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ありがとうCRYAMY

どうしてもインスタやツイッターじゃ正直な気持ちを吐き出せなかった。もちろん対面でも。



はじめて好きになったバンドがCRYAMYだった。中学生のときに、はじめて自分のお金でCDを買った。はじめてこれが好きって周りに言わなかった。

カワノさんの脱退は予想外だった。解散か活動休止だと思ってた。
一昨日脱退の知らせを聞いて、寂しくて涙が出たし、虚しくてご飯も食べられなかった。
でも正直ほっとした部分もあった。日比谷の前日の夜、カワノさんがほんとにあのポスターみたいに自分を銃で撃ってニュースになる夢を見たくらい、カワノさんの死が怖かったから、休んで生きようとしてくれて安心した。

やめないでほしい、終わらないで欲しいって無責任に叫ぼうとする度に、だいすきな曲たちの歌詞がどんどん頭に浮かんできて、何も言えなくなる。
カワノさんはこうなっても私たちが生きていけるような言葉をたくさん残してくれてた事に気が付く。
本当にどこまでも、救いの手を差し伸べてくれる人だなと思う。

もうあの声を直接聞けないことが悲しくて、シカゴで収録したアルバムを聞いた。カワノさんも言ってたけど、あれを聴くとすごく疲れちゃうからあんまり聴いてこなかった。でも昨日再生してみて、生々しい音源でへとへとになりながらライブ行ったときを思い出したりしてたら、待月が流れて、(私の好きな曲トップ5に入る)やっと歌ってるメンバーの姿が浮かんできて涙が出てきて、そのまま聴き進めて、人々よの順番がきた時、全部がやっとわかって、最高のアルバムだと思えた。世界はわたしがいちばん好きな曲で、生々しい響きと、ものすごい疲労の中で最後に終わらないでと願いながら聴いたのがライブと同じすぎて、あのクアトロの夜に戻ったみたいだった。

聴いたあとそのまま勢いで音楽と人を買いに行って家で読んだ。とにかく色々思ったけど、円陣を組むCRYAMYの姿が見られて良かったなって思う。


なにもまとまらない文章でごめんなさい。
もっと言いたいことたくさんあったのに、全然言語化できなかった。まっすぐな言葉にするのってどんなに大変かわかった。

カワノさんには最大限の感謝と、綺麗な言葉をかけたいんだけど、思いつくのは全部CRYAMYの歌詞だった。
本当におかしな話だけど、1人のファンとしてあなたに送りたいのはCRYAMYのことば全部です。


優しいあなたの正体はありふれた言葉たちだった

2024.7.7




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