ひとり旅 in ニューヨーク 後編
続きです。前編はこちら
5日目
寝つけず朝6時くらいにジムへ、ゆっくり運動してから8時半にホテル出発。まさかの朝ラッシュにまきこまれ紐育でも電車すし詰めを経験。今日はユニオンスクエアホリディマーケットへ。が、どうやら11時オープンだったらしく、サブウェイで朝食とりつつ時間つぶし。コンボ(ハーフ、ドリンクとチップス)ですら$8ちょい。高いよママン。翻って日本、ごはんがやすいうまいコンビニで何でも手に入るの、天国すぎるでしょ…。ダウンタウンで3回サブウェイ使ったけど、それなりに危険度は(というかあやしいひとに遭遇する確率が)高め。ホームレスとかジャンキーっぽい方がふらっとくる、長居できないようにテーブルも少な目、絡んでくる客対応している店員さんをこっそり応援していた。道路向かいにベストバイ(家電量販店)とゲームスポットがあったので潜入、アメリカ土産と「ミッドサマー」円盤をゲット!英語字幕だけど気にしないぜ。後日みましたが、アリ・アスター監督は脳にボルトでも刺さってるの?お?というレベルで狂っていた。おすすめ。アアアアアアアア
関係ないけどミッドサマーぽいキルト@ホイットニー美術館
11時過ぎに本命のユニオンスクエアホリディマーケットへ。citi bank協賛らしくてココアと手提げ袋をいただいた。携帯チャージャーまで用意している!ありがたや。12月いっぱい開催しており、スパイス、ジュエリー、化粧品、ソープ、コーヒー、お菓子、ポット(草用)、衣類、アートなど思いつくものはなんでも売っている。蚤の市ではないので決して安くはないけど、お土産選びにもよい。店舗でみかけた黒のポンチョ($125)ひとめぼれで購入してしまいました。ブルックリン作家の手作り品。
無償のココアと手提げ袋。微妙にださくていとおしい
夕方まで時間があまったので再びホイットニー美術館へ。8階のジャズフロアをメインに3時間ほど過ごして帰宅。
こちらはブランド物じゃない、旅のお供のバッグ。ちっちゃいけどおさいふとパスポート、携帯とエコバッグをつっこんだら準備オッケー。
6日目
ブルックリン散策の日。10時ちかくまでゆったりし、Bedford Ave駅までシャトルで移動。今日はロックフェラーセンターのツリー点灯式なので、マンハッタンは混雑が予想されるのでパス。実際ホテルの宿泊客も皆行くといっていた。翌日ニュースをみたらジョン・レジェンドやボンジョビなど大物ミュージシャンがきていたらしい。
川べりを一通り散歩し、良さそうなレストランをみつける。
Fabian's - カプチーノとエッグベネディクト、スモークサーモン添え。美味しかったです。店員さんがなぜか男女ともにWWEの選手?レベルでガッチガチに鍛えててびびったけど笑顔もサービスも100点満点なのでチップはずみました(単純)ランチを終えて10分くらい歩くとウィリアムズバーグシネマに到着。ローカルシネマらしく「タバコ禁止」「携帯とポケベルきってね」など上映直前のお知らせが90年代からアップデートされてないボロボロCGで笑ってしまう。平日は17時まで一律$10らしい。大手映画館ではマチネも$14-18が多い中、節約できるのが嬉しいね。「マリッジ・ストーリー」非常によかったです。さすがわれらのアダム・ドライバー!
ブランチにエッグベネディクト!
カプチーノとあわせて$20ちょっと(チップ込み)
この日はもう1件カフェにいって、こまごましたお店をひやかし、死滅しつつある街の本屋にいりびたったりして過ごす。ウィリアムズバーグは元工場地帯でうらびれたマンションやアパートがそこら中にあるけれど、街の中心地にホールフーズ、セフォラ、アップルストアがどーんと構えているあたり、生活水準はそこそこ高いよ。
帰国日
JFK空港ターミナル7までタクシー。電車24時間稼働しているけど、さすがに朝6時にスーツケースひいていくのはためらわれた。ただでさえG/Lライン、遅れてるし。空港までのタクシーはフラットレートで$50+tip。
朝焼けの紐育、マンハッタンを横目にブリッジを走り抜けていくのがエモofエモで、脳内でキャリー・ブラッドショーが"I LOVE New York!!と"騒いでいた。30分ほどでANAのターミナル7に到着、びっくりしたのが自動チェックイン機がない。セキュリティーゲートはいるまで、なんもないのでひまつぶしができない。調べたらターミナル1-8のなかで、もっともさびれてるらしい。埼玉かな…
7時40分くらいにチェックイン開始、荷物を預けてゲート内へ。イートインはあるけどべらぼうに高い。ハンバーガーにしようとオーダーした店が外れで、マクドの朝マフィンもどき1個で$6とか地獄。ヨーグルトカップにすればよかった。。最後のお土産にお菓子などを買い込み、いざ帰路へ。機内上映は香港映画「過ぎた春 “The Crossing”」 キューバ出身のバレエダンサー、カルロス・アコスタの自伝「ユーリ」を鑑賞。両方ともめちゃくちゃよかった。普段アンテナにひっかからない国際映画、これも出会いだと思います。
予定通りに成田着、えっちらおっちら帰宅した金曜の夜。1週間のひとり旅、リフレッシュしたかといわれると、少し違って。人生ベストの映画「ヤァヤァ・シスターズの聖なる秘密」に、似たような逃避行がある。ママが日々に耐えられなくなって、大事な指輪を質に入れて海辺のホテルでなにをするでもなくステイ。それにちょっと近い感じ。帰国したら感情の断捨離しなきゃなぁと思いをはせつつ、40歳手前に本腰いれて動かなきゃだめよ、と天の声に言われたような気がしていた。疲れも心地よい疲れなので、まぁよしとます。ミッドサマー、フライングゲットできたし。おつかれさまでした!
おまけ アートにあふれている街ブルックリン、ウィリアムズバーグ