今 3年 塩澤隼人
こんにちは。東洋大学サッカー部3年の塩澤隼人です。
今回で2回目で何を書こうかと迷ったのですが、こういった場はあまりないので、正直な今の思いを書いていきたいと思います。最後まで読んでいただけたら嬉しいです。
2018年1月8日 埼玉スタジアム2002 4万人の大観衆の中での試合。最後に出た公式戦はいつと聞かれたらこの時まで遡る。その時のメンバーや戦った仲間などみんなはプロや関東リーグで試合に出て活躍している。大学に入学してから正直自分という存在がめちゃくちゃ恥ずかしいと思うこともあったし、合わせる顔がなかったこともあった。これだけ真剣な勝負の中で試合をしてないとゴールを決めた時の喜びや痺れる90分間の戦いが終わってホイッスルがなったときの勝った瞬間のなんとも言えない喜びとか悔しさとか忘れているのかもしれない。もちろん、手を抜いて練習や練習試合をやってきたわけではない。やはり、選手をやってる以上、自分が試合に出てなかったら楽しくないと感じることは多いと思う。確かに応援や運営などチームの為にやるべきことはやるけれど、ライバルのゴールは心から喜べるかといったら簡単には喜べるとは言えないし、チームが勝つことは嬉しいが心から喜べるかって言われたら違った感情も混ざっていると思う。
正直大学に入って楽しめてない時間の方が多いと感じていた。
でも先日、自分が1年生のときの4年生で、今はC大阪で活躍してるたつくん(坂元達裕選手/2018年度卒)と電話する機会があった。その時に
「今やらなかったら今後絶対良くなっていかない。自分を変えられるのは自分だけだぞ」
とそんなことを言われた。普通のことに聞こえるかもしれないけれど今の自分にすごく刺さった。勝手に自分に焦りを感じ、自信を失い、人の目をばかり気にして、良くても最低限のプレーをしていた。ミスは誰にでもあることなんだから気にするなと。本気でチャレンジすることだけ考えろと。なんか少し、改めてたつくんがプロに入って2年目でJ1で活躍している理由がプレーだけではないと感じた。
もう二十歳も過ぎて、色々なことが考えられるような歳になったけれど、今をもっと本気で生きたいと思った。そうしないと成長しないと思った。残り1年と少し、自分に正直に向き合っていこうと思う。
自粛期間も毎日のようにボールを蹴っていたし、やはりサッカーは楽しいと感じた。また、同期のチームメートの頑張りが自分も頑張ろうと思えた。そんな最高な仲間と最高の景色が見たい。その為に今を大切に頑張っていこうと思う。
最後になりますが、まだコロナが完全に収束したと言えない状況でも大好きなサッカーができる環境があるのは、今もなお、最前線で戦ってくれている医療関係者をはじめとする多くの方々のおかげや東洋大学サッカー部に関わってくれるすべての人のおかげです。直接はなかなか言えないので、この場をお借りしてお礼をしたいと思います。本当にありがとうございます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回はギュンギュンなドリブラーの井上くんです。
東洋大学体育会サッカー部 3年 塩澤隼人
塩澤隼人(しおざわ・はやと) 1999年4月18日生まれ
バディSC世田谷→FC東京U-15むさし→前橋育英高校
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