燃料電池と新型肺炎

1月末から始まった新型肺炎関係の報道、注目してみています。当初は湖北省武漢市だけの局地的な感染かと思いましたが、あれよあれよと国境超えて拡散。SARS以上の感染状況です。

中国は世界最大の燃料電池需要地の一つ。特にバス用途での需要が強いのが特徴です。一部燃料電池バスの輸出も始まっているくらいです。構造的には、重要性の高い素材は国内から輸入に頼り、川下は国内で完結している状況。中国政府としては国内製の比率を上げたいようですけど。

今月末には世界最大級の燃料電池関係の展示会が東京で開かれます。
https://www.fcexpo.jp/ja-jp.html 
例年中国企業の存在感が大きくて、会場でここは中国か?と錯覚する程でした。今年はそうも行かなそうですね。。。

燃料電池業界でも世界の需要を引っ張る中国ですから、この肺炎の影響が長引かない事を祈ります。

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