仕方ない話。

こんにちは、えむです。
昨日ミスドで個体差ディグダをついにゲットしました、嬉しい〜!!!
ショーケースに並んでる時点でなかなかパンチが強い子もいて、噂に違わぬ個性豊かさでした。
ディグダの個体差にはこんなに寛容なのに人間って不思議だな〜と思いながら今日食べます笑


さて、朝お知らせがあった通り。
紅白歌合戦での星野源さんの曲目変更がありました。
自分の気持ちに正直な私の感想を言うと、とても悔しく残念に思いました。
私は、ファンですと自信を持って言えるほどの人間ではありません。でも、星野源さんの楽曲が好きです。
その中でも当初歌う予定だった『地獄でなぜ悪い』は私にとっても思い出の曲でした。


私は学生の時に初めて長い入院をしました。
断続的ではあったけど、積み重ねたら半年以上にはなります。
良くなっているかどうか自分からは見えない内臓というところに発症した、完治させることが出来ない病に突然攫われて。人生で初めて健康だからいられた世界から離れてしまいました。

本来病気に効くとされる薬や治療法がことごとく合わず、当初2週間が退院の目処と言われていた入院生活はどんどん伸びて先が見えなくなりました。
個室の夜の心細さと言ったらなかったです。
一時は寝返りを打つだけで言葉にできないほどの激痛、昼も夜も分からなくなるほどとにかく毎日「もうこの内臓を取って欲しい」と懇願するほどの痛みの中にいたので1人の夜は特に怖くてどうしようもなかった。

『地獄でなぜ悪い』を聞き始めたのはそんな時です。
最初は冒頭の「病室 夜が心をそろそろ蝕む」という歌詞が自分の状況に当てはまっていたからという、単純な理由でした。
後にこの曲を作ったのは、星野さんもまた入院生活を送っていた時だったと知ります。
星野さんの病は私よりもずっと命に関わる可能性があったし後遺症も心配になるものです。
私の病と比べれば…とも思いますが、私の抱えるものも完治させることは出来ず一生のお付き合いになるもの。
しかも、その当時の私は先が見えなかったのでとても共感しました。
星野さんの歌声は人を安心させてくれるような気がして夜になる度に縋っていました。


今はまた別の病で私は毎日地獄だと思っていて。
そんな中で紅白の曲が発表されたのはとても嬉しかったです。
だけど、それは叶いませんでした。
出来ることなら、一緒の世界に生きている人のなるべく多くが大切にされる方が良いと思います。
だから、仕方ないです。
こういう結果は、もうどうしても仕方ないんだと思います。思うことにします。

だけど、私の思い出もこのまま持ち続けていたい。これが私の経験した人生だったから。
『地獄でなぜ悪い』という曲を私も大切に聞き続けたいと思います。絶対、絶対。

朝から心がボソボソと毛羽立ってしまったので、文章として毛並みを整えました。
『ばらばら』も楽しみに聞きます。

それでは、また次回。

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