RIRYDAYの概要と魅力Part9~インタビューから読み解く6人の魅力③~
こんばんは。今日は雨がひどかったですね。
普段の休日はそこまで外に出たいとは思わないのですが、
外出を試みた日に限ってこうなるとは。雨を呼ぶ人間なのかも。
前2回に引き続いてRIRYDAYのインタビューを解説して
きたわけですが、今回はワンマン前に行われたVIGUとの
合同インタビュー記事の部分を抜粋します。
解説というより、私が思った魅力を書いて広めていけたらいいですね!それでは行きます。
「RIRYDAY」の目指すアーティスト像とは
「MY HERO PROJECT」内の派生グループ(?)
という関係性であるRIRYDAYとVIGU。
同プロジェクト共通のコンセプトは、
『「アイドル」の枠を超えた等身大の“HERO”を
世界に発信するプロジェクト』であると語られています。
このプロジェクトや内容をどうかみ砕いたらいいのか
悩む方もいらっしゃるかと思いますが、個人的には
「坂道系」や「旧ジャニーズ」のように事務所や大枠の
コンセプトは似通った部分のある別グループとして捉えて
差支えないのかな、と思っています。
同インタビュー内でも彼女たち自身が互いを「家族みたいな」と称していますからね。
なので、当面本noteや今回の記事では
「RIRYDAY」をピックアップしてお伝えしていきます。
各スポーツでも応援歌があるように、音楽は
娯楽の要素のほかにも誰かへのエールや想いの独白など
他者へメッセージを送るという要素/役割があります。
インタビューでは楽曲のうちの1つ「Uncool」の
タイトルや歌詞が引用されていますが、
「こうあるべき」などといった同調圧力が他よりも
強い日本だからこそ、それらを壊し誰かに想いを
届けられたらという想いがひと際強く、また刺さるのかもしれません。
あとは他インタビューも含め、デビューから一貫して
「女の子たちへのメッセージ」というキーワードがありますね。
日本に根差したアイドルグループはこれまで
どちらかというと男性ファンの割合が高い傾向にありましたが、K-POPのアイドル達を応援するファンの主軸は、主に女性です。
上記の推移は2022年のものですが、現在では
さらに傾向が偏ってきているかもしれません。
第1回の記事でも説明しましたが、
RIRYDAYのライブ会場に足を運んでいるファンたちの
多くもまた同世代の女性ファンで、全体の7~8割を占めています。
昭和の歌謡曲を歌っていた「魅せるアイドル」たちから、
平成の「kawaii」を押し出した「愛でるアイドル」たち。
そして現在では、「自分もこんな風になりたい」と思わせるような「憧れられるアイドル」へと変わっているように感じます。
ヒロイン≠ヒーローとしてのグループへ
「女の子目線ならヒロインでよくない?」
というのも上がってきそうな声ではありますが、
彼女たちの所属するプロジェクト名はあくまでも
「MY HERO PROJECT」です。
これには、「全世界の『女の子』たちのヒーロー」
という意味が込められているように感じましたね。
「多様性」という言葉が出てきましたが、
今ではトランスジェンダーという言葉や「心の性」という
題材に触れられた楽曲や作品も少なくありません。
MIONのインタビューでも触れられていましたが、
「女の子らしい」を享受できない環境にいた人や、
憧れることに罪悪感を抱いてきた人にも想いを届けたい。
だからこそ「ヒーロー」なのだという意味を感じますね。
こうして「女の子」たちの憧れであり
味方でいる姿勢は、応援したい!と集まってくれる今のファンたちを見るとしっかりと想いが届いていることは疑いようがないでしょう。
また、こちらも第1回の記事およびRIRYDAY結成の
制作チームインタビューでも語られていた部分ですが、
今は少数の男性ファンも完全な蚊帳の外ではないことです。
「女の子が憧れる」アイドル像が男の子にとって
何の関心もない・何の魅力も感じないということにはならないでしょうし、「夢中になれるときめきを届けたい」と同氏は語っています。
「男でアイドルを推してるなんて情けない」
「これは女性のものであって男性がターゲットではない」
そういった固定概念も壊していく想いが
あるのかもしれないし、そうだったら嬉しいですね😊
おおよそ魅力部分については語りきれたかな?
今回はここまで。
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