W杯 準々決勝振り返り
せっかくの中日だったのに、生活リズムが夜型から戻らない皆様におかれましては。私もそうです。
気づけばワールドカップもベスト8。はやい。
○クロアチア 1 (4 PK 2) 1 ブラジル
異次元なほどの粘り強さを見せるクロアチアが日本に続き、優勝候補の王国も喰ってベスト4へ。
確かにブラジルは強かった。それでも立ちはだかるリバコビッチの壁は高かった。不死の国と対戦した不運を恨むべきか、ベスト8で敗退。
もう、PK戦もサッカーも何もわかりません。てっきりクロアチアを圧倒すると思っていました。そのブラジルはゴールを割れず、時間だけが経ち、延長では先制するも集中を欠いていた守備が遂に破られ同点。あとはクロアチアのホームスタジアムのPK戦で圧倒され、優勝候補筆頭のセレソンがあえなくカタールを去ることに。
○オランダ 2 (3 PK 4) 2 アルゼンチン
2点ビハインドのオランダが追いつき、荒れに荒れた試合は今日2度目のPK戦でアルゼンチンに軍配。メッシの最後の旅はあと2試合。
一方のオランダは試合を通じて振るわず、最後のパワープレー以外良い所無しという勿体なさも感じる試合に。
なぜ退場者が出なかったのか不思議なほどに荒れた後半。ハイテク機器がサッカーに進出した時代ですら、もはや誰にイエローカードが出たかすら定かではないような古き良くない試合は健在というのがまた面白いところ。
メッシの優勝を見たい気持ちは大きいが、準決勝の相手はクロアチア。南米のライバルを倒した難敵を跳ね除けることが出来るのか、それとも。
○モロッコ 1-0 ポルトガル
モロッコが勝利し、アフリカ勢初のベスト4進出。ここまで失点は1、歴史的な快進撃は偶然ではなく実力だと言える。
ポルトガルはスイス戦の輝きが失われ、遂にゴールを奪えず。クリロナの衰えも感じるプレーと共にここで敗退。
やはりサッカーはハードワーク‥と思うモロッコの素晴らしいハードワークに、スイス戦と違って上手くいかないため戸惑うポルトガルは腰が引けてしまい、前回確変したラモスも今日は沈静化。クリロナ投入後はポルトガルの試合になるも、ボノのセーブもあり結局無得点。最後のワールドカップであろうクリスティアーノ・ロナウドの、試合後の涙はとても印象的だった。ちなみに無所属のままですが、ここは1つ日本でプレーするのはどうでしょう。
○イングランド 1-2 フランス
準々決勝には勿体ない好ゲームはフランスに軍配。グリーズマンが支配してチュアメニの理不尽ミドルとジルーのドンピシャヘッドで宿敵を沈没させ、ベスト4へ。
イングランドは何度もチャンスを作るも決められず、ケインもPKを1つ外し、ベスト8で敗退へ。
宿敵というか、恨みつらみの数々が聞くまでもなく出てきそうな両国の対戦。試合全体を見ればイングランドの優勢、サカが非常に良いプレーをしていたのですが、ゴールが奪えなければ意味無し。ケインの見事なターンからのシュートもロリスに阻まれ、チュアメニに狙撃され、PKで追いつくもグリーズマンからのピンポイントクロスに合わせたジルーに決められ再びビハインド。その6分後に再びフランスの軽率な守備からPKを獲得するも、今度はケインが宇宙開発し万事休す。戦力の安定さではイングランドの方が上だと思っていたのですが、それで勝てたら苦労してませんね。途中、エムバペがウォーカーをスピードでぶち抜いていたシーンは笑っちゃいました。あんなんもうチートだろ。
いよいよカタールワールドカップも残り4試合。早いものですね。夜更かしもあと4日。