頂きを目指す決断力 #はじめてのJリーグ 山田貴文
一度はあきらめたJリーガーへの道。決断の裏側には、自ら厳しい環境に飛び込むことをいとわない、山田選手の生き方がありました。子供の頃にTVで観ていたJリーグという舞台に立つ、今の気持ちを語ってくれました。
はじめてのJリーグという言葉を聞いて、率直に思うことをお聞かせください?
自分にとって、JリーグはTVで観ていた舞台でした。ようやくそこに立つことができるので、ワクワクやドキドキをすごく感じています。
子供のころJリーグのクラブで、好きだったクラブや憧れた選手はいましたか?
好きだったクラブはジュビロ磐田です。とにかく強くて。当時は名波さんや、藤田俊哉さん、服部さんなど名選手がそろっていて、黄金世代と呼ばれていた時期でした。その頃の試合は特によく見ていた記憶があります。TVゲームでもよく使っていました。
憧れは、選手よりプレーにあったと思います。誰かを追いかけるとかでなく全体を見て「あ、今のプレイ凄いな!」と思ったら、自分でも挑戦していました。
Jリーグの試合をスタジアムに観に行ったことはありますか?
大学のときは大阪に住んでいたので、セレッソ大阪の試合を2、3回なんですけど観に行きました。DAZN(ダゾーン)に加入してからは、ほぼ毎日のように海外も含めて、フルタイムで1試合は観るようにしています。
(Jリーグ 公式Instagramより)
サッカーの試合を観るのも好きなのでしょうか?
好きですね。ゴールの場面だけじゃなくて、ゴールに行き着くまでの過程を見るのが好きです。選手がどこにいて、どういう動きがあったから結果的にこの選手がゴールを取れた。という、過程。その過程を想像する事で、選手がプレー中に何を考えているのかが見えるんです。それが僕のサッカー観戦の楽しみ方のひとつです。
今シーズンからJリーガーとなりますが、今の気持ちはいかがでしょうか?
大学時代、公務員試験に合格したので、サッカーを辞めて就職するつもりでいました。しかし、JFLのホンダロックから熱心に声をかけてもらい、それがきっかけで、サッカーを続けることを決断しました。
だから正直、一度はJリーガーになる事を諦めていました。でも、今治でこうやってもう一度Jリーグに挑戦できる環境に出会えました。これまで育ててくれた方々や、今治に呼んでくださった方々には、恩返しができたのかなと思います。
Jリーガーとなり、チームとしても個人としても、もっと成長しないといけないと思います。環境という面でも、DAZNでたくさんの人にプレーを見てもらうことになります。それを見た子どもたちに、少しでも夢や希望を与えられるようなプレーをできたらいいな、と思います。
山田選手は中学生の頃から地元を出て高いレベルを求め、行動を起こしていると思いますが、どのような考えで今までサッカーに取り組んでいますか?
中学校から愛媛を出て宮崎へ行きました。向こうから求められると言うよりも、常に競争の激しい環境でプレーしたいという思いから、いろんな選択肢から自分で決断してきました。自らが挑戦を決めたその環境でいかに生き残っていくかというのは常に意識しています。
はじめてのJリーグ、今シーズンはどういう気持で戦いますか?
Jの舞台や雰囲気を楽しみたいです。その上でJ3優勝を達成する気持ちで戦いたいと思っています。
最後に、サポーターに向けてメッセージをお願いします。
サポーターのみなさんも3月8日をすごく楽しみにしていたと思いますし、僕らも楽しみに準備をしてきました。
試合も、ファンサービスもできないというのは寂しい部分もあります。練習は引き続き見学して頂けるので、ぜひ足を運んで頂いて、そこで少しでもみなさんに楽しんでもらえたらと思います。
練習に真摯に取り組むことで、開幕を良いコンディションで迎えられると思います。サポーターのみなさんも、ぜひ開幕を楽しみに待っていて欲しいです。
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