弱い自分 1年 宮原迅汰
初めまして。ゆりなから紹介いただきました。
国際観光学科国際観光学部1年の宮原迅汰です。自分の気持ちを文字にするのが苦手ですが、自分なりに精一杯書いたので最後まで読んでいただければ幸いです。
まず軽く、自分の自己紹介をさせてもらいます。僕は和歌山県の有田川町という町で生まれ育ちました。よく和歌山いじりをされますが、和歌山は自然豊かな街でご飯もおいしく暖かい人が多い大好きな地元です。みなさんもぜひ1度は行ってみてください。
サッカーは地元の町クラブで小学2年生から始め、中学ではセレッソ和歌山に所属し、高校ではセレッソユースに所属していました。高校三年生になるタイミングでセレッソユースを辞め、履正社高校に入部しました。
珍しい経歴ですが、セレッソ大阪ではプロチームとしての在り方やプロサッカー選手が与える影響力の凄さ。履正社高校にはサッカー選手としてだけではなく人間性としての部分の重要さを学びました。
辞めるという決断を尊重してもらったセレッソ大阪、途中からの入部を受け入れてもらった履正社高校には感謝しかありません。自己紹介はこの辺にしておいてそろそろ本題に入りたいと思います。
なぜ弱い自分という題名にしたかというとサッカーを始めてから自分はずっとメンタルの弱さで悩まされ、いまだにその事で考え込むことが多いからです。
上手くいく時は上手くできるが、1度ミスするとネガティブに考えてしまう。周りの評価を気にしてしまう。自分で自分を追い込んでしまう。それが自分の弱い所である。そして今年1年上手くいかないシーズンで自分の弱さに悩まされた年だった。そんな自分だからこそ、今自分の弱さから逃げずに向き合って自分を受け入れる必要があると思ったからです。
今年シーズンが始まり自分の立ち位置はBチームのベンチやベンチ外でした。スタメンで出た試合でもハーフタイムで交代。そこからは公式戦に長い時間でてません。仲間が必死に戦ってるいる試合を自分はビデオを撮っていることが多かった。その間に同期や先輩がプロの舞台や違う大学で活躍している姿をみて自分は何をしているんだととても焦る気持ちでいっぱいでした。
周りの評価を気にして自分のプレーができない、集中できなく無駄なことを考えてしまう自分に怒りを覚えるがそれを変えることもできない考えれば考えるほど空回りをする。
そんな弱い自分が情けなくとても悔しかった。正直辛かった。毎日布団に入っても不安と悔しさで寝れない日々が続いた。どうしたらいいか分からなかった。高校生の時にも変わらなきゃだめだよといってくれた人はいた。今思えばその時受け入れられずに逃げていたんだと思いました。それが今ツケが回ってきたのだなと。
幼い頃自分はよく周りの人達にサッカー選手になりたい！と自信満々に言っていた。しかし、今では自分の自信のなさを隠すかのようにプロサッカー選手になりたいと言っている。そんなダサい人間になっているんだなと感じる。
さてそんな人間がプロサッカー選手になれるのでしょうか。
答えはなれない。なれたとしても成功できないと思う。
そして今の自分ではプロサッカー選手になるのなんて到底無理だと思う。
じゃあ夢を諦めきれるのか？
諦められない。やっぱりサッカー選手になりたい。サッカーが大好きだから。
今ここで自分がクヨクヨしても時間の無駄なだけ。いつまでもこんな自分じゃだめだと思う。
だからそんな弱い自分を受け入れ変えるためにここで宣言する。
必ずプロサッカー選手になる。
ここで宣言することで多くの人から身の丈にあってないと思われるかもしれない。
どうせ無理やから無駄なだけと言われるかもしれない。
けど諦めない。
なにを言われても努力しチャレンジし続ける。
自分の弱さからもう逃げたくない。
後悔して終わりたくないから。
プロサッカー選手になれるなら周りの目なんかどうでもいい。ただがむしゃらにやる。
今自分に期待してる人はほとんどいないとおもいます。プロサッカー選手になれないと思っている人が大半でプロサッカー選手になりたいと言うと笑われるかもしれない。
けどだからこそ見返したい。
｢おおっ」と言わせてやりたい。
逆境を楽しんで這い上がってみせます。
ここから4年間絶対に屈しないでプロサッカー選手になってみせます。
先を越してる同期や先輩に追いつく。
そして追い抜けるように！
まとまりのない文章になりましたが最後まで読んで頂きありがとうございました。
次は横浜育ちのシティーボーイ、一見クールに見えるが実はかまちょな宮本新です！
素晴らしい文書を書いてくれると思うのでお楽しみに！
東洋大学体育会サッカー部 1年 宮原迅汰
宮原迅汰（みやはら・じんた） 2005年5月2日生まれ
レグラス有田JFC→セレッソ大阪和歌山U-15→セレッソ大阪U-18→履正社高校
宮原迅汰のPLAYER PROFILEこちらから