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2018年1月に見た映画 その1

正月明けに映画館&旅行の飛行機内でみた映画の備忘録。ネタバレありますのでご注意ください。


キングスマン ゴールデンサークル

新宿TOHO、MX4Dで鑑賞。アトラクションのごとく揺れ動くMX4D、初体験でしたが超面白かった。ただし、本作は2D版でみてたら点数つけられなかった…

感想?すっとこどっこい!

よかったとこ:ハリーが記憶を取り戻すまで、背伸びして抱きつくエグジー、ポピーランド冒頭の特攻、ウイスキーの投げ縄独り舞台、結婚式

ふざけんな:ロキシーの退場、マーリンの退場、友人とJBの退場、ポピーの死に方、ハニートラップ、JB(仮)、麻薬の取り扱い

シニカルな麻薬のメッセージも代えのきくエージェントの設定も全然ピンとこなくて。むしろ不愉快になったわ!誰もマシュヴォン止めなかったの?と首をひねってしまった。これがブリティッシュジョークなのか。1作目は階級社会にドロップキック!っていうわかりやすいネタだったので余計につまらないと思ってしまった。残念です。。タロン、みそがつかないといいな…



Battle of the Sexes

日本未公開。機内鑑賞。エマ・ストーンとスティーヴ・カレル主演のテニス映画、実話ベース。70年代のセクシズムや多様性のあり方を描いた最高な作品でした。エマちゃん、ララランドの美少女から一転そばかすだらけのテニスプレーヤー。役作りが半端ない。スポーツ選手の衣装が可愛いんですよ。70年代ファッションとかツボすぎる。カレルがね、またいい味出してる。マッチョな男根主義の豚!(褒め言葉)サポートでアラン・カミングがでてるなんて知らなかった…「チョコレート・ドーナツ」好きは泣くしかない。これは映画館でもっかいみなきゃ。


ザ・シークレットマン

日本未公開、機内鑑賞。数年前に正体が判明した「ディープ・スロート」の物語。ウォーターゲート事件をもみ消そうとした当時のニクソン大統領とFBIの対決を描く。「J.エドガー」を見直したくなります。おりしも時代は70年代、上記のBattle of the Sexesとかぶっており、Battle~では冒頭にエマ演じるテニスプレーヤーがニクソン大統領から電話を受ける場面もある。2本立て続けに見たのはラッキーでした。ビジネス映画としてはやや弱いけど、紫煙をくゆらせるセクシーなリーアム・ニーソンをはじめ、権力と戦うおじ様に痺れるのでオススメ。おっさん好きホイホイです


イット それが見えたら、終わり

機内鑑賞。周りの映画好きにおすすめされてたけど、ジュブナイルホラーはちょっと…とさけていた。すいません。超面白かったです!!! どいらじの映画会社のタイトルロゴ話を思い出した。イット版のワーナーブラザーズロゴ、赤い風船飛んでくるの不穏すぎる。こどもたちが見ていてあきない。キャラ設定が素晴らしい。スティーヴン・キングのペド…いや、ローティーン偏愛には頭が下がります。こどもって無邪気で危うくてどこか愛おしくて、ほっときゃ可愛く撮れそうなのに、ここまで憎たらしかったり、切なかったりとキャラ立ちさせて映像化したのは素晴らしい。拍手!原作のある部分(大人への儀式)をばっさりカットしたのも正解。排水溝でのペニーワイズの話し方めちゃくちゃビビッてたのですが、"Is that your favorite? I do! Because They Pop グフフフフ" あたりが昔のヨーダ師匠っぽかったの一瞬恐怖がやわらいだ。一瞬だけな。あとはずっと震えていた。Welcome to the Loser's Club!!!



アトミック・ブロンド

セテパイな。セテパイ!機内鑑賞。シャーリーズ・セロン姉貴は「モンスター」のほうが好きだった。アトミック~の彼女は007ぽく突き抜けて、クソかっこいいんですけど、人間じゃないような気がして…うん…ありがとうソフィアちゃん。マカヴォイは安定のクズという意見もありますが、もう少し可愛げのある役がみたい。「スプリット」の多重人格者とかおすすめ。



以上です。

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