【RUready?★活動レポート】「フミダスフェス!第2弾〜キャリア編〜」実施報告
▶︎イベント総括
11月15日。
RUready?★チームが約3ヶ月間準備をしてきたオンラインイベント、
「フミダスフェス!第2弾〜キャリア編〜」を開催しました!
参加者してくれた中高生約30名、ゲストの方10名、運営メンバー約10名の、総勢約50名のイベントを無事にやり遂げることができました!
アンケートでは、参加者満足度100%!
数字からもイベントの成功を実感することができ、とてもうれしく思っています。
今回のイベントの目的は、「参加してくれた中高生に、自分の進路や将来について考えるためのヒントを届けること」。
参加してくれた中高生からは、「自分の知らないこと、色々な人の視点、進路につながる考え方を学べてとてもよかった」「小さなことでも行動することは大切、という言葉を聞いて、今まで考え過ぎていたのかなと気づき勉強になった」などの感想をもらうことができました。自分たちが目指していたことは達成できたのではないかと思います!
当日はテーマごとに5つのブレイクアウトルームに分かれて、ゲストの方のお話をお聞きしました。ここからは、各ブレイクアウトルームの様子を紹介していきます!
▶︎ブレイクアウトルームの様子
①「世界をフィールドに活躍するキャリア」
(担当:岡山県吉備中央町 中学3年 森田夏菜)
<ゲストの方>
・岸磨貴子さん(明治大学准教授)
・寺久保拓摩さん(アフリカ起業家支援)
ゲストの方のお話をお聞きして、心に残ったキーワードは「できないことをする」「知らないことを知る」「失敗しても楽しい」という言葉です。
自分は、失敗を恐れて挑戦するのを迷ってしまうときがあるので、背中を押してくれるような言葉だと思いました。
そのことについて知らないと、決めつけ・偏見が生まれてしまい、色々な人との関わりが少なくなったり、損をしたりするということを聞いて、未知の世界に飛び込んでみたいと思いました。
ほかにも、岸さんの「失敗というものは、新しいことに挑戦している証拠」という言葉が心に残っています。失敗を恐れないこと・新しいことに挑戦することの楽しさを知ることができた気がします。
参加者からは「心から楽しいことをしたい」「この職に就いて良かったと思えるような仕事に就きたい」「知らないことは恥ずかしいことではない」という感想をもらうことができました!
②「地元のためにいくつになっても挑戦し続けるキャリア」
(担当:高知県四万十町 高校2年 橋本莉奈)
<ゲストの方>
・河上真智子さん(岡山県吉備中央町議会議員)
・箱山正一さん(長野県長野市議会議員)
心に残ったキーワードは、河上さんの「困った時に助けてと声を出せる人の方が勇気があってかっこいい」という言葉と、箱山さんの「1度外に出ることで自分の町の大切さが改めてわかる」という言葉です。
お2人のお言葉から、過去の自分を振り返ったとき、まず困ったときは誰にも迷惑をかけずに1人で全部やりきりたい、という思いが強く、助けてほしいと親にも友だちにも言えてなかったことに気づきました。
さらに、高知県から1度も外に出て暮らしたことがないので、地元は好きだけどまだ本当の大切さに気づけていないと思わされました。
お2人のお言葉はとても胸が熱くなりました。
参加者からは「議員さんとそれぞれがやっている仕事の2つの両立は難しくないですか?」といった質問があがり、普段なかなか聞くことのできない貴重なお話を聞くことができました!
③「移住した地域を外の視点から盛り上げるキャリア」
(担当:大分県豊後高田市 高校2年 松尾統伍)
<ゲストの方>
・中野未歩さん(高知県四万十町役場)
・東尾実菜子さん(岡山県吉備中央町地域おこし協力隊)
心に残ったキーワードは、「今を大切にする」「他人に協力してもらうためには熱意が必要不可欠」という言葉です。
僕は今高校2年生で、進路のことで、自分のしたいことが見つからずに少し焦ってました。しかしお2人のお話を聞いて、暮らしてる日々を大切にしていれば、自分のやりたいことは見えてくるし、自分のしたいことを見つけるのではなく、とりあえず興味を持ったら行動することが大切だと思うことができました。
そして、行動に移した上で、誰かに力を貸してもらうためには熱意が必要不可欠だと学びました。自分がどれだけ本気で実現させたいのかを相手に伝えて協力してもらう。この2つが僕の心に残ったキーワードです。
参加者からは、ゲストお2人とも人脈が広いので、「どうやって知り合いを増やしていくのか?」などの質問が出ました。
④「目の前にいる相手のために教育に全力を注ぐキャリア」
(担当:高知県四万十町 高校2年 横田航希)
<ゲストの方>
・辻田雄祐さん(一般財団法人 地域・教育魅力化プラットホーム)
・松岡亮さん(株式会社Founding Base)
心に残ったキーワードは、お2人に共通していた「今やりたいことをやる」ということです。
今までの僕は、小学校や中学1年の頃は、レールから外れて型にとらわれずに学校生活を楽しんでいました。
しかし、だんだんルールに縛られたり、周りの環境が変わったりして、なかなか楽しめない日々が続いていました。
でも、今回のイベントで松岡さんと辻田さんに出会えてお話を聞けたことで、元の自分に戻れるきっかけをもらえました。
「レールから外れる」「今やりたいことをやる」これを思い出せただけで、僕は、次への新たな1歩を踏み出す準備ができた気がします。
次、やりたいことを探すことが僕の今の目標です!
参加者からは、世界を1周して感じたことは?などの質問が出ました。
⑤「自らアクションを起こし切り拓いていくキャリア」
(担当:大分県豊後高田市 高校2年 岩尾萌愛)
<ゲストの方>
・氏家由希子さん(学生時代に日本語パートナーズを経験)
・箸本知希さん(小学校特別支援学級教員)
心に残ったキーワードは、「殻はあると思ってるだけで無い」という言葉。生きている上で常に選択はつきもので、動作1つ1つが選択で、常に繰り返し選択をする中で、私は大きい選択であればあるほど、悩んだり1歩踏み出せなかったりします。
1歩踏み出せない時、「自分にはできない」「私なんか…」って思ってしまう殻があって、最後までその殻を破れないのは自分が弱いからだって考えたりしていました。
でもその言葉を聞いて、そもそも殻なんてないんだ、破る必要もないと、なんだか心が軽くなりました。
自分には殻が無いんだと思うだけで、1歩踏み出すまでの距離が断然短くなった気がします!
参加者からは「自分の殻を破るには?」「アクションを起こすとき怖くなかった?」「自分の軸が生まれるきっかけって?」など、多くの質問が飛び交いました。
▶︎主催者であり、1人の参加者として
今回のイベントは、「自分は今進路で悩んでいる」という1人の生徒の言葉から生まれました。
準備の過程でメンバーが常に意識していたことは、「イベントの主催者であり、1人の参加者であるという視点を大切にすること」でした。
参加してくれた中高生に進路や将来について考えるヒントを届ける、それと同時に、自分たちもゲストの方のお話から学び、これからにつながる何かをつかむこと。
この両方を追いかけてきたからこそ、参加してくれた中高生、協力してくださったゲストの方々、そしてイベントを作ったRUready?★メンバー、すべての人が、未来にワクワクしているような、そんなまぶしい表情でイベントを終えることができたのではないかと思います。
約3ヶ月間、RUready?★メンバーの歩みを見守っていただいたみなさん、ありがとうございました!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?