名な"ひろし"の息子です。"ひろし"は試合をよく観に来るので見かけたら話かけてみて下さい。
今回のブログでは自分が今まで経験したことを素直に書いていこうと思います。
さっそく本題に入りたいと思います。今回のテーマは「東洋大学を選んだ理由」についてです。
「東洋大学を選んだ理由」
私は高校卒業と同時にトップチームに上がることはできなかったので、大学を経由してプロサッカー選手を目指すことにしました。正直、大学にサッカー推薦で入ることは簡単なことだと思っていました。
しかし、最初に声をかけてもらった大学の練習会に参加させてもらったのですが、声をかけてもらったのにも関わらず合格は貰えず、その時に初めて大学にサッカー推薦で進学することの厳しさを痛感させられました。
更にその時期に怪我をしてしまいしばらく大学の練習会に参加することもできない状況が続いてしまったのもあって、通っていた高校の指定校推薦で大学へ行こうと考えてたくらいです。
なんとか怪我も無事治り、進路活動に遅れをとっていましたが、東洋大学のセレクションが8月に行われることを知り参加することを決めました。
進路活動をするのは2回目だったのもあり、心に余裕を持ってプレーすることができました。
セレクションは見事合格。まさか受かるとは思ってなかったので合格と聞いたときはめちゃめちゃ嬉しかったです。
東洋大学は当時関東1部にいて、先輩後輩の関係の良さや少人数制で練習を行なっているため誰にでもチャンスがあると聞いていたので、大学からプロサッカー選手になるにはベストな環境だと思いました。そして、なにより中学から一緒のチームでプレーしているキョロ(神山京右)とまた一緒になれることを、本人には「また一緒かよ」と言って悲しい演技をしていましたが、内心かなり喜んだのを覚えています。
現在コロナウイルスの影響で進路活動がまともにできる状況ではありませんが、これから高校生は本格的に大学選択が始まってくる時期になってくると思います。先輩として1つ言えることは、早め早めに行動し、大学サッカーに関する情報を集めて、自分に合った大学選択をして下さい。
大学になって、上手くいく時もあれば上手くいかなくてメンタル的にしんどい時期もありますが、東洋大学は一人ひとりのレベルが高く、自分自身が成長するには素晴らしい環境が整っています。
もし、本気でプロサッカー選手を目指しているのであれば是非東洋大学に興味を持ってみて下さい。
シンプルに大学に入ってから感じたことを話していこうと思います。
私は、大学1年生のときに運良く公式戦に出させて頂く機会が多くありました。しかし、現実はそんなに甘くはなく徐々に試合に絡んでいく機会も減っていき、メンバー登録からも外れるほど落ちていきました。
なにが言いたいかというと、代わりはいくらでもいるということです。
大学サッカーには上手い人や強い人はあたりまえのようにいるため、ただ練習を毎日こなしているだけでは自分の立場はあっという間に失くなってしまいます。そんな厳しい環境の中でプロサッカー選手になるには何が1番の要因になるの考えてみました。
私は、4歳の頃から今までサッカーを16年間続けています。その16年間のサッカー人生の中で、同期、先輩、後輩を含め、多くのプロサッカー選手になった選手をみてきました。
一体なにが違うのか、自分にはなにが足りないのかを色々考えました。
多くの要因がある中で、1番に重要視される答えは"努力を続ける"ということだと思います。
一見あたりまえに思うことかもしれませんが、簡単にできることではありません。私が今までみてきたプロサッカー選手になった選手全員に共通する要因です。
ここで伝えたいのは、努力の量に対して、その何倍もの量がいつか必ず自分に返ってくるということ。それを信じて、努力を続けられる人が成功する人だと私は思います。
全てが上手くいく人なんていません。上手くいかなかったり失敗したりしたときに本当の自分の強さが試されるものだと思います。
自分自身、大学サッカーにおいて思い通りにいかない状況が続いていますが、残りの大学2年間自分を信じて、"努力を続ける"という言葉を胸に刻みながらサッカーに全力でぶつかっていきたいと思います。
最後の写真は同期のメンバーの写真です。
同期は、自分も含めてなかなか癖のあるメンバーが集まっています。ですが、サッカーに対しては誰よりも熱く、トップクラスの素質を持つメンバーが揃っています。
私は、同期のメンバーから多くの刺激を受けてきました。
普段は騒がしく皆んなで楽しく過ごしていますが、練習に入ると一気にスイッチが入ります。サッカーにおいては学ぶことが多く毎日刺激をもらっていて、その中で特に思うのが練習前と練習後の過ごし方です。
練習前にジムで先に体を動かしている人もいれば、練習後はそれぞれの課題に取り組んでる人があたりまえのようにいるということ。
これは、自然と自分自身を動かしてくれる原動力になります。
そんなサッカーに対して熱い仲間の存在があるからこそ"新しい自分"を見つけることができます。
同期の存在は自分をレベルアップさせていくには不可欠な存在です。
だからこそ、いつか必ずこの仲間と笑顔で笑って終わりたい。そう心から思います。
残りの大学生活もあと2年となりましたが、さらなるステップアップをしていくための覚悟はできています。
あとは実行するだけ。やるしかありません。
小さい頃からの"夢"に向かって思いっきり突っ走っていきたいと思います。
4年生とは一緒にプレーできる最後の年となります。サッカーはもちろん私生活に置いても多くのことを教えてくれた先輩たちに少しでも恩返しできるように結果で答えられるよう頑張っていきます。
今年、必ず関東1部復帰・タイトルを獲れるように皆んなで最高の景色を掴み取りましょう!
少々堅い文章になってしまいましたが、最後まで読んで頂きありがとうございました。
次回は、南米の血が入った熱きファイター笠嶋哲太くんです!
東洋大学体育会サッカー部 3年 飯澤良介
飯澤良介(いいざわ・りょうすけ) 1999年10月15日生まれ
茅ヶ崎FC→東急SレイエスFC→横浜FCユース