軌跡 4年 庄子佳那
こんにちは。
4年生ラストブログのトップバッターを務めさせていだだく庄子佳那です。今回はこれまでを振り返りながら今の想いを綴っていきます。拙い文章ではありますが、最後までご覧いただけますと幸いです。
まず初めに日頃より多大なるご声援・ご支援いただいている皆様にこの場をお借りして御礼申し上げます。今後とも東洋大学体育会サッカー部をよろしくお願いいたします。
右も左も分からない状態から始まった東洋大学体育会サッカー部でのマネージャー生活。
基本自分からやりたいと思うことがあまりなく、なんでもいいというか相手がやりたいことをやりたいと思うタイプの私が初めて自分の意思を突き通して選択した道。
授業やバイトを終えて部活に向かい、練習が終わって帰る頃には日付を超える間近。週末の試合を終えて帰ればハイライトやブログの作業をする、そんな当たり前だった日々の生活ももうすぐ終わりを迎えようとしている。
初めは教えられた仕事を覚えてただこなすのに精一杯で、考動することすらままならなかった。
今何をするべきなのか、しようと思ったことがマイナスにならないかなど消極的なことばかり考えていた自分に嫌悪感を抱いていた。
そんな自分を変えたくて、マイナスな考えを振り切って行動するようになった。
「そろそろこのメニューが終わるから用具が回収しやすい位置に移動しよう」
「この選手はこのテーピング、この選手はOS1を飲むからすぐに渡せるようにしよう」
「全員が試合前、HT、試合後にサプリを飲めるよう、配り方に工夫をしよう」
などと、練習や試合を重ねる毎に得た気づきや反省を次に活かせるように試行錯誤していく日々。
レベルの高い環境でサッカーに全力を注ぐみんなの側でマネージャーをするからこそ、一人一人の特徴を捉えてそれにあったサポートができるよう常にベストを尽くしたい、そしてチームの目標を叶えたい、そんな一心で過ごしてきました。
ラストシーズンを迎えて早8ヶ月。
今年はこれまでの環境と大きく変わり、例年やってきたことと違うことが求められるなど、戸惑いや悩み、プレッシャーに押し潰されそうになる日々でした。
そんな中、最高学年としての自覚と責任を持ち、「下級生に求めるからには4年生が言動や行動で示していこう」と練習から雰囲気を作り、自分達からスカウティング動画の作成やミーティングの実施を重ねてきた同期たちの姿を見て、私もしっかりしなきゃと励まされていました。
更にはイベントにも協力的でマネージャーにも気にかけてくれる、とても頼もしい同期達。きっとみんなの方が悩みやプレッシャーを抱えていたはずなのに、それを出さず、いつもプレーや言動で多くの人に活力を与えているみんなを心から尊敬しています。
そして、そんな同期の存在に幾度となく救われてきました。本当にありがとう。この4年間、みんなのサッカーに懸ける想いや考え方、価値観に日々学ばされることばかりでした。プレーだけでなく、人としても長けているみんなと同期として出会えたことは私の一生の誇りです。私はこの同期と最高の景色を見て終わる為に最後まで全力を尽くします。
次にこの4年間支えてくれた家族へ感謝の気持ちを伝えさせてください。
お母さんへ
初めは私がマネージャーやることに前向きじゃなかったけど、今では誰よりも1番近くで応援してくれてありがとう。自分の子どもが表舞台に立って活躍している姿を見たいと思うのが親として当然だったと思う。だけど私が裏方のマネージャーをやりたいと思うようになったのは、信じられないくらい優しくて、いつも人の為に動いているお母さんの姿を幼い頃から見ていたからこそ、私もお母さんのように「誰かの為に何かをできる人になりたい」と思うようになったんだと思う。看護師として働きながら休みの日には試合を見に来てくれて、誰よりもハイライトを楽しみにしてくれてありがとう。嬉しそうに感想を語るお母さんを見て、私のモチベーションにも繋がっていました。マネージャーのミスに気づくお母さんはマネージャーのマネージャー的存在です。本当にありがとう。これからもよろしくね。
兄へ
私がサッカーに出会えたのは間違いなく兄のお陰です。小さい頃、家でボール蹴りあって週末には兄のサッカーを見に行っての日々が日常にあったからこそ、サッカーが好きになりました。サッカーに関わるきっかけをくれてありがとう。そして、この大学生活でマネージャーとして4年間過ごせたのは兄の存在があったからこそです。家族を支えてくれてありがとう。私がラストシーズンを迎えてからは度々試合にも見に来てくれて、試合後に感想を言い合う時間がとても楽しかったし、何より嬉しかった。これからも見に来てね、待ってるよ。
家族以外にも「支えてたらいつか潰れちゃうから自分でも他の誰かでもいいから頼ってね」なんて声をかけてくれたり、いつも私を肯定して応援してくれる友達がいて、本当に恵まれた環境で4年間を過ごすことができました。本当にありがとう。
そして、私たち4年生の大学サッカー生活は残すとこあと2ヶ月半となりました。
関東リーグ第16節を終えての順位は4位。
後期に入ってから5勝1分。
前期よりも着実にチームとして成長しています。
残り6節。リーグ戦優勝もインカレ出場＆優勝の可能性も大いにあります。あとはみんなを信じてこの可能性に向かって突き進むのみです。
最後はみんなで最高の景色を見て笑って終ろう！
長くまとまりのない文章となってしまいましたが、最後までご覧いただきありがとうございました。
次回のブログは、1年生の頃と打って変わるほどの劇的成長を遂げ、今では最高に頼りになる同期マネの吉澤壮太です！バイト先でおばちゃんと喧嘩していたのが嘘かと思うくらい優しくて、同期マネの壮太がいなければ私はここまで来れていなかったと思います。本当にありがとう！彼の熱いブログをお楽しみに！
東洋大学体育会サッカー部 4年 庄子佳那
庄子佳那 （しょうじ・かな）2002年9月25日生まれ
社会学部社会福祉学科所属
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