見出し画像

人間関係に悩む人は?感情編

みなさんこんにちは、ユキラボです。



今日は、前回の

「職場の人間関係で悩む人」

へのお話の第2回です。

テーマは

「自分の感情と
上手に向き合う方法」


今日のテーマは、

認知、感情、身体反応、行動の中の、

「感情」に注目してみましょう、


さて、早速ですが

今からできるだけたくさんの

「感情」の種類を挙げてみましょう。

○嬉しい
○楽しい
○悲しい
○寂しい
○イライラする
○妬ましい
○羨ましい
○ワクワクする
○幸せ
○辛い


.
.

いくつ出てきましたか?


感情には感じていて

「心地よい」感情と

「心地よくない」感情

があります。

そして、「心地よくない」感情

はできるだけ

「イライラしてはいけない」

「悲しむ姿をみせてはいけない」

と理性的に判断して抑え込んで

いませんか。

これは無意識にしている場合もあります。

例えば、

同期で入った仲間が

どんどん出世していくのに対し

自分だけがいつまでも同じポジションで

働いているという状況を

想像してみてください。

「悲しい」「辛い」
「自分はダメだ」
「なんで評価してくれないんだ」
「妬ましい」「惨めだ」

というような気持ちになると思います。


ただ、この感情をストレートに

表現していたら

きっと職場では取り扱いづらい人

になってしまいます。


ですので、

「おめでとう、頑張りが評価されたんだね」

と拍手を送ると共に

心の中で起こる嫉妬との軋轢を

なんとかするために、

「出世したところで、
妬まれるだけだ。
大変になるし。
自分はこのポジションでよかった。」


などと呟くのです。

これを「合理化」と言います。

みなさんも、

聞いたことがあるのではないでしょうか。

「酸っぱいぶどう」の話で有名ですね。


この合理化は、

自分を守るための心の作用ですので

ダメだということではありません。


世の中でやっていくために

そして自分を保ために

時には必要です。

ですが、初めに生じた

「悲しい」「惨めだ」というような

気持ちはどうしたらいいのでしょう。


「合理化で蓋をしたまま」で良いでしょうか。

心のSOSのサインは、

体の不調や、心の不調になって

「気づいて!みつめて!」

と訴えてきます。


この症状が現れたら
(現れる前がベストですが)

まずは、自分の安心できる場所で

合理化の蓋をそっと外して

「羨ましかったんだね、

自分も頑張ってるのに、

認めてもらえない気がして

悲しかったんだね。」

と自分に対して、

自分で話しかけてみてください。


それは、得体の知れない感情に

飲み込まれないですむことにもなりますし

引きずることも短くなるという効果もあります。


そしてこの感情をコントロールしていく先に

認知や思考を変えていけるという

筋道になるのです。


いかがでしょうか。

まずは、

心の中を覗き込み、

こうだったんだね、と認めることが

第一歩。

そんな話を今日はさせていただきました。

時に勇気の必要なことかも知れませんが

自分を大事にできるのは

自分ですから。

さて、次回はこの「感情」

について、もう少し深く掘り下げたり

感情をコントロールする方法について

お話してみたいと思います。

またお会いできますことを

楽しみにしていますね。

いつもあなたのそばに、
ユキラボカウンセリングルーム

いいなと思ったら応援しよう!