”海外在宅”地下アイドルオタクのオタ活を考える
きっかけ
地下アイドルにハマったのは去年の夏頃でした。もともと地下アイドルの現場に何回か行ったことはありましたが、当時は高校生でお金も時間もなかったので、今ほどのめり込むことはありませんでした。
やはりコロナ明けの規制撤廃が大きかったと思います。元から気になっていた群青の世界さんのライブを8月に初めて観に行き、パフォーマンスの高さに仰天しました。
当初予定してなかった横田ふみかさんの生誕祭のチケットを追加買いし(2週間の滞在で唯一行けたライブがここだけ)、推しメンとなる工藤みかさんの特典会に行きました。
4ヶ月の海外在宅生活
僕は今アメリカの大学に4年間通っていて、正直日本で地下アイドルの推し活ができるような環境ではありませんでした。というのも日本に帰ってきている期間が1年の内2ヶ月もないので、TIFや夏フェスはおろか周年ライブや推しの生誕祭へも「物理的」に行けないのです。学期中は大学のキャンパスを離れることはできませんし、何より飛行機代諸々高いので気軽に行けるような距離ではありません。あと普通に大学が忙しい…
そんな僕がどうしてもハマってしまったのが”元”主現場(昨年12月に現体制終了し”泣く泣く”現場からの卒業)の群青の世界さんですから、夏も終わり、悲しく「海外在宅オタク生活」が9月から始まった訳です。
正直言って、常人にはこんなこと出来ないです。推しメンに会えない(物理的に)、行きたいライブには行けない(物理的に)。何を糧に僕は毎日生きて行けばいいのでしょう?もう、オタ卒です。
とはいえX(旧Twitter)への推しへのリプやオンラインチェキなどを通して細々と僕のオタ活は4ヶ月続いていった訳ですが。。。
4ヶ月越しの推しメンとの再会
12月。帰国する直前に群青の世界さんの現体制終了が決まった訳です。せっかく3週間帰国して推しメンと会えるというのに、残された現場数は4回でした。いやむしろ、ギリギリになってライブを増やしてくれた運営さんに感謝です。
4ヶ月ぶりの推しメンとの特典会。認知、切れてませんでした!というより、8月に僕と会ったことよりX(旧Twitter)での僕のキモい()ツイートへの印象しか残ってないでしょうね、推しメンさん笑。ライブはSEから脳汁どばーです。で推しメンに認知されててまたどばー。生きてて良かった瞬間はこの瞬間に濃縮されていました。
4ヶ月も現場を離れていると面白いことに現場の雰囲気もオタクの熱量も全然変わっているんですね。もちろん、現体制終了のお知らせをきっかけにオタクとメンバーの一騎団結感が強まったと思いますし、メンバーのパフォーマンスも一層厚みを増した感じがしました。
海外在宅オタクの正解とは
そんなことは置いといて、やっぱり海外に住む地下アイドルオタクなんて、母数も少ないでしょうから、自分でも何が正解かよくわからないのが正直な話。僕自身ずっと地上の46系アイドルを推していたので認知されることが当たり前じゃない環境で育ってきました。認知は途切れないでほしい、けどどうせ現場に行けない弱いオタクだから厄介にはなりたくない、という葛藤の中(←考えすぎ)、いかに自分なりのオタク生活を満足できるか、を考えるようになりました。
僕のオタクとしてのモチベーションは、推しメンのために目の前の大学生活を頑張る、なので、推しメンに認知されてようと、極論どう思われてようといいのです。向こうだって数ヶ月も会ってないオタクのことなんて覚えてないでしょう。ただ、X(旧Twitter)のTLに流れてくる他のオタクのチェキツイやメンバーのライブ告知ツイートとか見て病んだりもする訳です。ああ、僕なんてどうせここに流れているライブに行けもしない弱いオタクなんだ。ライブに行っているオタクは僕の手の届かない所で推しメンと数々の思い出を作っているんだな、それなのに僕は、、、と。グループが成長していきオタクがそれに着いていって成長を見届けている中での疎外感というか、置いていかれる感。グループのファンのコミュニティに入り込めてないというか、自分は果たしてそもそもファンと名乗っていいものか、という自己懐疑。
いまだに自分としてのオタ活の在り方の正解が見えてないし、推しメンとの距離の掴み方、オンライン越しでいかにオタクとして楽しめるか、推しメン含めグループの活躍を応援できるか。オタク1年生としてまだまだ学ぶことは多そうです。
結論
1. 世の中には会いたくても物理的に”会いに行けない”オタクがいる、ことを知ってほしい(これは遠征オタクにも通じると思う)
2. そういうオタクは他のオタクと比べるのではなく、自分なりのオタク的楽しみ方を見つけるべき
と思います。
いや好きにしろよ!!!笑
今はINUWASIさんという新しいアイドルグループにイヴさんという推しを見つけて、また4ヶ月の海外在宅オタク生活が始まってるんですねえ〜。
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