17年間、ありがとうございました! 4年 早乙女勝海
こんにちは。本日の部員ブログを担当させていただきます。東洋大学サッカー部4年の早乙女勝海です。文章を書くのが苦手なので、上手く伝わるか分かりませんが、最後まで読んでいただけたら嬉しいです。
東洋大学サッカー部に入部してから4年が経ちました。ですが、僕の大学4年間を振り返ると本当に力が無かった、ただその一言です。
関東大学サッカーリーグには1試合も出れなかったし、メンバーにも入れませんでした。そして、4年間ずっとBチームでプレーしていました。
最終学年にはなりましたが、Bチームのリーグ戦であるインディペンデンスリーグでは18試合中スタメンは3試合。残りの試合は途中交代であったり試合に出場できずに終わったりすることが多々ありました。
大きな怪我もしていないし、これが僕の力で何の言い訳もできない大学4年間の結果でした。正直こんな情けない4年間の結果をブログには書きたくは無かったけど、17年間やってきた大好きなサッカーに嘘はつきたく無かったので書きました。
なぜこのような4年間になってしまったのか、色々要因があると思います。しかし、僕が1番の要因だと思うことは、“諦めてしまったこと”だと思います。
東洋大学体育会サッカー部で1番下手なのはずっと分かっていました。力が無いということも分かっていました。だからこそ、1番練習しなきゃいけなかったのは僕だったと思うし、下手なら下手なりに陰で1番努力しないといけないことは分かっていました。
でも結局努力しても力の差は変わらないと自分で勝手に決めつけてしまい、努力する事を諦めてしまいました。それと一緒に、Aチームに上がって試合に出ることやプロになるということも諦めてしまいました。
それに加え、最後まで自分を変える事ができず、毎日なんとなく練習に行ってなんとなく与えられたメニューをこなして家に帰る。そういう毎日が4年間続いてしまいました。これが、こういう4年間の結果になってしまった1番の要因だと思ってるし、僕の力だったと思います。
しかし、僕の4年間はこのような結果になってしまいましたが、今、後悔してるとか悔いが残ったとかそういう気持ちはありません。
なぜならこの4年間、日々の練習で手を抜いたことは1度も無かったしやり切ったからです。特に最後の1年間は、練習で誰よりも声を出してチームを盛り上げてきたと思っています。
そして、試合の日は出場したら勝つ為にプレーし、ベンチのときはスタメンの選手に声をかけたり、チームが勝つ為に力を尽くしたりすることができたと思っています。
そういう姿勢というものは後輩のみんなに見せれたと思ってるし、自分が出来ることを1年間全うしたのではないかと思っています。
正直、自分の力の無さに何度も心が折れそうになってサッカーを辞めたいと思った時がありました。でも最後まで、大好きなサッカーから逃げる選択をしないで、ここまでやり切って本当に今良かったと思っています。
僕はこの17年間やってきたサッカーを通して色んな財産を得ることが出来ました。それは、共に戦った仲間やライバル、指導者の皆さんに出会えたことです。
もしサッカーをやっていなかったら、その人達に出会えて無かったと思います。だからこそ、僕はサッカーを通して出来た繋がりをこの先もずっと大切にしようと思っています。
そして、何よりここまでサッカーをやらせてくれた両親には1番感謝しています。両親はサッカーを始めた小さい頃からずっと僕を応援してくれたり、サポートをしてくれたりしていました。
その両親の為に、ピッチの上で結果を出したかったしプロになって恩返し出来れば1番良かったのですが、それが出来ずいま凄く悔しいです。でも本当にここまでサッカーをやらせてくれた両親には凄く感謝しています。
最後に、僕はこの大学4年間をもって17年間ずっとやってきたサッカーから離れる決断をしました。なぜこのような決断をしたか理由は2つあります。
1つ目はサッカーでここから上を目指すのは僕の中で無理だと思ったからです。
2つ目はサッカーから離れた人生を、この大学4年間が終わったタイミングでやってみたいと思ったからです。
だから僕はこの決断をしたし、今この決断をしたことに後悔はありません。でもいま本当に思うことは、これまでのサッカー人生がとても充実して楽しい人生だったということです。
しかしここからは、そのサッカーをやるということが自分の人生から無くなり、新しい人生がスタートします。
僕は、この新しい人生が始まることが凄く楽しみで、色々なことにチャレンジして行こうと思っています。
そして、このサッカーを通して学んだことや共に戦った仲間をずっと大切にして、これから新しい人生をスタートさせたいと思います。
決して簡単で、思い通りに進んただサッカー人生では無かったですが、ここまでずっとサッカーをやってきて、本当に心の底から良かったと思っています。
サッカーを通して僕と関わってくださった全ての人に感謝しています。17年間ありがとうございました。
最後までまとまりのない文章を読んでくださりありがとうございました。今後とも東洋大学体育会サッカー部の応援を宜しくお願いします。
続いてのブログは近い将来必ずワールドカップ決勝の笛を吹く男、蜂谷冬陽です!
東洋大学体育会サッカー部 4年 早乙女勝海
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