燃料電池と新型肺炎 その2

今朝のニュースで、2月13日から浙江省滞在履歴のある外国人も入国拒否になると決まりました。これで燃料電池展に参加できない中国企業がまた増えました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200212/k10012281531000.html

延長された旧正月が終わり、今週頭から中国はビジネス再開ですが、感染予防のための在宅勤務、労働者不足、物流のスローダウンなど、以前のような経済状態までの回復はまだまだ先という印象です。

同時に日本は客観的に見て世界第2位の感染国なので、
欧米からは来日が避けられる傾向が出てきているのが、確かな実感です。

経済はヒト・モノ・カネの自由な移動の前提の上に成り立ちます。それは相互に関わり合う要因です。感染症の蔓延は、直接的にはヒトとモノの移動を制限しますが、先行きが明るくないとヒトが想定したときから、カネの動きも悪くなります。

今回の新型インフルエンザが、燃料電池業界全体のスローダウン要素にならない事を祈っています。

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