Plug power 発行株式数・BPS推移　2005年～2020年3Q

さて、今度は発行株式数とBPSの動きを見てみましょう。残念ながらMacrotrendで2005年以降の数字しか手に入らなかったので、過去15年分ということで。BPSが左軸、発行株式数量が右軸（単位：B)。

2006年をピークにBPSが下落。発行株式数はほとんど増えていないので、純資産がどんどん減っていたわけです。（つまり自己資本増やさないまま、赤字垂れ流してた、かな。）2013年にBPSはついに▲0.235とマイナス圏へ。その前年の2012年からじわっと発行株式数量し始め、その後右肩上がりに発行済み株式数量は伸びている。投資家に株買ってもらって資本増強しているんですね。2013年に何があったんだよー！すごい気になる。

まぁ、普通に考えると、集めた資金で他の企業を買収するんですよね。その意思決定があったはずなんだ。

この企業は2013年前後で全く別物になったようですね。なので、2013年以後のBPSにズームインしてみましょう。↓

はい。2018年も危なかったぁ。。。当時の自己資本比率は0.7%。債務超過ギリギリ。。。2013年に続く2度目の危機が。そしてここでも株発行して資本増強している様子が見えますよね。すごいドタバタしてるなこの会社。

バイデン大統領になって再生エネルギーへの投資が加速するだろうという目論見で株価は上がっていますけど、そのキラキラしたイメージとはちょっと違う舞台裏が、決算書から見え隠れします。