【CFのプレータスク】求められるスキルは攻撃力だけじゃない!?|FBaseマガジン#116
センターフォワードのプレータスク
サッカーにおいて、センターフォワード(CF)は最も攻撃的なポジションの一つであり、チームの得点力を担う中心的な選手です。このポジションは、単にゴールを狙うだけでなく、さまざまなプレータスクをこなす必要があります。CFの役割は、時代や戦術の進化とともに多様化してきており、現在では攻撃の起点からフィニッシャー、守備の一部まで幅広いタスクが求められます。今回のnoteでは、センターフォワードが担う主なプレータスクについて解説します。
大きく10個の項目に分けてみました!
1. フィニッシャーとしての役割
CFの最も重要なタスクは、チームのゴールを決めることです。攻撃のフィニッシャーとして、ゴール前でのポジショニングや決定力が求められます。多くの状況で、わずかなチャンスを確実にものにする冷静さと技術が不可欠です。ゴールを決めるためには、正確なシュート技術、瞬発力、そしてゴール前での落ち着きが必要です。ゴールに近づくほど時間とスペースがなくなっていきますので、求められる攻撃スキルは高く繊細になっていきます。
また、相手ディフェンダーとの駆け引きやスペースの利用も重要な要素です。相手DFの注意を引きつけ、適切なタイミングでの動き出しによって、決定機を演出します。俺が決めてやる!と言う意気込みも非常に大切ですね。
2.背後への抜け出し
背後への抜け出しは、ゴールに直結するチャンスを生み出す動きです。
DFラインの背後に抜け出すことで、相手ディフェンダーを混乱させ、ゴールキーパーと1対1の状況を作ることが可能です。
DFラインの矢印を一気に自分たちのゴール方向へ。後ろ向きの状態を作り出すことができ、より難しい状態での守備を強いることができます。
また、このアクションにより相手DFラインを下げさせ、中盤にスペースと時間を与える効果もあります。特に、高いラインを保つ相手に対して、CFが背後を狙うことで相手は守備を下げざるを得なくなり(DFラインのピン留め)、味方の中盤やウイングがスペースを活用しやすくなります。
この動きは、相手DFとの駆け引きやタイミングが重要で、CFが繰り返し背後を狙うことで守備を崩すことができます。
3. ポストプレー
ポストプレーは、センターフォワードの重要な役割の一つです。背中で相手DFをブロックし、味方からのロングボールやクロスを受けることで、攻撃を組み立てる基点となります。
ポストプレーにおいては、体の強さやボールをキープする技術が要求されます。また、ボールを受けた後、周囲の選手にパスを展開し、攻撃のリズムを作ることも重要です。この役割は、特に相手が守備を固めている場合や、カウンター攻撃を狙う場面で有効です。
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