みんなに名前がある話。
こんにちは、えむです。
具合はあんまりよくありませんが、本日は内臓の方の病院で外出なので少しだけマシです。
点滴中暇だったので愛に溢れた長文にしてみました。
私はバイプレイヤーの俳優さんが大好きです。
推しのメイン層は主に50代(実際60代だけど)以上ですが、それ以下の年齢でも好きな人はいます。
いきなり例え話ですが、花束って目立つ花だけで完成!ってあまりならないじゃないですか。
メインの花を際立たせたりとか間を埋めてバランスを取ったりボリュームを出したりする、絶妙な色合いとか咲き具合の花や葉っぱがあります。
そして、そんな植物達にももちろん名前があるわけです。
私の感覚ではバイプレイヤーさんとはそんな存在だと思います。
学生の時に脇役の俳優さん達に名前があると知った時、そんなごく当たり前の事がなんだか衝撃的でゾクゾクしました。
『画面に映ってるけど名前までは分からない、だけどあの人は様々な作品で俳優として生きているのだ。』という事実が私に迫ってきました。
それと同時に、ならば知っておきたいなと。
脇役として作品のふとした瞬間にボリュームを出したりアクセントを足したり、そんなことが出来る人達の名前を知りたいと思いました。
そう思わせたのはやっぱり、川原和久さんだったと思います。
元々『相棒』はあまり見なかったのですが、高校の時の友達が大ファンで話を聞いているうちにハマりました。
だけど、伊丹さんを好きになった時は「変わってるね!?」と驚かれました。
その時から相棒について熱弁していた友達に、如何に伊丹さんもとい捜一トリオが良い味を出しているか私が熱弁する側になりました。
でも、なんで伊丹さんがこんなに好きになったのかあんまり覚えてないんですよね。
いつも特命係に喧嘩売ってて印象に残りやすかったからかな。なのに嫌な感じがなかったんですよね。
そもそもかっこいいし、良い声だし。
彼との出会いは、その後作品の見方を変えました。
主人公クラスの俳優さんより、脇役の方に注目することが増え。このよく見る人は誰だろうかと調べるようになりました。
そこから今森下さんに繋がっているのだから、伊丹さんを演じてきた川原さんの活躍には感謝しなければなりません。
あと大河ドラマで名演をして「そういえば、どこ所属なんだろう?」と思わせた松重豊さんにも感謝ですね。
森下さんと同じ事務所に所属していたことで、止まっていた片思いが時を超えて動き出しましたから。
みんなが知らない人の名前を知っている自分というのは何だか良いなと思います。
目の付け所がちょっと違うこと、これは数少ない私の誇れるところです。
ちなみに、女性のバイプレイヤーさんだと伊藤修子さんが特に好きです。
初めて見た時から忘れられなくて。
他にもあげたらキリがないですが、特に上げるなら坂口涼太郎さんが好きです。
短歌とエッセイも面白いです。
話の中でもちょっと変わった役をやる人の方が惹かれます。
犯人役をやる人は私の中でポイント高いです。
物語の裏主人公のようなものなので。
バイプレイヤーの良さをとにかく綴りたいと思って書き始めたのですが、ファンが増えたら私の同担拒否心が働きそうです。
特に森下能幸さんのガチ勢の座は絶対に誰にも譲るつもりはありません。笑
数日前、まだ見た事なかった医療ドラマをU-NEXTで見ていました。
やっぱり無難に患者役とか?と予想して見ていたら、炊き出しのシーンにホームレスの役で出てきました。
「やっぱ…そういうところめっちゃ好き!!」と不思議と思いました。
私の推しは絶対的にオンリーワンでナンバーワンです。
それでは、また次回。