宝塚記念2023 回顧
【レース内容】
ユニコーンライオンが押してハナ、さらに外からドゥラエレーデが掛かりながら並んできて前半34.0秒のハイペースを形成。走破時計を考慮すれば、レコードが出るほど超高速馬場だった昨年の33.9秒よりキツかった。
レースが動き始めたのは向こう正面の終盤。ジェラルディーナが先頭まで並びかけてきた。ただ、ペースは12.4-12.5と緩んだ区間で、そこまで負荷がかかる動きではなかった。
4角、600mのハロン棒を過ぎたところでイクイノックスが持ったままでポジションを上げてきた。ジャスティンパレスも同時に併せてきた。この2頭が回ったところは内ラチから6~7頭目のところ(だいたいマーメイドSのスルーセブンシーズくらい)で相当距離ロスがあった。
残り200mの急坂で先行勢は全滅。外のイクイ・ジャスティン・ジェラルが押し切る勢いで伸びてきた。後方内でじっと我慢していたスルーセブンシーズ・ディープボンド・ボッケリーニ・プラダリアが抜けだしてきた。
イクイノックス・ジャスティンパレス・ジェラルディーナが押し切るところを、スルーセブンシーズが強襲して2着。
【考察】
・走破時計を考えれば、昨年より先行馬に厳しいペースで、度外視可能。
・加速区間で持ったままポジションを上げたイクイノックスの怪物っぷりが顕著に表れた。同様に上がってきたジャスティンパレスも勿論強かったが、位置取りの差でイクイノックスとは着差以上に差があった。
・緩んだ区間で上がってきたジェラルディーナは見た目ほど強くはない。
・恵まれポジションはイン後方で、スルーセブンシーズ・ディープボンド・ボッケリーニ・プラダリア・ライラックが恵まれた。
・ヴェラアズールも恵まれポジションであったが伸びず8着。JCのパフォーマンスを考慮すれば舞台・ペースによるものか?
・ジオグリフは外中団から4角で促すも伸びず。諦めた。
【レース内容】S>A>B>C>D>E>F
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーS:イクイノックス
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A:ジャスティンパレス
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B:スルーセブンシーズ
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C:ジェラルディーナ
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D:ディープボンド・ボッケリーニ・プラダリア
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E:ジオグリフ・ヴェラアズール
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F:モズベッロ・ライラック
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度外視:先行馬6頭
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