遅起きの今日と映画の話。

久しぶりに午後に起きました。
言い訳させてください。9時半には一度目が覚めたんです。
しかし、眠気に勝てず慌てる時間でもないしと思って。
次に暑さに起きてスマホの電源を入れたら0:54。汗の量が増えました。

こういう時のやっちまった感ってなんなんですかね。
人間らしからぬ行動をしてしまった気がします。
別に早く起きたところで何もやることはないんですけど、午前中に起きられなかった日は自分に対して失格だなと落ち込みます。

昨日、雷が大暴れしていたのでその精神的疲れと単純に睡眠に関わる薬の調整ミスが敗因です。

だけど、今日が日曜だったのは幸いです。
勝手なイメージですが日曜日ならグータラしてても許される気がします。
普段シャキッとしたスーツ姿でバリバリ働いている人達も日曜日は部屋着のままでダルダル過ごしてると思うので、良しとします。

日記とはその日にあったことを書くものですが、久々に飲んだ生茶が美味しくなっていたこと以外に何も無かったので先日見てきた『インサイドヘッド2』の話をします。
ネタバレになるので、これから見に行く方はご注意ください。

今作、私はとても面白かったです。
前作よりも複雑化した感情の表現方法になるほど！と思う部分が多くありました。 

新たな感情『シンパイ』への共感で頭が痛くなるまで泣いてしまいました。
映画の終盤、シンパイが何とかしなければと誰も近づけないほどに大暴走してしまう場面に私は心当たりがありすぎて息苦しくなりました。
ヨロコビがシンパイを止めることが出来て、ライリーも守られて良かったです。

私の適応障害の始まりもあんな感じだったのかなぁと思いました。
何とかしなきゃとグルグルとコントロールパネルの周りを回ってハリケーンのように暴風を巻き起こし。最後はフリーズしてレバーから手を離せなくなってしまう。
私の中ではそんなシンパイを誰も止めることが出来なかった。
結果、コントロールパネルは負荷がかかりすぎて大破。
数年たった今も未だ誤作動ばかりで修復に相当の時間がかかっているようです。
ダークすぎて無理かもしれませんが、病んでいる人間の頭の中もぜひディズニー･ピクサーに描いて欲しいですね。

その後、感情たちはみんなで手を取りあって再びライリーの中で仕事を始めるわけですがシンパイはやはり考えすぎてしまいます。
そんな時、ヨロコビはシンパイを良い椅子に座らせて温かいミルクティーを飲んで落ち着くように促しました。

この表現には目から鱗。
性格を変えるのは難しいですが、良い考え方を可視化されたようで腑に落ちましたし参考にしたいと思いました。
シンパイに限らず、どの感情も暴走しそうになったらリラックスさせる。
自分の機嫌を自分で取るというのは、正にこれなのではないかと思いました。

今後雷で私のシンパイとビビリが司令室をあわあわ縦横無尽に駆け回り出したら、何とか捕まえてミルクティーで脳内乾杯してもらおうと思います。(了)