挫折、憧れ 3年 押久保汐音

今回のブログを担当させていただく押久保汐音です！
人生で3度目のブログ、書かさせていただきます！！

僕には強い憧れがあります。

国内、国外を賑わす、最高のエンターテイメントの一つでもあるサッカー。

年齢を重ねるごとに、味わい深くなるような良さがサッカーにはあります。

一つのプレーで賞賛や、批判、歴史を生み出し、
時には命に関わるような出来事もあります。

今も戦争に反対の意思を主張するためのメッセージを世界中に届けるための手段としても、注目されています。

そんなサッカーの中でも、イングランドで実施される最高レベルのリーグである「プレミアリーグ」をご存知でしょうか。


そこでプレーしたい！！！

転んでも痛くない真緑でふかふかの天然芝で、
巨大な照明に照らされたスタジアムで、
大勢の人の熱気や想いを感じながら、

いろいろな感情や、痛みに耐えながら走り続ける。
目の前の相手に勝つために。
その中で、仲間たちと勝利を手にした瞬間の味、

格別だと思います。

そんな景色が見てみたいななんて、

思っちゃったりなんか、しちゃったりしちゃって。

たかが足でボールをゴールに入れるだけのスポーツで、こんなにも輝けるサッカー選手になりたいのです。

ひとまず熱意は伝わりましたでしょうか。笑

前回のブログでは、物事を「楽しむ」重要性について書きましたが、ブログを書いた後、何ヶ月か経ち、僕はサッカーをやめるという決断をしようとしました。

今ほどの熱意なんてこれっぽっちもありませんでした。

自信や可能性も捨てて、

完全に諦めていました。

理由はともかく、、

今までで1番大きな挫折を味わいました。

希望をすべて打ち砕かれたような今まで信じてきたものに裏切られた気持ちになり、こんな状況になってしまった自分が可哀想だと思っていました。情けないですね。

10年以上続けてきたサッカーにやりがいを感じなくなるということは、僕にとっては辛いことでした。



逆境です。正直、楽しむ余裕なんて微塵もありませんでした。

大袈裟かもしれないですが、

"元"豆腐メンタルの当時の僕はそう思ったわけですね。

今思えば、"その時"の僕は覚悟もないし、
厳しい現状や、我慢しなきゃいけない時間を、
あえて避けるような選択ばっかりしていました。

ピッチ上でも、私生活でも。

正直にいってしまうと逃げるのって楽じゃないですか。

でも幸せなことに、助けてくれる人は沢山いたんですね。本当に幸せなことに。

呼びかけてくれた部活の仲間、スタッフ。

励ましてくれた地元の友達。

あたたかい家族。

特に母。ここまで育ててくれた母には、どんな気持ちでもわかるのでしょうね。

自分が弱くて、部活にいくことができなかった1週間、母が強くさせてくれました。

背中を押してくれて、復帰することができました。

他人からの、

評価、嫉妬、目、悪口、プレッシャー

って怖いですよね。

時にはそう言った悪い感情が自分の中で膨れ上がって、頭がいっぱいになってしまい、どうしようもなくなることもあると思います。

僕もその1人でした。



解決方法は、、、

気にしないことです。



、、、はい。そうです。


なんも気にしなくて良いんです。

なぜ、あんなに必死になっていたのでしょうか。
あなたを馬鹿にする人も、評価する人も、結局はただの他人です。

極端に言ってしまえば、監督も、スタッフもピッチの外では
実はただの優しいおじs、、おにいs、、

おっと！！！！！

これは冗談ですが、、、

崇拝して、必要以上に気を遣って、なんてしなくてもいいってことです。

これが母がくれた解決策です。

なにより、自分以外の人をリスペクトすることは、絶対に忘れてはならない事で、人としてなくてはならない大事な心ということを前提に。

常日頃、僕らの事を考えてくださっているスタッフの皆さん、お許しくださいませ。笑



まあでも、怯えながら慎重に行動するより、こんくらいの考えの方が楽じゃないですか。

その上で、、

ミスしたって気にしなくていいんです。

僕が飲食店のバイトで、ポテトを作りすぎてしまった事を、誰が覚えていて、根に持っているでしょうか。

僕が大きな講義室生徒200人以上の前で、先生にマイク越しで怒られたことを誰が掘り返してくるのでしょうか。

居ないんですね。これが。

多分。。

ね？店長。先生。(笑)



もちろん反省することは必要不可欠ですが、、
ミスを恐れない「姿勢」が大事です。

そして、ミスを繰り返さないことです。

分析して、次に活かすのです。

このプロセスが、ミスを気にすることより遥かに大切なことです。

落ち込んでる暇があれば、ってやつですね。

成功も失敗も経験です。サッカーも。バイトも。恥ずかしい出来事も。

人も、ポケモンも、ドラクエも、経験値を貯めることで成長します。

ミスを恐れずチャレンジすることで新しい経験値が獲得できます。

魔王との戦いに、30分かけて負けたとしても、
メタルスライムを倒してレベルを上げて挑み続けます。

ゲームでも現実世界でも、
壁を乗り越えて成長するのは最高ですよね。

その地道な成長が、自信になります。

向上心を絶やして、壁から逃げることは簡単ですが、新しい壁を乗り越え続け、成長し続けることで、自信が確信へと変わります。

さっき、プレミアリーグの舞台でプレーしたいと書きました。

そうするために、、

自分の可能性を信じて、地道に、謙虚に、貪欲に、たとえ認められずに迷うことがあったとしても、志を高く持って、夢と向き合い続けます。


ただし、、


いかなる時も、現状に満足してはダメです。

たとえ良い評価をされて、結果として表れたとしても、自分のサッカーを追い求め続ける。

お金や評価も大事ですが、二の次です。

どこまでいけるかわかりませんが、これが僕のサッカー人生です。


そんな僕に対してなにか批判的な感情を持つ人もいるかもしれないですよね。

「お前の実力じゃ無理！」

「こんだけ言ってなれなかったらどうするんだ！」

「プロを目指す選手は山ほどいて、厳しい世界を舐めるな！」

とか。



逆境です。強くなるチャンス！楽しみましょう！

他人は僕のミスや憧れなんてすぐに忘れます。気にしないでいきましょう！

コロナウイルスの蔓延と、世界情勢の悪化で、この先どうなるかわからない世の中ですが、
不自由なく、生活できていることに感謝しつつ、
自分らしく！謙虚に！思いやりを持って！

人生に悔いのないように、
最高の仲間たちと、全力で楽しみます。

長い文章失礼いたしました。これで終わります。

次回は東洋のマネージャー兼アイドル、紅林さくらです！
お楽しみに！

東洋大学体育会サッカー部 3年 押久保汐音

押久保汐音(おしくぼ・しおん) 2000年7月4日生まれ
FCサンダース→東急SレイエスFC→アルビレックス新潟U-18

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