思い込みのパワー 2年 高橋輝
こんにちは。
上西剛史くんに紹介していただきました。今回のブログを担当させていただく高橋輝です。
タイトルの通り、僕は「物事を思い込むこと」が強いパワーを持っているのではないかと思っています。今回のブログではそのことについて書いていきたいと思います。
2024年12月28日、インカレ優勝。
試合終了のホイッスルが鳴った瞬間は、とにかく嬉しかった。日本一になったということが正直信じられなかった。最高の景色を見ることができて幸せを感じた。いろんな人に対して感謝の気持ちでいっぱいだった。
高校3年生の時の全国大会で決勝トーナメント1回戦で負けて落ち込んでいた時に、その試合を観に来ていた卓さん(井上卓也監督)に、「東洋で一緒に日本一を目指しましょう」と声をかけていただいた。あれから約2年半後、卓さんを日本一の監督にできて本当に嬉しかった。
インカレ決勝前日はワクワクしていた。インカレ決勝でプレーできることが楽しみだったし、優勝してる姿をイメージした時の高揚感がすごかった。しかし当日は、なんか緊張していた。2024シーズン初めての緊張がシーズンラストの試合で現れた。というか緊張すること自体が久しぶりだった。
「全国決勝」と「たくさんの観客」
今までのサッカー人生で経験したことのないこの2つがおそらく緊張の要因だった。
ただここで「思い込みのパワー」が発動する。
「全然緊張しないじゃん」と無理やり自分に言い聞かせて緊張していないと思い込んだ。すると徐々に緊張が解けていき、キックオフの頃にはいつも通りのマインドでピッチに立てていた。
実は物事を無理やり思い込むのはこれが初めてではない。これまでも何回かやってきた。
例えば走りのメニューの時だ。僕はよくいろんな人に「全然キツくなさそう」とか「身体が軽そう」などと言われる。実際体力にすごい自信があるわけではないし、キツさも感じてる。でも走ってる時に「意外とキツくないな」と思い込んで走るとけっこう楽に走れる。
他には怪我をした時。「痛くない」とか「けっこう治ってきた」と思い込む。実際にインカレ開幕10日前に怪我をした時はとても焦ったため、痛みが強くても「痛くない」とかたくさん思い込んだ。
これに関しては思い込むことが良いことなのか、現実逃避していて危険なのか分からないが、早く治すため、回復力を高めるためには必要な「思い込み」だと思っている。
試合の時も相手を舐めてるわけではないが、「なんか勝てそうだな」とか「足軽くてめっちゃ走れそうだな」とか思い込んでいる。
なぜこんなにもポジティブな思い込みをするのか。理由は大きく分けて2つある。
1.自信を持つことに繋がるから。
2.精神的に余裕が生まれるから。
僕はそんなに熱いタイプではない。思いっきり叫んでやる気が出たり、大声を出して自分の闘志を燃やしたり、そういう感じではない。
かといって、心の中で熱くなっていたり、静かに闘志を燃やしたり、っていう感じでもない。
多分あまり何も考えずに頑張るタイプ。
だからこそ何かをやらなければいけない時、この「思い込み」が自分のスイッチとなり、自分を動かすエネルギーになっているのではないかと感じる。
最近「ポケポケ」というスマホでできるポケモンカードのゲームが流行っている。自分のポケモンにそのタイプのエネルギー(ピカチュウだったら雷タイプエネルギー)をつけて技を繰り出し、敵のポケモンを倒すというゲームだ。
僕も「思い込みのパワー」というエネルギーをつけて敵を倒し、東洋大学の勝利に貢献できるように頑張りたいと思う。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
2025年もよろしくお願いします!
次回のブログは、関東リーグデビュー戦で衝撃の1G1A。ディズニーシーのソアリンのタージマハルのシーンに感動していた依田悠希です!
お楽しみに!
東洋大学体育会サッカー部 2年 高橋輝
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