2022/06/01 お小遣い制

職場でガジェットを買ったときの頭ん中

今月から新しい案件が始まりweb会議をしていた(総計3〜4時間)。していたんだが、音がゴビゴビで何言ってるかを分析する脳みそが必要で非常に疲れた。

社長からweb会議用のスピーカー買おう」と言ってきた。大賛成。すまんけど何か良さそうなのを探してくれへん？」と僕に振ってきた。僕でいいんですか。

音オタクとは名乗れないが職場でこの手のガジェットが好きそうな人はいないので、適している人選ではある。早速ググってみると色々種類が出てくる。楽しい悩みだ。

まずまず商品名はスピーカーフォンと言うらしい。多面にマイクが有ればどこから喋っていても音を拾えたり、ノイズキャンセルがあればこちらのタイピング音を小さく出来る。音質やマイク機能を色々と見比べる。‥なんかバタくさい商品がやけに多い。

少し調べると、あの禍でweb会議が増えて需要も上がるとともに、各音系会社がこぞって作っているようだった。結果、便乗して令和最新版やらチャイナ製やらの微妙〜な商品と嘘くさいAmazonレビューが誕生しているよう。

今職場で使っているのはチャイナ製の☆5レビューが90%超えの総合1,000レビュー超えの、3,000円引きだった。うーん2アウト。

日本製がすげぇ！という感覚は正直もうあんまり無いんだけども、こういう時は日本製を買うのが無難かなーと思いYAMAHAのを見てみた。今のが5.6個変える値段で流石に？となる。

JABRAのスピーカーフォンが気になった。嘘くさいレビューもなく、家電量販店のサイトのレビューでも評価は少ないが良さげだった。値段は15,000円。社長的に1〜2万と言ってたのでんんまぁセーフ。

社長に聞いてみると2つ返事で、買っといて！」と言われた。ギョッとしてると、今のがいけてる時もあるけど壊れたら替えがないしな！」とも言われ、そうですねー」と言いAmazonでポチった。

人の選択で生じる金銭を払った事がないなーと考えた。細かいものを奢るぐらいはあったが、何かが欲しいという人の意見を汲み取って金銭と交換すると言えばいいのか、上手く言えないが変に心がつっぱってる。

会社のお金ではあるが、もし買ったものがゴミだったら影響を受けるのはまぁ社長だし、社長からしたら1万円ぐらいのものは、何も考えずに買えるものなのかも知れない。理由はどうあれ、金銭を今後の使用する時の楽さにベットした。何というか信頼されてるなーとも思った。

もしかしたらバカ商品を買ってしまっているかも知れない。でも社長はこいつはバカ商品を買わないだろうと思って(多分こんなに考えていない)お金を出してくれた。親以外にこういう信頼をされたのはなんとも変な気分。

そういえば、僕は幼少期お小遣い方式ではなく欲しけりゃねだる派だった。なのだろうか。人に物を買ってもらうのが苦手だ。

昔から何か欲しいものがあっても一旦熟考した。大体はねだるめんどくささと欲を見比べていた。大体がめんどくささに軍配が上がり物欲を人に見せない人間になった。

2つ返事で買ってくれた時の居心地の悪さってこの辺が原因だな。僕がひとりでに欲しいと言って提案したのではなく、依頼があって探したという形であって根本はぜんぜんちがうけども。人に物をねだれない。転じて、人に物を頼めない。‥あながち間違ってない。

読んで欲しい本があるし、聞いて欲しい曲がある。

song - LADY/宗藤竜太

いつかのステキな